スパイダーマン3のレビュー・感想・評価
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監督同じだったのか・・・
これはサム・ライミじゃないのかと思った・・
なんだか豪華にはなってるけど、ストーリーが散らばり過ぎてて・・・
砂男とか、ヴェノムとか、色んなテイストのキャラクターが出てきて、とっ散らかってる感じ。
敵として出てきたハリーが記憶喪失になって良い奴になって、ピーターがやな奴になって、また逆転して、っていうのもなんかあっちこっちしてて。
長いな〜と思ってしまった。
ブラックスーツに乗っ取られかけてノリノリで街を闊歩するトビー・マグワイアが気持ち悪くてそこは良かった。
早く終わってほしいと願った映画は初めて
長い・・・
メインとなる登場人物、どいつもこいつもクズばかり
大家の娘?だけいい子
あとはクズ
ダークなスパイダーマンは別に見たくない
あそこまでしてどの顔してハリーに会いにいくのか
ピーターの神経がわからない
登場人物が多すぎて話がとっちらかってる
ここで終わってリブートして正解だったと思う
相変わらず、デイリーヴューグルの編集長は良かった
ただ、長すぎたので -0.5
1.0全部デイリーヴューグルの編集長の点数
過小評価されすぎの最終作
なんかやたらとつまらないと聞く最終作。
はっきり言う。そんなことはない。
確かに上映時間が長くなって一部冗長な部分はあるかも。
しかし、今作は「赦し」というテーマを過去作以上の力強さで描ききっている。
もしかすると、一度ガッカリした人もシリーズを通しで見るとなんとなく良さが分かるのではないだろうか。
切ないけれど、爽快なクライマックスをホームシリーズ世代にも味わってほしい。
追伸
デイリービューグルの秘書のベティがめっちゃ可愛い
グウェンもいい娘
詰め込みすぎた結果迷走した
どのキャラクターにも好感が持てない
強そうでパンチのありそうなキャラを詰め込んでみたものの皆うすーーーくうすーーーく扱われ、キャラの無駄遣い
キャラを出しすぎた結果主要キャラの心情にもスポットが当たらず心情描写無さすぎて行動が意味不明のツッコミ要素だらけ(私の理解力がないだけか?)
全シリーズを通して繰り広げられるビッチMJとピーターパーカーのどっちつかずの恋愛模様にはもう飽きた むしろピーターにもビッチ移っとるし……
どうでもいいピーターのダサダンスシーンに尺を取るくらいならもうちょっとなにか出来たのではと、思わざるを得ない。
ヒーロー映画なのにヒーローがかっこ悪い。悲しい。
力と使命
スパイダーマン・シリーズ(サム・ライミ版)第3作。
"金曜ロードショー" で鑑賞。
原作コミックは未読。
本作でスパイダーマン/ピーター・パーカーに降り掛かる試練は、これまでのものが序の口だと思えるほど強烈でした。
MJとの擦れ違い。3人の強敵の出現。その内のひとりはハリーが苦悩と憎悪の末に変身した新生グリーンゴブリン。
ピーター自身もヒーローの重圧に押し潰された挙げ句シンビオートに寄生され、ブラック・スパイダーマンとなる…
悩めるヒーロー、真骨頂。単なる勧善懲悪ではない、等身大の人間ドラマに心打たれました。友と殺し合わねばならない状況に傷ついても尚、使命を貫徹せんと戦う姿に感動しました。
※修正(2024/05/07)
トビー・マグワイア×サム・ライミの真骨頂…!!!
