「耳の謎」タイムライン(2003) Elton Shinさんの映画レビュー(感想・評価)
耳の謎
何年も前に見て感動した覚えがあったがほとんど忘れていたので2回目の視聴。それでも新鮮だった。
日本人にとっては百年戦争はあまり知られていないと思うが西洋では大きな出来事なのだろう。
年代的には百年戦争の中盤にさしかかる頃のよう。
現在の遺跡の状態を先に見ているだけに、中世での姿に感激。雰囲気も良く出ていた。
主人公はクリスとケイトだろうけれど自分の中ではアンドレとクレアで二人にどんどん引き込まれていった。
耳を切られたアンドレが喜び、そのときに残る決心をしたのだろう。
おかしいかもしれないが泣いた。
ラストで墓石が解明されてまたまた泣いた。
評価が高くないけれど私は大好きな映画だ。
他の人もいっているけれど何年もかかって作ったであろう精密機械(タイムライン?)が爆発の目に遭ったのに直すのがあんな短時間でできてしまうなんて、そこが興ざめだったのだろう。
でもこの映画はアンドレとクレアが、「その後幸せに暮しましたとさ」と想像させてくれるところに愛があり十分に目的を達していると思う。
そういえば前回も同じところで号泣したこと、思い出したわ。
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