スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃のレビュー・感想・評価
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アナキンの闇落ちが始まった
オビワンの弟子となったアナキンだが、母を亡くした辺りから彼の歯車が狂い始める光景にはドキドキしました。そして、パドメ姫との恋がそれを加速させるとは………
登場人物が多くて彼らの関係がわからなくなった所もあるが、それでも多彩なアクションシーンも多いため、終始ハラハラしながら楽しめました。
前作から格段に面白くなった良作
とにかくアクションシーンが多く、非常に楽しめる内容でした。
前作『エピソード1/ファントム・メナス』はあまり面白いと思わなかったのですが、今作は全然違って、普通に面白いのです。
2時間半の大作でありながらも、まったく退屈させないドラマとスリリングな戦闘描写の連続で、その世界に惹き込まれました。
アナキンがパドメと禁断の恋に目覚めてしまい……という内容は正直好みではないものの、アナキンがダークサイドへ堕ちる予兆みたいなものを感じられて、すごく続きが楽しみになる映画でもありました。『シスの復讐』観るの楽しみ。
【個人的キーワード】
「いつかお前に殺される気がする」
───オビ=ワン・ケノービ
大人たちの責任
スピンオフとか派生作品を除いて、全エピソード鑑賞。
本作はラブストーリーの側面があるため、もともと小っ恥ずかった演出が輪を掛けてモロに目立ってしまった印象でした。
ヨーダのマスターぶり、パドメのセクシーさ、陰謀が絡むストーリーの複雑さなど、見所は満載ですが最も感じたのはアナキンが可哀想過ぎってこと。
エピソード1で前途あるいたいけな少年だったのが、クワイガンが強引にジェダイの世界に引き込んで、母親とも引き離され、周りは「成長し過ぎだからやめとけ」って言ってるにも関わらず、しまいにはオビワンもクワイガンの遺志を頑なに押し通してパダワンに。で、本エピソードではジェダイの修行を始めるには遅過ぎたが故に不安定になっており、そこにパドメとの自覚を欠いた恋愛と母親の死も重なる。師のオビワンも自分の実力をあまり認めてくれないし。そんなグラグラな精神の容器に、不満と不安と哀しみと許されない愛という可燃物質がヒタヒタな状態でエピソード3のダースシディアスの一理ある論調、師との闘いで斬られた四肢、最愛の妻の喪失というこれでもかと言わんばかりの火花で遂に身も心も炎に包まれベイダーに。
結局周りの大人たちの思惑や言動に振り回されまくり、その結果次々と悲劇に見舞われる可哀想なヤツにしか見えなくて、そりゃダークサイドにも堕ちるわなと思ってしまいましたね。
本人が望んで選択したにしろ、仕向けた大人たちにも責任があるわけで。ヨーダとかウィンドゥが最初に「ジェダイの修行はさせない」と言った時点で「やっぱダメッスよね」と引き下がってれば、何らかの悲劇は避けられたのではとそんな感想を抱いてしまいました。
スター・ウォーズ:サーガ② アナキンとパドメの純愛
世間一般ではシリーズ中、一番不評だと思われる本作品ですが、自分的には、EPIVの次に大好きな作品です。
テーマソングに感動し、次回作をこれほど待ち遠しく思わせてくれた作品はありませんでした。 何度、鑑賞しても、やっぱり面白い!楽しい作品です。
前回に引き続きのナタリーとユアンですが、この数年に何があったってくらいに見事に成長した人を演じてくれています。
マスターとして、アナキンを鍛えるジェダイの騎士としての風格を帯びたオビワン。
王女としての貫禄を見せつつも、アナキンとの久しぶりの再会に姉のように優しい眼差しを向けるパドメ。しかし、その視線の奥には、男と女の深い愛情が芽生えていく。
そして、ヘイデン演じるアナキン。少年から青年への変貌がまるで同じ人だったように感じました。さらに作品の中で、パドメを姉のように慕っていた少年から愛する女性を守る男に変わっていく。
メインはこのラブストーリーだと思いますが、ここにシス卿の妖しいダークサイドに突き進む暗雲が立ち込めていく。ジェダイの騎士たちに迫り来る危機。
アクションも満載で、工場での攻防、モンスターとの決戦、ヨーダとドゥークーとの決戦、闘技場で追い込まれるジェダイの騎士達など、どの場面も手に汗握る名シーンばかりです。
あと、ジャージャーの出番が少なかったのも好印象なところかな。
【ネタバレ】
ラストで、共和国の軍隊が一同に終結し、クローン戦争がこれから始まるぞ!って時に流れるのが「ダース・ベイダーのテーマ」非常に意味ありげです。
そこから、アナキンとパドメの秘められた結婚式へと続き、「愛のテーマ」とでもいいましょうか、流れてくるあの音楽が、ホンっと素晴らしい!
