宇宙戦争のレビュー・感想・評価
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ゴモラを撃退した大阪は有名なようだ。
スピルバーグ作品は私にとって最上位にないので、
劇場には見に行かなかったのだがTVで見ました。
H・G・ウェルズ(古典SFの大家)原作で、
リンク→wikipediaで「宇宙戦争_(H・G・ウェルズ)」
オーソン・ウェルズがラジオ放送したところ、事実と誤認した人々がパニックに
なったことで有名な話。
この時代に火星人は「重力が少なくて空気が薄いので、足が細く肺が大きい」
という理由から所謂「タコ型」になり、それが異星人の型として定着した。
映画導入部はこの「異星人の突然の来襲」の恐怖を描いたあたり、
原作の怖さを狙ったように思えます。
トム・クルーズや娘役の少女の演技が問題になる作品ではないと思うので
そのあたりについて感想はありません。
飽きることなく「次はどうなるんだろう」と楽しめる映画でした。
古典SFを原作にしているので、突っ込みどころ満載ですが、
そのあたりも突っ込んでも、意味が無い。もとから無理がある。
ただ、「2001年」並の超文明の宇宙人という設定はやらなかった方が
雑な大型ロボットに乗りくむアホな宇宙人とのギャップが少なかっただろうとは思う。
私はひたすら、
トム親子が逃げこんだ地下室にいた男が、どこからか入手した話の
「大阪ではいくつかのトライポットをたおしたそうだ。
日本人にやれて俺たちにやれないはずがない。」
というところで笑えた。
怪獣映画のことを言ってるな、とは思ったが案の定、
リンク→wikipediaで「宇宙戦争_(2005年の映画)」
「作品の中盤には「大阪では(トライポッドを)何体か倒したらしい」というセリフが登場する。
これについて『映画秘宝』8月号におけるインタビューでスピルバーグは、
「大阪が倒せた理由? そんなの、日本人はアニメやオモチャでロボットに詳しいからに
決まってるじゃないか!」と答えた。」
とある。
これを調査すると、怪獣によくボコボコにされる大阪が撃退したのはゴモラだそうです。
もひとつ考えると、映画の中の米軍ってのは、怪獣映画の「自衛隊」やってる?
こういった仕込みは、裏を見るとホントに面白い。
注:
リンクはレビューには書き込めないようなのでウィキで探して下さい。
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