さて、このメンタルボロボロシリーズ映画もついにラストの3作目だ。
前作の1,2のレビューを読んでない方は先に是非。
前作で遂にピーターとMJが交際を開始し、MJは正体を知り、それでも近くにいる事を決める。
映画のスタートは、このシリーズにはかなり珍しく、明るい展開から始まる。
スパイダーマンは市民に愛されまくり、MJの舞台も見に行ける余裕も。大学だって成績優秀。こんなに上手くやれるなら2でどうして出来んかったんや笑
そんなことはともかく、ピーターは絶好調。
今までに1番有頂天である。
だが、ピーターの正体を知るもう1人の友人ハリーは、復讐の炎に燃えている。
さて、場面は変わり、とある脱獄囚マルコのお話。
彼は娘の病気を治す為に、強盗を繰り返し、なんと殺人まで犯してしまったらしい。
警察の目を潜り抜け、娘の顔を見るその表情は、心が苦しくなる。
妻には手紙すら受け取り拒否されており、犯罪者なんてー!って感じ。まぁそりゃそうだ。
それでも、普通に稼いでいてはきっと娘の病気を治せないのだろうし、どんな事をしてでも愛する人を守りたいという気持ちは、スパイダーマンとそんなに大差は無いのかなと思う。
マルコは警察に追われ、逃亡中に化学実験施設に落ちてしまい、サンドマンとなる。
体が砂になり立てない歩けない、そんな中娘から貰ったペンダントを見て、自らを奮い立たせ、立ち上がる。
やり方は良くないのかもしれないが、その姿は自分にはカッコよく見えた。
一方、ピーターとMJはラブラブ。
その陰から暗雲が立ち込めていることも知らず。
ピーターはMJにプロポーズする事を決心し、メイおばさんに報告しに行く。
そして、メイは言う。「男は女の人を立てて、どんな時でも力強く支えていける優しさが必要なのよ。出来る?」と。
ピーターはあぁ出来るよと即答する訳だが、これはそんなに簡単な事ではない。彼はそれを後半痛い程わかるようになる。
メイからベンおじさんに貰った指輪を渡される。
重い。半端な気持ちじゃ渡せるようなものでは無い。
帰りしな、ピーターはハリーに襲われる。マジで殺す気だ。
ピーターも、何とか説得しようとするが、全然聞く耳を持たない。
結果ハリーは頭を打ち、都合良く記憶を失ってしまう。
ピーターは複雑ながらも、ほっとしてしまう。
ハリーは見舞いに来たピーターとMJを見て、「親友なんだ。命だってあげてもいい。」と言う。
記憶を失っているので、本心か微妙に見えるかもしれないが、自分としてはあれは間違いなく心の底から本心だと思う。
そんな中、MJの主演舞台は酷評。こういう時の女性は、純粋に共感して欲しくて話すわけなのだが、The有頂天の彼は、「大丈夫大丈夫!心配ないよー」と何もわかってない0点の返しをする。からの事件解決の為にどっか行ってしまう。
こういうすれ違いって、別れる原因になりがち。
結果的にMJは舞台をクビに。辛い。芸能界は残酷だ。
からのピーターはグェンを事故から救い、警察の娘なもんだから表彰される。
表彰式で調子に乗りすぎピーターは、周りに煽られなんとMJの前でキスしてしまう。
最低ですね。
まぁあんだけチヤホヤされちゃったら男は特に調子に乗りますわな。
だが、サンドマン襲来。
スパイダーマンは倒しに向かうが、こいつが強いんだまた。
スパイダーマンは結構してやられる。
そんな中、ベンおじさんを殺害した男がピーターが殺した奴ではないことを知る。
しかもその相手はあのサンドマン。
復讐心が滾る。それは、ある意味隙とも言えるだろう。
シンビオートは、誰の中にもある人間の邪悪な部分につけ込み、利用する。
ピーターの陰にずっと潜んでいたその「悪」が、遂に彼の体を蝕み、「ブラックスパイダーマン」が誕生する。
めちゃくちゃカッコいいよなぁ。
本当にカッコいいし、こういうヒーローや主人公の心の中にあるヴィランが引き出される展開は、自分の性癖ぶっささりである。
復讐の虜になったピーターは、MJの心配なんて気にもかけず、サンドマンを殺す事しか頭になくなる。
遂にブラックスパイダーマンVSサンドマン。
ブラックスパイダーマンの魅力は、その冷酷さにある。
復讐心がそれに油を注ぎ、サンドマンを殺した後、彼はざまぁみろとニヤつく。
その自分の変わり様に自分でもびっくりしてしまう。
メイおばさんに、サンドマンが死んだ(実際には死んではない)事を報告。
勿論彼女は驚き、喜びもしない。
復讐を果たしてスッキリしていたはずが、メイおばさんにそれは寄生虫のようなもので、危険だと言われ、その心は恐ろしいものだったということに気付く。
そして遂にMJにプロポーズ。
