「トム・クルーズが愛する可愛い娘ダコタ・ファニング連れで、ひたすら敵から逃げまどい父親らしくなる」宇宙戦争 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
トム・クルーズが愛する可愛い娘ダコタ・ファニング連れで、ひたすら敵から逃げまどい父親らしくなる
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スティーブン・スピルバーグ監督による2005年公開の米国映画。原作はH・ウエルズ、脚本はジョシュ・フリードマン、デヴィッド・コープ(天使と悪魔、等)。撮影がヤヌス・カミンスキー(シンドラーのリスト、プライベート・ライアン、等)、音楽はジョン・ウイリアムズ。
出演は、トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ジャスティン・チャットウイン、ミランダ・オットーら。
宇宙人による強力な攻撃の迫力有る映像はお見事。予め地球に埋めておいた兵器トライポッド及び宇宙人の造形も素晴らしい。
トム・クルーズの娘役デヴィッド・コープの演技、可愛いらしさも最高。父役トム・クルーズが親権無いが愛する娘とひたすら逃げまどい親らしくなっていく展開がメインで、息子は途中いなくなってしまい、おざなりに最後生きてたというのも、娘と一緒に見たこともあり、悪くはない。
ただ最後、地球における微生物の存在意義を示すのは良いが、宇宙人が地球の微生物に免疫が無く、皆死んでしまうというオチにはリアリティは感じられず。これだけ高度な武器を有する計画的な知的生命が微生物に存在に備えがないとは、とても思えなかったから。原作にまあ忠実とは言え、ここの設定は何とか変えて欲しかった。
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