最初から最後まで、メチャ大好きな一本です。
ジャンゴ・フェットのクローン
3回目(?)
トルーパーが味方から敵になる(これから)
アナキンがアナキンのお母さんを殺したタスケン族を皆殺しした
ジャンゴフェットのクローンがボバ・フェット
闘技場のシーンでジャンゴフェットがメイス・ウィンドゥに首チョンパされてた、、
パドメが背中をざっくり切られても、アナキンが片腕を切られてもさっぱりしすぎてて、世界観がほかの映画とは違うなと思った。
アベンジャーズシリーズを見た後だと、スターウォーズシリーズは戦いがだいぶしょぼく感じる。
アナキンはわがまますぎて感情移入できない。
パドメとR2D2がかわいくて、オビワンとヨーダがかっこよくて、C3POが面白い。
オビワンの社畜奮闘記。 エロすぎるパドメが悪いよパドメがー。
SF超大作『スター・ウォーズ』シリーズの第5作にして、「プリクエル・トリロジー(新3部作)」の第2作。
前作から10年後、銀河共和国の結束が崩れ、分離主義勢力が力を増していく中、元老院議員パドメ・アミダラ元女王の暗殺未遂事件が発生。
彼女の命を守る為、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーに警護の任が降る…。
監督/脚本/製作総指揮/原案はジョージ・ルーカス。
○キャスト
オビ=ワン・ケノービ…ユアン・マクレガー。
パドメ・アミダラ…ナタリー・ポートマン。
メイス・ウィンドゥ…サミュエル・L・ジャクソン。
○新キャスト
成長したアナキン・スカイウォーカーを演じるのは『ヴァージン・スーサイズ』『海辺の家』のヘイデン・クリステンセン。
パドメの侍女であるドーメを演じるのは、当時は母国オーストラリアで活躍していた、名優ローズ・バーン。
第23回 ゴールデンラズベリー賞において、最低脚本賞を受賞🌀
パドメ元女王の暗殺未遂、謎の惑星カミーノのクローン軍団、分離主義勢力を率いる元ジェダイ・ドゥークー伯爵、通商連合により製造された大量のドロイド兵、連れ去られたアナキンの母・シミ、パルパティーン最高議長に委ねられた非常時大権…。
あらゆる出来事が一つに繋がり、ついに勃発する「クローン戦争」⚔️💥
そしてその背後で暗躍する謎の存在、ダース・シディアスとは?
あれよあれよという間に事態が悪化していき、気づいた時には既に戦争が始まっているというこのヌルッとした展開は、現実世界でも起こりうるようなリアリティを孕んでいる。壮大な陰謀が描かれていながらも展開に無理はなく非常にスムース。上手い脚本だなぁと感心しました✨
『ブレードランナー』的未来都市でのカーチェイス、ジャンゴ・フェットvsオビ=ワン、ジェダイの騎士揃い踏みの大バトル、ついにライトセーバーを抜いたヨーダなど、往年の『スター・ウォーズ』ファンが観たかった展開のオンパレード!
特に後半40分は怒涛の如くアクション要素が押し寄せてきて、退屈している暇は全くありません!!
コルサント、ナブー、タトゥイーン、カミーノ、ジオノーシスと、舞台となる惑星が目まぐるしく移り変わるのも本作の見所の一つ。
気候や環境、住人が全く違う星々の様子を観察することが出来、まさに星間旅行をしているような夢心地を味わえます…🤤🫧
「こんな面白い映画がラジー賞なんて考えられへん💢」…という気持ちがある一方で、「まぁそれも宜なるかな」という思いもある。
というのも、アナキンとパドメの恋愛要素がとにかく邪魔っ!
