ヴィレッジ(2004)のレビュー・感想・評価
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パッケージ裏がそそる
映画評価:10点
設定が不可思議で興味が湧いてきます
内容は簡単なんですけど、わざわざ難しくされていて、たいした話しでもなかったです
設定が良いだけに勿体ないです
映画だからできること
映画という表現方法の特異さをはっきりと印象づける作品だと思います。
終盤までは一見シンプルで、ともすれば稚拙に見える展開が続きますが、最後の最後で全く予想だにしなかった結末で非常に驚きました。
映像の撮り方、音楽、衣装に至るまで、全ては結末を知ったときの驚きのためにあると言ってしまってもいいんじゃないかと思います。
おそらく好みは分かれると思いますが、一度観はじめたらなんとか最後まで見てください。いかに人間は騙されやすいものなのか、よく分かっていただけるはずです。
そういう事だったの!?
この映画は基本酷評ばかりなのですが、個人的には大好きな作品です。
だいぶ前に見た映画なので詳しい内容は他の方のレビューで。
最初は完全にホラー映画と覚悟して見に行きました。そして実際に映画の終盤まではホラー映画を見ている気分でした。が、一変。秘密を知る事によりホラーではなくなります。怖くなくなります。
エンディングは衝撃的で、少女が盲目である理由に納得。
やられた感満載でゾクゾクすると同時に満足感や爽快感もあるという何とも不思議な映画でした。
シャマランの「見えないものに対する恐怖」の描き方、全ての理由や結末を知った後の興奮ったらないです。
欲望の恐ろしさ。
M・ナイト・シャマラン監督の最高傑作。
伝説に閉鎖された村。謎めいた設定だが、ファンタジーではない。広いアメリカならどこかに存在しそうな妙な説得力がある。これが、ラストでも張りぼてにならず、より重量感をます。
主役の女のこの心の動きが実に細やかに描かれていた。
生まれつき視力を持たない彼女。どこか人生を諦めている雰囲気の彼女の心が、愛を獲得して女性に変化する。台詞(字幕だが)もゾクリとする。希望が人を鬼にするホラー的な要素が特にこの作品を好きな理由だ。
話の構成がピタリと嵌る凄いシャマラン監督。本作はすべてが嵌っていた。
「掟」を守らなければならない理由。
1897年。ペンシルヴァニア州にあるその「村」は、
周囲を深い森に囲まれ、外界から全く孤立していました。
人々は、この小さな「村」でお互いに助け合いながら、
奇妙な「掟」を頑なに守って生活しています。
その「掟」とは・・・、
「その森に入ってはならない。」
「不吉な赤い色を封印せよ。」
「警告の鐘に注意せよ。」
その「掟」が破られた時、「村」の生活が脅かされます。
この作品はCM等ではホラー映画のように紹介されていますけど、
ホラーと言うよりも「ラブストーリー」です。
ストーリーについては触れませんけど、
変に期待せずに観に行った方が楽しめると思います。
恐らく賛否が真っ二つに分かれる作品でしょう。
観終わった後に、ほとんどの人は、
「で、何が言いたかったの?」と思うはずです。
確かに表面的には、ホラーとも言い難いし、
娯楽作品でもありません。
でも、僕はこの作品は観客に対して観て「考えること」
を求める作品だと思います。
この作品に込められたテーマ・メッセージは、意外に深いです。
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