フランス料理店でフランス人ウェイターと意気投合し、プロポーズ大作戦はバッチリ。
ただ、MJはそれどころでもない所だけが唯一の欠点。
おまけにキスしたグェンまで出くわし、雰囲気は最悪。
MJは出ていき、最悪の空気で用意していた彼女の初主演舞台の曲がバイオリンで生演奏。
最初の良い雰囲気が嘘のよう。まぁこのシリーズはこうでなきゃ。笑
傷心のMJはジャズバーでウェイトレスをすることに。
もうボロボロなので、ピーターなんかではなく友人として支えてくれていたハリーに連絡。良い雰囲気に。
うっかりキスして気まずくなる。
そんな中、ハリーは記憶を取り戻してしまう。
そしてゴブリンのやり方である「相手の肉体ではなく心を攻撃する」事を実行する。
ハリーはMJを襲い、ピーターを守りたいなら振れと脅す。
あんな事があった後だから、ピーターはガチ凹み。
そこに追い討ちとして、ハリーは自分がMJを奪ったのだと告白。
ピーターは怒り心頭。
恐ろしくて封印していたブラックスパイダーマンのスーツを取り出し、また復讐の権化となりハリーと2度目のバトル。
今度は前回と違い、お互いがお互いを憎み、殺す気だ。
ブラックスパイダーマンはゴブリンJrをボコボコにして、投げられた爆弾を返して大勝利。
そこからブラックスパイダーマンに身を包んだブラックピーターが誕生。
めっちゃめちゃカッコいい。1や2とのトビー・マグワイアのピーターとは最早別人。
彼の演技力には脱帽だし、これぞトビー・マグワイア×サム・ライミの真骨頂だなと感じる。
彼の前髪が垂れている時は、黒ピーター。視覚的にもわかりやすく見せてくるのは、より作品を面白くしている。
コナーズ博士からシンビオートの怖さを電話越しに女の子とイチャイチャしてクッキーを食べながら聞く。
話はズレるがこの子可愛いよなぁ。何ならこの子がヒロインでも良い。
ピーターから仕事を奪い、グェンにプロポーズする為に記事を捏造したエディブロックを摘発し、彼の人生を終わらしたり。まぁこれはエディが悪い。
JJJの秘書とイチャつくシーンも好きなんよなぁ。
街中をカッコつけて歩く姿は、何度か見た時はぷぷっだせえし恥ずかしいwww
なんて思っていたが、見れば見るほどこのクズっぷりに惹き込まれるし、めちゃくちゃカッコよくて魅力的だなと思う。
彼がスーツを身にまとっているのも、通りすがりに女性にアピールするのも、かなり魅力的。
そしてグェンをMJの働くジャズバーに誘い、見せつけていくのもクズクズしまくってていい。
MJの歌を奪い、ジャズピアノを弾きこなし、ダンスで会場を虜にする彼は、本当にクズでカッコいいよなぁ。
グェンとダンスまでして見せつけて、どうだとドヤ顔。
グェンはすぐに気付き謝罪し帰宅。これは普通の反応。
そしてMJにわざわざ話し掛け、挑発し、警備員をぶん殴り店で大暴れ。
とっさにMJも殴ってしまい、やっと我に返る。
MJから「あなた誰?」と聞かれて、「わからない」と答えるピーター。それが本心だよなぁ。自分が最早誰かわからなくなっていた。それがシンビオートの恐怖。
ピーターはその恐ろしさに気付き、教会でシンビオートを引き離そうとする。
運良くシンビオートの弱点である鐘の音(厳密には高音)により、何とか引き離せた。
その下になんとエディがおり、新しいヴィランであるヴェノムが誕生しているとも知らずに。
ピーターは自分のした事を恥じて、メイおばさんに指輪を返す。「僕はMJにプロポーズする資格はない。」と。
そこでこの映画の真のヒロインは、素晴らしい回答をする。
これを読んでいる方々も、誰かに酷い事をしてしまい、自分を責め、嫌になる事があったらこれを思い出して欲しい。
「一番難しい事をしなさい。自分を許すのよ。」
自分はこの言葉がとても心に刺さった。
めちゃくちゃいい言葉だなぁと思う。
そしてヴェノムは、ピーターに復讐する為、サンドマンを煽り、2人でスパイダーマンを倒すことにする。
今シリーズ3回目のMJ誘拐。
それを知りピーターは、ハリーに助けを求める。勿論ハリーは応じなかったが。
その後秘書のバーナードに真実を伝えられ、やっとピーターの言葉を信じられるようになった。遅いよー。信じられない気持ちはわかるけど。
バーナードの「私はあなたのお父上を愛しています。勿論あなたの事も。それはきっと親友である彼も同じなのでは?」という言葉は胸が熱くなった。
スパイダーマンは単身MJを助ける為に罠に飛び込み、案の定ボコボコに。
MJも3度目の落下をしそうになり、絶体絶命。
そこにゴブリンJr登場。ホントに鳥肌!!!!
