劇場公開日 2004年9月11日

「閉ざされた世界での愛の形」ヴィレッジ(2004) ジリオロッソさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5閉ざされた世界での愛の形

2020年4月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

シャラマン作品の中では「シックス センス」の次に好きな映画です。
精神的に傷付いた人々が、平穏な生活を求めて閉ざされた世界を作るのですが、その中で暮らすうちに育まれる新しい愛と、様々な葛藤を描いた物語です。ですのでホラー映画を期待した方には残念かもしれません。
どの俳優も素晴らしくて、特にシガーニー・ウィーバーとウィリアム・ハートの距離感、そこに気が付くホアキンの台詞にはハッとさせられました。
そして極めつけはエイドリアン・ブロディ!この役を引き受けた際の周りの反応はどうだったのか?知りたいところです。
勿論、目の不自由な女性がここまで危険を冒せるのか?という気もしますが、見えないからこそ飛び込める強さが表現されていて、一途な愛の力を感じました。
こういう作品、中々無いので貴重だと思います。

ジリオロッソ
ジョニーデブさんのコメント
2021年7月2日

私もこの映画はラブストーリーだと思いました。

ジョニーデブ