「結末が分かっているだけに観ていてツラい」スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
結末が分かっているだけに観ていてツラい
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"スター・ウォーズ" シリーズ第6作。
通常スクリーン(シネマデプト友楽)で鑑賞(吹替)。
ノベライズ(ジュニア版)は既読。
初めて映画館で鑑賞した「スター・ウォーズ」です。
何故アナキン・スカイウォーカーはダース・ベイダーになったのか。それが明かされるとあっては観に行かないわけにはいきませんでした。ついにやって来た答え合わせの時間!
アナキンが歩み始めるダークサイドへの道。まるで最初から決められていたかのように、彼のまだ未熟な心に畳み掛けられる悲しみと苦悩が切なすぎました。
その後の展開の向かう先に悲劇が待ち受けているのが分かっているだけに、観るのが只管ツラい。映画を観ながらこのような感覚になるのは初めての経験でした。
暗黒面に墜ちたアナキンはついにオビ=ワン・ケノービとの直接対決へ。火山惑星ムスタファーでの激闘は痛ましいながらも迫力のアクション・シーンの連続で手に汗握りました。
行くも地獄、戻るも地獄。師弟(もしくは親友)の殺し合いは悲惨だし、互いの想いが爆発する様はムスタファーの溶岩の熱さに比例するようで、巧みな演出だなと思いました。
お馴染みの姿のダース・ベイダーが誕生し、銀河帝国が支配する暗黒時代の幕開けで終劇。しかし全く救いが無いわけでは無く、随所に「新たなる希望」への伏線が張られており、こう繋がるのかとめちゃくちゃ感慨深いものがありました。
※修正(2024/06/22)
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