とにかくアナキンがキモすぎる…。異常なまでにパドメに執着する様は、ほとんどサイコパス・ストーカーである😱
オビ=ワンが社畜の如く星々を飛び回ってお仕事をしている間、アナキンはパドメと乳繰り合っている。
ほんまにこの色ボケは…。
オビ=ワンのパートが魅力的で面白いのに、それを邪魔するかのようにアナキンとパドメのキャッキャウフフがインサートしてくる。
しかもそのラブシーンが悉くダサいっ!もうゲボが出そうや🤢
アナキンとパドメの件を大幅にカットするだけで、この映画の評価は今とは全く違うものになったのではないだろうか?
いちいち生意気だし、勝手に持ち場を離れるし、挙げ句の果てにはパドメを連れて激戦地にやってくるし…。
しかも最強クラスの能力を持っているはずなのに、全く見せ場がない。ドゥークー伯爵にワンパンK.O。こいつホンマなんやねん一体…。
闇落ち寸前の未熟な若者、というキャラクターなのはわかるんだけど、一応このトリロジーの主人公なんだから、もう少しカッコいいところがあっても良かったのではないでしょうか?
めちゃくちゃ良いところとめちゃくちゃ悪いところが交互にやってくるという、なんとも不思議な作品でした。
兎にも角にも物語はいよいよ大詰め!オビ=ワンがんばえ〜〜っ!!
…ただの色ボケ兄ちゃんになってしまったアナキンだけど、冷静に考えるとパドメが悪い気がする。
服装エロすぎんだろ!?
ボディライン出しすぎ!露出多すぎ!
禁欲しなきゃいけない身なのにも拘らずこんな女子と一つ屋根の下で暮らしていたら、そりゃ気も狂うわ💦
性の乱れはフォースの乱れですね。
フォースのヒーリングは?
スターウォーズ456789を観て1.2を観たら、アナキンはシミスカイウォーカーの死に際に会えてラッキーなほうだった。一か月もお母さんが苦しんでいたのは気の毒だった。エピソード8.9でフォースにヒーリング作用があるのがわかるからそれを使えたら良かったのにと思ったり、ヒーリング作用自体がなかったら良かったのにとかで心が揺さぶられてます。
成長したが、暗黒面がヒタヒタと・・・
これまでも何度となく見ている作品ですが、今更ながら1ー6のブルーレイボックスを買ったため、改めて見ました。公開時に友人たちと一緒に映画館で観たのが初見です。
ちなみにスター・ウォーズシリーズは1ー9とローグ・ワン、ハン・ソロを見ました。
初めて映画館で見たときは、ヨーダがクルクル回転しながら戦う様子に、鑑賞後は友達と一緒に爆笑しました。アナキンとパドメの禁断の恋の描写については、思春期の自分たちは気まずい雰囲気になりました(笑)
エピソード1から10年後、成長したアナキンがパドメと再会します。ジェダイでは禁じられている恋愛や、母が殺された悲しみからの復讐といったアナキンがダークサイドに落ちる予兆が次々と描かれていきます。
それとともに、分離主義勢力の台頭、共和国軍の設立といったダース・シディアスによる共和国の切り崩し工作が着々と進んでいき、戦争に突入、共和国全体が更に不安定化していく・・・。スター・ウォーズの歴史が好きな人からしたら、重要な歴史の1ページをこのようなクオリティで見ることができたのはとても喜ばしいのではないでしょうか。
多数のジェダイの騎士が一斉に広場で戦うシーンは圧巻ですが、ジェダイの騎士はなんでも万能というわけではないんだな、という多少のガッカリ感はありました。正直剣の扱いがあまり上手ではないジェダイもちらほら。ただ、これはこれで現実的な能力設定なのかもしれません。そういった意味ではオビ=ワンやアナキンの優秀さが際立って見えます。
終盤のドロイド軍とクローン軍の戦闘シーンは流石です。とても迫力がありました。ピンチに現れ、そのまま逆転し勝利する、かっこいいです。
アナキンがダークサイドに陥落する予兆及び共和国が破綻していく様を描くという意味では、意味がある映画だと思います。自分としては、中盤が少しのっぺりしてしまった印象がありました。また、もう少し宇宙やライトセーバー戦などの戦闘シーンが多くてもいいのかな、と思ってしまいました。
見せ場はヨーダ
だんだん面白さが分かってきた気がする。
世界の設定の深さは確かに魅力的かもしれない。
色々調べながら観てたらめんどう臭いと思いつつ
なるほど~、などと感心したりして楽しくなってきた。
エピソード1よりCGのレベルが上がってた。
技術って日々進歩してるのね。