サンドマンにいつもの爆弾が刺さり、ゴブリンのテーマが流れる。めちゃくちゃカッコいいよなぁ。宿敵が協力するベジータ的展開はほんとに熱い。
親友としてタッグを組み、ナイスコンビネーションでサンドマンを倒していったが、ヴェノムがやはり強い。
何とか倒そうとするも、スパイダーマンはヴェノムに捕らえられ、ゴブリンJrのグライダーに貫かれそうになる。ここでハリーがそれを庇い、父と同じように自らのグライダーで死んでしまう。
怒りのピーター。ヴェノムの弱点に気付き、何とかエディからシンビオートを離し、討伐。
ハリーの死に際は何度見ても泣いてしまう。
ピーターと友達だろ?親友だ。の掛け合いは本当に熱かった。
サンドマンからは事件の真実を伝えられ、許す優しさをやっと身につけられたピーターの成長も見られて良かった。
終わりにてMJと仲直りして、ハリーを失った悲しさを乗り越えていくのだと感じ、切ないながらも応援したくなった。
賛否両論あるシリーズであり今作だったわけだが、個人的にはめちゃくちゃ好きな作品だった。
ブラックスパイダーマンのかっこよさは勿論、長年の宿敵であるゴブリンとの共闘。
三部作のラストに相応しい作品だったと感じる。
長々と書いてきたこのシリーズのレビューも最後だが、2週間後に公開されるスパイダーマンシリーズの最新作であるノーウェイホームの為に見返した。本当に楽しみだ。
これを読んでる方々は同じように楽しみにしているか、もう見た後なのかはわからないが、個人的にはこのシリーズのヴィランだけではなく、他のキャラクターも共演する事を心待ちにしている。
最新作の中身がどうであれ、この素晴らしいシリーズのヴィランが出てくれる事を心から喜んでいる。
以上、長文失礼致しました。
最後に、NWHめちゃくちゃ楽しみ!!!
銃をしまって家にお帰り……
ノーマンさん生きてた時よりも死んで幻影の方が出てるんじゃね?と思うけど、その父の仇を討ちたい息子ハリー&ベン叔父さんの仇である脱獄犯のサンドマン&宇宙から落ちてきた最凶の生物ヴェノムも登場するし、流石に今回は敵だらけでキツくないか(^ω^;)?ハリーにしては父親とは違い肉体強化されてない分ゴブリン自慢のとんでも科学兵器を使っても……返り討ちにあってボコボコにされる可哀想なハリー(゚´Д`゚)゚そして、ヴェノムに寄生されたピーターがどんどんと狂っていくのも見ものです!エディ役の人の方が二枚目で主人公っぽい雰囲気出しているの気のせい?何よりもの個人的に許せないのはピーターと不仲になりかけると元カレのハリーに方に行ってイチャイチャしてしまうMJ……平常なピーターでもこれにはブチ切れてもおかしくない案件だよ(◎言◎)ゴゴゴ
カッコいい!
自宅PS4にて、amazon prime videoで鑑賞しました。
宇宙から未知の生命体が降ってきて、スパイダーマンスーツを黒く染め上げてしまいます。黒いスーツは力を増幅させてくれるものの、ピーターの性格も攻撃的なものに変えてしまいます。また、ピーターの正体を知ったハリーは、自宅にあった父の遺物であるゴブリンの装備を使いピーターに復讐します。更にサンドマンや、未知の生命体が別人に乗り移ったヴェノムがスパイダーマンに襲いかかります。
今作は主要な敵キャラがたくさん出てきて、多少詰め込みすぎなきらいはありますが、個人的には好きな作品です。
理由としましては、黒いスーツを着て性格が変わったピーターがカッコいい!(まあこれはピーター本来の性格ではなく好きになるべきところではないのだと思いますが) 前髪を髪下ろして見た目もカッコよくなり、振る舞いとかも男らしくなります。とてもかっこいいと思いました。
また、展開が熱いですね。一時は敵同士だったピーターとハリーが、最後は手を取り合って協力して戦うという展開は、ありがちですがやはり興奮しましたね。最後、ハリーが死んでしまうのは悲しかったですが…
終わり良ければ全て良し
途中の細かいところに色々文句はあるけど、「ちょっと多すぎるんじゃないか?」と思っていた因縁を2vs2の対決って形に綺麗に収束させたのは見事。
ピーターとハリーのタッグはアツかった。
サンドマンはクズ。
MJとピーターは割れ鍋に綴じ蓋。
MJをフリーにさせとくと被害を受ける人間が際限なく増えていくのでピーターがしっかり掴まえときな。
足し算をすれば盛り上がると勘違いしている、ダメな続編の典型例。
