劇場公開日 2006年3月4日

「全てはアメリカのために」シリアナ 赤い彗星さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0全てはアメリカのために

2018年3月25日
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登場人物の多さやビジネス用語が難解で少しとまどいました。
最終的にはアメリカが利するようにできている世の中を痛烈に批判しつつ、そのドラマの最前線にいる兵隊(将棋の歩みたいな)たちの苦悩や生活を対称的に描いているということがラストにかけて紐解けてきます。
国家、CIA、石油メジャー、イラン王族といったそれぞれの思惑が絡み、遠隔操作して利益を得る側と、遠隔操作される側の葛藤がドライに伝わってきます。
なかなか面白かったです。

レイは!?★