設定が複雑な割にやっぱりトップが最前線で戦う不自然さが拭えないけど。
カミーノでなんの疑問も持たずペラペラとオビ=ワン・ケノービに喋っちゃう
シーンとかどうなのか?とかやっぱり冒険活劇なのかなーと。
そう言えばレイダースとノリは似てるよね。
やっぱり見せ場はヨーダだよね。
あの杖要らないだろ!と思うけどそこがいい。
ドラゴンボールの亀仙人が突然強くなると
同じ胸熱だよね。
2
アナキンが、パダワンからジェダイに。
お母さん、パドメ、、
アナキンも愛することのできる人間だった。
ジェダイが暗黒軍へ寝返り。
ヨーダは強かった。
アナキンはどのようにして暗黒に染まるのか…。つづく。
❐単語帳
パダワン︰ジェダイの前段階。
ストーリーの破綻が目立つ、ジェダイ無双
Ep9に向けて、観返しているところで、久しぶりに気持ちを落ちつけて観てみたところ、思うところが結構あったので、レビューします。
先に、アクション、そしてSFとしての出来としては文句無しに素晴らしい。魅力的なキャラクター達、ビークルにクリーチャー、星々の個性的な風景など、今から考えればかなり昔の作品ですが、当時の最先端、本当にスターウォーズに没入できる素晴らしい出来栄えです。
(2019現在のCGクオリティから比べると、かなり見劣りはします。それは仕方がないので、未見の方はご注意。)
しかし、ストーリー展開のご都合がとても良すぎて、いくらなんでもちょっとタイミング良すぎないか?という所が多い作品でもあります。
パドメ暗殺計画からのクローン製造の発覚、出来たてホヤホヤを急に強権発動でヨーダが戦地に送り、何故か善も悪も一堂に辺境の惑星に大集合、間に合わないタイミングと言われているのに全滅寸前までの時間で辿り着いてしまう。
他にも、パドメとアナキンの恋の展開が惑星カミーノでオビワンが忙しくやってる間にすごい勢いで展開したり、シミ母さんは一ヶ月もタスケンに監禁されているのに助けた瞬間に死亡…
ちょいとさすがにおかしな感じに仕上がっています。
ルーカスも事を急いだのでしょうか、休み無しに短期間に重大な出来事がゴッソリ展開していく作品です。
Ep4~6、1もそういう部分はありますが、それを通り越してご都合主義。
あまり深読みして観るエピソードではないかもしれません。
むしろ、この辺りは反省からなのか、アニメで補完されているようなので、そちらも併せて観てみようと思います。
禁断の恋は、悲劇の呼び水
"スター・ウォーズ" シリーズ第5作。
"金曜ロードショー" で鑑賞。
ノベライズは未読。
アナキン・スカイウォーカーとパドメ・アミダラが禁断の恋に落ちて、極秘結婚しました。ジェダイには結婚禁止の掟がありますが、バレなきゃ大丈夫と押し切っちゃいました。これが後の悲劇の要因のひとつになろうとはなぁ…
故郷に帰れば母親がどエラい目に合わされていて、アナキン即ぶちギレ。母親を誘拐したタスケン・レイダーを男女子供の区別無くライトセーバーで皆殺しに。気持ちは分かるが。
クローン大戦が勃発。クローン・トルーパーが大挙して登場しました。コピー元がボバ・フェットのお父様、ジャンゴ・フェットであると云う衝撃。殺し屋が原初なんかい。
迫力の戦闘シーンが目白押しで、旧三部作を凌駕するVFX祭り状態。本作のハイライト。闘技場でのジェダイ・オールスターとドロイドの大乱戦で、テンションMAXでした。
マペットからCGに生まれ変わったヨーダが躍動。そんなに動けたなんて。素早い動きとアクロバティックなライトセーバー捌きで、ドラキュラ伯爵…違った、ドゥークー伯爵と繰り広げる大決闘の、映像技術の進歩に息を呑みました。
※修正(2024/06/22)
憧れの紫ライトセーバー
・アナキン イケメンだけど、女々しいし自分勝手…。彼には感情移入出来なかった。
・終盤の戦争やバトルシーンはカッコ良くて楽しめた。
・パドメ可愛いし、スゴく魅力的だった。
・ヨーダ カッコいい。
ジェダイの騎士全盛期
アメリカ出張の際、ロサンゼルスの映画館で観ました。成長したアナキンとパドメが結ばれるまでの課程を映像化。CGを駆使したアクションシーンは圧巻、特にラストのジェダイの騎士が集合しての戦闘シーンとヨーダ初の戦闘シーンの剣さばきに度肝を抜かれた。やはりSTAR WARSと言えばライトセイバーでの戦いにつきる。
エピソード1から10年後の世界。 アナキンめちゃくちゃ大きくなって...
