「新説 善と悪」アンブレイカブル としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
新説 善と悪
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新しい善と悪の形を描いた面白い作品。
M・ナイト・シャマランの考え抜かれた
映画構成が観る者を映像にぐいぐいと
引きずり込む。
善(ヒーロー)に敵対する悪をどう表現するか?
主人公であるブルース・ウィルス演じる
どこにでも居そうな中年男。
最初は正義のヒーローは以外と地味です。
冴えない元フットボールのヒーローで
スタジアムの守衛係。
だが段々と自分が何かを知り、そして決断する
そのプロセス表現が秀逸すぎる。
彼を気づかせ、導き、ある意味サポートする。
その役にサミュエル・L・ジャクソン。
この二人の快演技がこの作品を最高のものへと
仕上げている。さすがです。
犯罪や悪が溢れる現代において弱きを助け、
悪を撃つには不死身の体と能力が不可欠。
それを使い、正義を実行する主人公。
そして驚きのエンディング。
まるで東野圭吾の小説を読んだあとの様です。
お楽しみを。
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