「まあまあだった」バニラ・スカイ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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キャメロン・ディアスのでかい口が怖い。お岩さんみたいだった。ペネロペ・クルズがキュートだった。
以前に見た時は気怠く切ない話でいいな~と思った記憶があるのだが、改めて見たらそうでもなかった。イケメンで大金持ちならこの世は春みたいな表現にもイライラした。パーティしてちやほやされて、コレクションを自慢して美女とセックスするのがそんなに楽しいか言えば確かに楽しそうなんだけど、それ以上のものを提示していなかった。彼女らは、主人公がイケメンでなく貧乏だったら相手にしてくれない。そもそも美醜がテーマなのも興味がない。そんな話に感動するとはオレは一体自分をなんだと思っていたのだろうと恥ずかしい気持ちになった。
謎解きの場面がもったいつけていてかったるかった。目を覚ました150年後の未来はどんな世界だったのか見せて欲しかった。
改めてキャメロン・クロウ監督はあまり好みでないと思った。
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