ヴァン・ヘルシングのレビュー・感想・評価
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豪華ゴシックキャラ登場
ドラキュラ、フランケンシュタイン、ウルフマン、ジキル博士とハイド氏とこれでもかというほどゴシックキャラが登場する作品でホラーと言うより娯楽アクションでしょう。スティーブン・ソマーズ監督といえば『ハムナプトラ』が代表作で、古代ホラーとアクションを組み合わせるのが得意分野。
息もつかせず、次から次へと話が展開し、VFXによる臨場感たっぷりの映像がおりなすアクションは、非常に楽しめるできばえなのですが、その目まぐるしさはちょっぴり疲れるほどです。後半の舞踏会シーンなどは、シルク・ド・ソレイユが協力していたそうです。
ドラキュラVSウルフマン、フランケンシュタインの悲しき誕生そして生き続けたいという感情、美しきが恐ろしきドラキュラの3人の花嫁と、個性豊かなメンバー達のドラマもあり。とくに、3人の女吸血鬼は美人な一面と恐ろしい一面と目まぐるしく変わり、なかなか楽しませてくれます。
でも、ちょっと無理やりな設定はヒロインのアナ王女の呪われし一族でしょうか。何百年もドラキュラを倒せずにきたのに、ヴァンパイアハンターヴァン・ヘルシング登場であれよあれよと追い詰める都合のよい展開に、何百年も今まで何やってたのよ!?って突っ込みたくなります。
ヴァン・ヘルシングを演ずるはヒュー・ジャックマン。なかなかワイルドでかっこよく、ウルフマンに変身するところなんてイケテルじゃないですか!といっても、どうしても『X-MEN』のローガンのイメージが抜けないですね。吸血鬼ハンターの代名詞的存在のヴァン・ヘルシングをウルフマンにしてしまうなんてのも画期的なストーリーでした。
そして、ヒロインはこれまた『アンダーワールド』の女戦士セリーンのイメージが抜けないケイト・ベッキンセール。強くたくまいい姿の中に、弱さも見え隠れしたアナ王女の役でしたが、いやー美しい!
完全に娯楽作品ですが、内容盛りだくさんで頭使わず単純に楽しめる作品でした。
アクションシーンの連続……なだけ
一見面白そうな雰囲気があるのですが、なんか観ていると退屈してしまう映画。
ストーリーらしいストーリーはなく派手なアクションの連続。
カッコよいですし面白い雰囲気はあるのですが、何度観ても途中で断念してしまいます。
※自分用のメモです。
古き良き
全てをを台無しにする馬車ジャンプ
なかなかの大作で面白かったよ。
モンスター大集合のアクションホラー大作
割りと厳しいレビューが見られますが個人的には大満足の作品でした。観たのは3回目だけど観るごとに面白い。ジキルとハイドを追い詰めるモンスターハンター、ヴァンヘルシング。ブラムストーカーの小説上では吸血鬼ハンターの大学教授ですがワーナーのモンスターユニバースでは記憶の無い謎のモンスターハンターの設定です。フランケンシュタイン、狼男、ドラキュラとヨーロッパの三大モンスターはきっちり押さえてあります。ストーリーも違和感なくキッチリと伏線回収されていて飽きる事無く楽しめた。主役のヒュージャックマンは脂が乗っていてダークヒーローを見事に演じています。ヒロイン役のケイト・ベッキンセールの凛とした美しさもさることながらコルセットを締め上げた衣装のセクシーさったらなかなかのものです。他にもドラキュラの3人の花嫁も皆様美しい。その一人を演じるジョジー・ロマンはメイベリンのアイコン(どこかで見たと思ってた)だし、もう一人の花嫁を演じたシルヴィア・ロコカはドラキュラ役を演じるリチャード・ロクスバーグと私生活ではこの作品を通じて結ばれたらしい。文字通りの花嫁です(笑)キャストもさることながらこの作品の魅力の一つにそのギミックがあります。連射式ボウガンやハンディ回転ノコギリや炸裂爆弾等、中性の007並みの様々な道具が大活躍。こう言うのって男子は憧れるんだよなあ。全編を通じてスリリングなアクションシーンやモンスターを描くCGもさすがILM、LOTRのスタッフが勢揃いした作風は似てるのは否定しないがこれまた文句無しでリアル。最後のシーンなんかはピーター・ジャクソン監修か?と思ったくらいです。モンスター好きでホラー大好きな私にはもう大、大満足な作品でした。興行的にはまずまずみたいでしたがなんとなく続編を匂わせてましたが、今のところなし。なんでもリブートで2012年にトム・クルーズ主役で企画されたみたいですがトムはザ・マミー(ハムナプトラリブート)に出演し大コケしてこの企画も中止になったようです。モンスターユニバース復活しないかなあ。是非、是非お願いいたしますm(__)m
そんなに面白くはないかなー。
ヴァンの過去が分からな〜い!!
良い映像で世界観を描き派手に演出する
総合:75点
ストーリー:65
キャスト:75
演出:75
ビジュアル:85
音楽:70
いろんな怪物たちが登場するし常にみんな動き回るしで楽しませてくれる。映像もセットも金がかかっていて素晴らしいし、いろんな風景や登場する怪物を描くCGもしっかりしているし、この御伽話の世界をきっちりと見せてくれる。これだけ怪物が出てきて殺し合いをしていれば怖い話にもなりそうなものだが、なんとなく明るい雰囲気の喜劇風で娯楽として気軽に見られる。前置きが長かった割に敵役のドラキュラも味方役の王女もあっさりと終わってしまうのは予想外だったし、しんみりとなる最後には驚いたし少しだけ路線が急に変わった感じもした。でも映像の良さで独自の世界を見せ動き、基本的に娯楽として良い作品だった。
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