スパイ・ゲームのレビュー・感想・評価
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今、見てもおもしろい。掘り出し物を見つけた気分。
ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットという
新旧二大スター共演のスパイ・アクション。
2001年公開ということで、今から20年以上も前の作品なんですが、
まったく色褪せていない印象。話が少し複雑過ぎる気もしましたが、
128分という長さも気にならず、楽しむことができました。
ジョーウォルシュの曲がベストマッチ、いいねえ。
今回、録画しておいたビデオで見たのですが、
この作品、それほど有名じゃないですよね。
タイトルがベタすぎないかな。原題もSpy Gameだから、
しょうがないんだろうけど、いい作品なのに、タイトルで
そんしているように思います。
宣伝に殺されてしまった佳作
こんなスパイ映画もありでしょうというのが感想です。
当時の予告とかCMなんかだと「レッドフォードが囚われのブラピを救いに現地に乗り込み、敵との激しい攻防を繰り広げる!」みたいな流れになってましたが、本編はあくまで頭脳戦。主演2人の過去を織り交ぜながら師弟愛も描きつつ、多少ご都合主義はあるものの、観て良かったと素直に思える映画でした。
新旧二大スター共演で光るレッドフォードの格好良さと気品ある演技
ブラッド・ピットと出世作「リバー・ランズ・スルーイット」の監督ロバート・レッドフォードが初共演した話題作。60代半ばながら変わらぬ格好良さと品のある演技のレッドフォードが素晴らしい。この年代のスターではやはり別格の気品ある演技力を持った名優と再認識する。そのスマートさに貫禄の味が漂う。ラストシーンの其々救出されたピットと彼女が、編隊のヘリコプター上で見つめ合うカットがいい。同調した音楽と監督トニー・スコットの演出が、最期を映画的に見事に締めくくる。但し全体としては、救出事件を簡潔明瞭に報告したレポートを読んでいるようで、軽快なカメラワークや無駄なカットのないシャープな演出が、時に観客の情感を置き去りにする。仕事が早い人の手腕がそのまま映画タッチになっている。
国家の裏をかいて弟子を救う・・
「作戦名は何だ?」「ディナー作戦です!」あの作戦名でブラピがレッドフォードが助けてくれたんだと気づく場面好きです! コツコツ貯めた老後の資金を弟子のために全て使ってしまうのがまた・・(涙)
非常な諜報の世界
をブラピ、レッドフォード二大スターがリアルさ満載で描いた作品。緊迫した、騙し騙されのコンゲームが繰り広げられる。沈着冷静、目的の為なら非常な決断を辞さないレッドフォード演じるCIA上司と一流の諜報マンに育てられたブラピ演じるエージェント。信頼し信頼される2人だが、ふとした作戦上、信念がぶつかり合い、2人は袂を分かつ。それから数年後若きエージェントはその原因となった愛する女を救出する際に中国に捕まってしまう。彼を救い出すために残された時間は24時間。レッドフォードは定年最終日全てのコネからスキル、私財まで投げうち、頭フル回転でその方法を探し出す。良くできた脚本と名匠トニー・スコット監督の確かな腕前で素晴らしい作品となっています。派手では無いが緊迫した雰囲気と緻密な頭脳戦の見応えは十分で過去作品の諜報物では一番面白かった。お勧めです。
ハードボイルド!
これは、中々。ハードボイルドでCIAのスパイ映画。
CIA本部を欺き、若手スパイを中国刑務所から救うのは老練な定年退職日に大活躍するロバートレッドフォード。
刑務所に捕らえられてるのは、ブラッドピット。
偽の作戦を作り、軍を動かし、若手スパイとその愛した女性を救う。面白かった。
話の複雑さとテンポの速さが、日本人の私に不向き(笑)で、途中でこん...
話の複雑さとテンポの速さが、日本人の私に不向き(笑)で、途中でこんがらがって始めから見直した。でも話の内容をちゃんと理解できれば面白い。トニースコットは他のドラマでもこんな感じ。付いていくのが若干しんどいんだけど好き。あと若いブラピがかっこよくて眼福な映画でした。
親子にも思えるロバート・レッドフォードとブラッド・ピットのイケメン...
親子にも思えるロバート・レッドフォードとブラッド・ピットのイケメン共演。世代交代を見ているようで感慨深い。
時に確執がありながらも、硬い絆で結ばれている2人の関係が心地よい。
特に、自ら育てたスパイをなんとか助けようとするレッドフォードが超絶カッコいい。282000ドルが痛快だ。ディナー作戦の成果は?
近々、放送があるよう。見て損はなし。
リアル・エージェント
ビル・ゲイツがコロナのステイ・ホームで6回も観たお気に入りの映画との紹介があったので観てみたら、昔、観たのを忘れていた。
スパイものといっても「ほんとのスパイは体より頭を使うのさ」というリアル路線なので地味極まりない、アバンタイトルの寸劇も007なら作戦成功なのだがいきなり失敗の真逆の展開、「スパイの飲み物はマティーニかい?」と聞くブラピに「いや、12年以上のスコッチさ」というレッドフォード、ジェームズ・ボンドを馬鹿にしたジョークだろう。
レッドフォードはCIAのオフィスに居て遥か中国の収容所のブラピを救い出すという知略のプロット、周りは信用ならない同僚ばかりだが世界にいる人脈は凄いし秘書も極めて忠実で有能、この辺がビル・ゲイツさんに受けたのだろう。
アクションシーンは回想としてハイライトのみで色々楽しめるのは奇抜な発想だが反面オフィスシーンが退屈に思えるのが難点だろう、なんだか分からない作戦名を付けたがるのも007への風刺なのか。CIAものは政治色が強く、ヒール役は内部の裏切り者か無能上司というのが相場だが、定年上司と育てた部下の絆の物語にしたのはレッドフォードとブラピありきのあて書きなのだろう。
とてもよかった
劇場公開時に見て以来2回目。ほぼ回想場面の映画だった。ラストは中国の刑務所からとんとん拍子で人質を救出していて、そんなことができるなら北朝鮮の拉致された日本人も同じ作戦でどんどん救出してほしい。でもとても面白かった。
政治色の強いスパイ映画
ラストの感動シーンかもっと涙腺崩壊するくらいがよかったけど渋さか勝ってしまったところが惜しい。それはそれでいいんだけども。
まずスパイものということで007とかミッション・インポッシブル的なものを求めてる人には合わないかもしれない。
強いて言えばユージュアル・サスペクツ的なのが好きな人向けかも。
政治的な駆け引きでは何を話すべきか、話さないべきかが重要。
過去の話が長いと言われるけど、それが狙いである。
割とどーでもいい事と微妙に重要なことを小出しにしながら時間稼ぎをするのが目的。
その合間の偽装工作を交えて問題を解決するというのがおおすじ。
さらに言葉の妙もあるので英語できる人にはすんなり入るかもしれなないけど
自分は英語はイマイチなので何度か見直したり言葉を調べたりした。
全部繋がってやっとしっくりくる味わい深い映画だと思う。
スコッチは12年以上で
派手にもハードボイルドにも寄らないんですが、あっさりながらも層が厚くていいんですよね。過去と現在、ベトナム・中国・中東・CIA、師匠と愛弟子、組織の論理とやんちゃ、伏線もわかりやすくまとめてくれる。こんな職場最終日はかっこよすぎる。
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