エピソード1から10年後の世界。
アナキンめちゃくちゃ大きくなって、顔はイケメンになってます。
冒頭のパドメとの再会でさっそくダークなネガティブなとこ出ちゃってました。
パドメが全然嬉しそうじゃない!僕はこんなに楽しみにしてたのに!って。
顔はイケメンなのに、中身が若干きもいのが残念。
そのあとも、パドメと見つめあってにやけたり、師匠のオビワンの悪口をパドメに言ったり、お母さんに会いたくて病んでみたり、いい感じで気持ち悪いです。笑
すべてが伏線なのですね。
一番のダーク面はやっぱり母親を誘拐したやつらを女子供もろとも皆殺しにしたところでしょう。
パドメもそこ、なんで引かないのか。
また、エピソード2ではストームトゥルーパーの起源が分かります。
ホバフェットのお父ちゃんも明らかになります。
お父ちゃんはジェダイに殺されていたのですね。
アナキンandオビワンとドゥーク伯爵の対決で、アナキンは腕を切られます。そのあと義手になりますが、ルークのときの義手より技術が低く、本物の腕に見せる技術はこのときはまだないのでフック船長のように金属の腕が装着されました。
ドゥークに二人は手こずりますが、マスターヨーダがドゥークを押します。
ヨーダがこんなに機敏に動けるとは!
才能が彼を傲慢にしています。
映画「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」
(ジョージ・ルーカス監督)から。
オビ=ワンのもとで修行を積んだアナキン・スカイウォーカー、
その成長ぶりは、目をみはるものがあった。
教えられたことを何でも吸収してしまう、海綿体のように。
しかし、彼の周囲は、その才能こそが危険だと感じていた。
「技量はズバ抜けてる。まだ学ぶべきことが・・」
「才能が彼を傲慢にしています」
「先生は生徒の弱点を厳しくみるのよ。それで成長を」
「アナキン、成長を焦らないで」
多くの台詞が、彼の急激な成長を危惧しているかのように。
誰にも負けないという技量(知識)は、
時として、向かうところ敵なし、とばかり、先生をも威嚇し、
せっかくの助言・忠告にも耳を貸さなくなる。
そのうち、誰も近づかなくなり、気付いた時にはひとりぼっち。
そんな彼を喜んで受け入れてくれたのは、フォースの暗黒面。
自分を存在を認めてくれ、活躍の場を与えてくれたのだから、
一番大切な「正義・慈悲の心」を学ぶ前に「悪」に流れた。
ここで、謙虚になれるかどうかが、彼の分かれ道だったな。
まぁ、物語としては、この展開のほうが面白いけれど・・。
P.S.
物語の途中「C-3PO」が呟く台詞がなぜか、印象に残っていた。
「分析ドロイドどもは、データ偏重だからな。
君らは、もっと敬意を払うべきだ、『知識』と『知恵』の違いにな」
悲劇の幕開け
新シリーズ2作目。エピソード2。
公開前はシリーズ初のラブストーリーと言われた本作。
再会したアナキンとパドメの禁断の恋。
二人が恋に落ちなければ話は先に進まない。
が、この恋愛描写は今風に言うと中二病の世界。ルーカスは恋愛モノが苦手?
これだけが話のメインだったらキツい所だが、安心して下さい、見せ場ありますよ。
実は結構アクションもたっぷりで、前エピソード1より面白い。
パドメ暗殺未遂事件。
オビ=ワンがその謎と背後にある陰謀を突き止めるサスペンス・ミステリー風。
ボバ・フェットの父、ジャンゴ・フェット登場!
