「〝善〟から〝悪〟へ──」スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 阿久津竜斗さんの映画レビュー(感想・評価)
〝善〟から〝悪〟へ──
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アナキンが暗黒卿、ダース・ベイダーへと変貌を遂げていまう今作。やはり『エピソード1、2』よりも面白かったです。
主人公が悪に堕ちる映画と言えば、私は真っ先に『ジョーカー』が思い浮かぶのですが、ぶっちゃけ今作はそのような「大いなる共感」は得られないと思ってしまいました。
「仕方がないことだった」とは言えるとも思いますが、それにしても「うっかりメイスを倒してしまって暗黒卿へ」というのはちょとあっさり過ぎるのでは……? と思ったのです。
ですので今作は、映画『ジョーカー』のようなタイプではなく、有名漫画『僕のヒーローアカデミア』のような、「善と悪両方に共感できる」タイプだと思います。
あとアクションシーンも迫力あって、特にアナキン対オビ=ワンのシーンは、音楽の効果も相まってめちゃテンション上がりました。
「ここから『新たなる希望』へと繋がるのかぁ……」と感心もしましたし、また見比べてみたいとも思います。以上。
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