ヴィレッジ(2004)のレビュー・感想・評価
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DVD200円ゲットシリーズ。夏はホラー。いや、本作、ホラーという...
先入観は無い方がいい。
私はTVで見たので予告もあらすじも期待もせず何も知らないまま見ました。
印象は、淡々としていて哀愁があり知的で美しい映画です。好き嫌いは完全に別れる映画でしょう。一緒に見ていた父はいつのまにか寝てました(笑)
見終わったあとに、もう一度見たいと私は思いました。あの時の表情、言葉から、最後に伝わる何かがあったのでは…、それを見つけたいからです。
正義、正解、それは何か。これは人間が永遠に抱えていくテーマでしょう。とても考えさせられる映画だと思います。
ただ、シャマラン監督作品だということや、あらすじ、プロモーションを始めに知らなくて良かった。見てたら少しは予測がついてしまったかな。良くないですが、期待も膨らんでしまっただろうし。
この映画を見て、先入観をもたずに見るほうが楽しく見られると改めて思いました。私は好きな映画。
映画だからできること
そういう事だったの!?
欲望の恐ろしさ。
「掟」を守らなければならない理由。
1897年。ペンシルヴァニア州にあるその「村」は、
周囲を深い森に囲まれ、外界から全く孤立していました。
人々は、この小さな「村」でお互いに助け合いながら、
奇妙な「掟」を頑なに守って生活しています。
その「掟」とは・・・、
「その森に入ってはならない。」
「不吉な赤い色を封印せよ。」
「警告の鐘に注意せよ。」
その「掟」が破られた時、「村」の生活が脅かされます。
この作品はCM等ではホラー映画のように紹介されていますけど、
ホラーと言うよりも「ラブストーリー」です。
ストーリーについては触れませんけど、
変に期待せずに観に行った方が楽しめると思います。
恐らく賛否が真っ二つに分かれる作品でしょう。
観終わった後に、ほとんどの人は、
「で、何が言いたかったの?」と思うはずです。
確かに表面的には、ホラーとも言い難いし、
娯楽作品でもありません。
でも、僕はこの作品は観客に対して観て「考えること」
を求める作品だと思います。
この作品に込められたテーマ・メッセージは、意外に深いです。
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