アメコミ・ヒーロー映画『スパイダーマン』シリーズの第3作。
N.Y.市民に認められ、MJとの仲も深まり、公私共に絶好調のピーターだが、突如としてかつての宿敵グリーン・ゴブリンの装備に身を包んだ人物に襲われる。さらに新たなる敵、サンドマンも現れる。さらにさらに、宇宙からの飛来生物、シンビオートがピーターに迫る。
監督はサム・ライミ。本作では原案/脚本も担当している。
○キャスト
ピーター・パーカー/スパイダーマン…トビー・マグワイア。
メリー・ジェーン・ワトソン…キルスティン・ダンスト。
ハリー・オズボーン/ニュー・ゴブリン…ジェームズ・フランコ。
J・ジョナ・ジェイムソン …J・K・シモンズ。
ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン…ウィレム・デフォー。
新キャラクターであるピーターのクラスメート、グウェン・ステイシーを演じるのは『ヴィレッジ』『レディ・イン・ザ・ウォーター』のブライス・ダラス・ハワード。
製作総指揮/原作はスタン・リー。本作でももちろんカメオ出演しており、電光掲示板を見上げるピーターに名言を残すお爺さんとして登場する。
製作総指揮として、ケヴィン・ファイギも引き続き参加している。
映画シリーズの3作目は駄作になりがち、という法則に見事に当てはまってしまった一作。
名作だった『1』『2』と同じ監督が作ったとは思えないグダグダ加減。これまで監督に徹していたサム・ライミが脚本まで手掛けているのが原因なのだろうか?
3作目にも拘らず、相変わらずピーターとMJの恋愛はすれ違う。何故、シリーズで一番ダメなところを継承し続けるのか疑問でしょうがない。ピーターとMJの恋模様には誰も興味が無いことを、誰か監督に教えてあげなかったのか?
MJは相変わらずビッチだが、今回はピーターも悪い。もうダメだコイツら。
せっかく『2』でひと段落ついたんだから、今回はラブ・ストーリーを描かなきゃ良いのに。
今回は悪役がなんと3人も登場!ニュー・ゴブリンにサンドマン、そしてあの人気キャラクターであるヴェノムまで!コイツは凄えや!
…とは残念ながらならない。
ダメな続編の典型として、とりあえず登場キャラクターを増やして画面を豪華にするというのがあるが、本作はまさにこれ。
一人一人の描写が薄くなってしまって、ドラマが展開していない。
大体、サンドマンが本格的に登場するのが映画開始から1時間後、ヴェノムの登場に至っては1時間30分後くらい。時間配分おかしすぎるだろっ💦
スパイダーマンの登場シーンが少ないのもダメになっている要因の一つ。つまらない人間ドラマに時間を割きすぎている。
大体、今更ベンおじさんを殺した犯人は別にいるって言われても、後付けの設定だとしか思えないっつーの。
公開当時から思っていたけど、子供の治療のために金がいるからといって、銀行強盗をしていいということにはならん。何を最後良い感じ風にサラサラと逃げおおせてるんだ。逮捕しろ逮捕を。
描きたいのは、過ちは回り回って自らに降りかかる、他人の罪を許す寛容さ、みたいなことなんだと思うけど、うーん、上手く表現出来ていない。
やっぱりキャラクターが多すぎて、一つ一つの物語を語りきれていないのが問題なんだろう。
ネットミームにもなっているピーター・イキリ・ダンスシーンを見てもわかるように、今回はコメディ要素が多め。前2作がかなりシリアスだった分、何故今回はこんな感じなの?と思わざるを得ない。
自らの心との戦いというハードなテーマなんだから、作風ももっとシリアスで良かった。JJJ編集長のギャグはキレッキレだったので、コメディシーンは彼に任せて、他はシリアスに徹してくれていればよかったのに。
アクションもちょっとアトラクションっぽくて、今回のはあまり好きじゃない。
とはいえ、クライマックスのピーター&ハリーの共闘には燃えた🔥
本作の唯一良かったポイントであり、まぁここでしっかりと締めてくれたから、これまでのグダグダ感も許せるかな、という心持ちになれた。終わり良ければ何とやら。
本作でシリーズ完結。サム・ライミ監督お疲れ様でした。
最後はグダッたけど、今に至るまでのアメコミ映画ブームを作った功績を考えると、もっと評価されるべきシリーズなのは間違いない。
MCUファンの人には観てもらいたいシリーズだし、サム・ライミ監督の名前くらいは覚えておいて欲しい。
詰め込みすぎ?