パドメの護衛傍ら、故郷のタトゥイーンに立ち寄ったアナキン。
タスケン・レイダーに誘拐された母との最期の別れ。
怒りを抑え切れず、タスケン・レイダーを皆殺しにする!
アナキンがダークサイドに一歩足を踏み入れた瞬間。
怒濤の展開はクライマックスに一挙にやってくる。
クローン戦争開幕前夜。
惑星ジオノーシスでのジェダイ軍団VSドロイド軍団に興奮!
ついでにナタリーのセクシーなヘソだし姿も。
オビ=ワンとアナキン二人がかりでドゥークー伯爵に立ち向かうも、大苦戦。アナキンは(いずれ自分が息子にするように)片手を失う。
そこへ、現れたのが…!
我らがヨーダ!
「ダークサイドの力を感じるぞ」
ドゥークーの怪光線を片手で受け止める。
「まだまだ修行が足りんな」
ライトセーバーを手にするや否や、それまでの杖をついたヨボヨボ歩きが嘘のように俊敏に動き、ドゥークーを圧倒!
かっこ良すぎるぜ、マスター!
強いぜ、マスター!
ラストシーン直前、ズラリと並んだクローン兵=ストームトルーパー。
見つめるパルパティーン。
そこに流れる“帝国軍のマーチ”。
銀河共和国が銀河帝国へ。これからの展開を予感させ、ゾクゾク!
I 've got a bad feeling about this. いわゆる新三部作の中盤戦。ここから物語は大きく動き始めます。
前作から10年が経過した設定。アナキンは大きく成長して、かなり生意気な若者に。この時もう19歳で反抗期という年齢でもなかろうに、師匠であるオビ=ワンに反抗しまくってます。そして久しぶりに再会したパドメに欲情しすぎ(笑)確かにパドメ演じるナタリー・ポートマンはスゴい美人だけど、お前仮にもジェダイだろっとツッコミ入れたくなるのは私だけではないハズ!!
物語序盤の発展した惑星の街並みはいかにもSF映画してて素晴らしいものがありました。CGの技術は前作から格段に進歩しています。オビ=ワンがアナキンの暴走運転に「いつかお前に殺される気がするよ」なんて軽口叩いてるのが、将来を予言してて印象的です。
中盤のアナキンとパドメのイチャイチャシーンはかなり退屈、と言うかジョージ・ルーカス今時こんなの撮ってて大丈夫か?と監督のセンスに不安を覚えました。パドメがアナキンに惹かれた理由はズバリ「顔」だったと後でナタリー・ポートマンが解説してくれてました。うーん、ドラマパートには才能なかったんですね、ジョージ。その裏で1人雨にも負けず頑張ってるオビ=ワンにエールを送りたくなります。
途中までの退屈を吹き飛ばすのが終盤の戦闘シーン!ジェダイの騎士が沢山出てきて敵を薙ぎ倒したり、薙ぎ倒されたりでてんやわんやしてます。そして、何と言ってもヨーダが強い!!カッコいい!!日頃は杖ついて歩いてても、戦闘になれば自分をフォースの力でアチコチ動かして早い早い。このヨーダを観れただけでも作品の価値が上がるというものです。
物語はとしては共和国でパルパティーンが絶対的権力を手に入れて、共和国に軍隊が作られ、と段々と不穏になってきています。敵方、味方も影で色々と操っているのはパルパティーン。頭いいな、この人。
退屈な場面は多大にあるものの、このまま最終の三作目に突入するためのブリッジ的な作品としてなかなか重要なエピソードだったのではないかと思います。
面白いっすね。
友人曰く、エピソード1,2は3の面白さに比べれば対したことない、と言っていたが、十分楽しめた。3以降はまだ見てないので言わないで下さい。
アナキン君がどんどん自信をつけて、自我を出しまくりになっててビックリしました。ナタリーポートマンはかわい過ぎて、映画鑑賞中、終始鼻血が止まらなかった(>_<)!(もう少し胸がほしいところだが)
作中全体に渡ってCGを使いまくってて凄い!初めの方に出てくる、超栄えてる星で、僕も飛んでる車に乗ってみたいです。
最後の方に出てくる、工場の中で逃げ回るやつ、僕もやってみたいです!
さて、次のエピソード3がかなり楽しみです(^^)!ワクワク!
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