「映画を漫画にするこだわり」アンブレイカブル 祭秀海さんの映画レビュー(感想・評価)
映画を漫画にするこだわり
映像の作り込みが素晴らしい。基本的に登場人物の周りには枠があり、漫画のコマとして表現している。画面ごと振り返るというような映像がない、おそらく漫画を読んでいる状態を意識したものだろう。イメージとしてはハリーポッターの動く写真に近いだろうか。漫画をコンセプトとした映画としてストーリーもさることながら、映像哲学に感銘を受けた。漫画原作の映画化が多い邦画でも参考になる部分があるのではと思う。
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