ヴィランが多いし、ブラック・スパイダーマン出てくるし、相変わらずメリージェーンとくっついたり離れたりするし
時間長いし
もう少し詰め込まずに短くした方が良かったと思う
シリーズも無理矢理まとめた感あるし
ダンスシーンが草 HAHAHA☆
踊ってるシーンが草すぎてレビューできんwwwwwwwwwwww
と、冗談はここまでにしてアクションシーンが前より印象的でしたね。
ベノムは今回初登場!MCUでもベノムは描かれましたなぁ、、
ハリーが最後に出てきたところは少し心動かされました。 あんなに憎んでたのに…
いい作品でした。
楽しめなかった
アクションシーンは3部作の中で一番良かったと思いますが、最初の方はつまらないコメディシーンが長く寝落ちしてしまい・・・一緒に観に行った同級生から怒られました。鑑賞後、喫茶店での会話も盛り上がらず、最悪でした。
悪を見極めるヒーロー像
脚本に「スパイダーマン2」に続いて、「ジュリア」「ペーパームーン」のアルヴィン・サージェントが加わり、アクション映画に説得力のある恋愛ドラマが加味されている。前作の若者らしい私生活の苦悩から、今度はピーターとメリーの恋の行方を温かく見詰める作家の視点が快い。それは主人公の安アパートの壊れかけたドアのシーンに込められている。三度ほど現れるが、最後にメイおばさんが現れ、ドアの修理をピーターに促す。心のドアを閉ざしていてはメリーへのアプローチも上手くいかないと諭すシーンになっている。リフレインの変化と、台詞で説明しないで目に見えるもので描く、映画的な表現になっている。
また、適役サンドマンの扱い方に、アメリカの政治に対する批評が感じられた。大国アメリカの威厳保持で見逃しがちな、キリスト教に基ずく人道主義による悪の救済について。許すべき罪と許されざる罪の見極めが出来てこそ、人であれ国であれ英雄の条件ではないかと、当時のアメリカのイラク政策に疑問を投げかけているように思えて仕方ない。
アクションシーン含めた映像クオリティはスゴい!
アクションシーンを含めた映像のクオリティはすばらしかったです。作を経るたびに上がっていくクオリティはさすが!展開的にも、ヴェノム、サンドマン、グリーンゴブリンJrと新キャラ目白押しで、最後の4人でのバトルは、シリーズで一番華があったと感じました。(Dr.オクトパスとの電車上のバトルも捨てがたいけど。。)シンビオートに取り憑かれるシーンもホラー映画監督のサム・ライミらしい生々しい描写で、息を飲むようなグロテスクさがよかったです。
ただストーリーの方は、イマイチ、というかシリーズ中一番ダメでした。登場人物全員が、性格悪い・・。素直に応援できるキャラがいない。。MJは相変わらず浮気がちだし、ピーターは人の気持ちを考えられないし、エディも写真偽造した自分を棚に上げるし。真実を知って憎んでいたピーターを助けたハリーと不可抗力でベンおじさんを撃ってしまったサンドマンことフリントがまだ共感できたかな。「ヴィランすらも赦すこと」がテーマなんだろうけど、ハリーのセリフ「お前が言えた義理かよ!?」の連発でした。あと、シンビオートに寄生された黒スパイダーマン&黒ピーターの展開はまるごといらなかったんじゃないかな。ゲスなことしまくってたけど、それはシンビオートのせいでした〜〜、と寄生が解けたあとなかったことになってるけど、後味の悪さだけが残りました。だったら、直接シンビオートがエディに取り憑かれるでよかったのでは?そして、グウェンの扱い雑過ぎないですか?原作コミックでは、それなりに重要なポジションのはずが、ただの噛ませ犬じゃないの。。
ホラー作品が主戦場の監督だけあって、見る側の負の感情を煽る技はなかなかのものですね。ただ、ヒーローものとしては、マイナス要素でしたね。
鑑賞後に思ったことは、「ピーター!MJ!お前ら、もう一緒にいるな!周りが不幸になる!」でした(笑)
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