「サウンドマンはSBR。」スパイダーマン3 cross yukiさんの映画レビュー(感想・評価)
サウンドマンはSBR。
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まぁ、これはこれで面白くないことはなかったのだが、シリーズの中では一番「・・・」な感じ。
第一作から引っ張ってきた親友との確執は「うまい具合に記憶喪失になってくれたしこの際なかったことに・・・」って、それ、“問題の先延ばし”であって全く“解決”になってない。身 辺 の 問 題 も う や む や に し て 済 ま そ う と す る よ う な 人 に ヒ ー ロ ー や っ て 欲 し く な い のである。
それに、今まで小さい行動範囲で収まっていたストーリーに“宇宙”とか“偶然”とかが出て来ると、物語内のリアリティが一気に損なわれるのだ。
「相変わらず外見的にも性格的にもどこがいいのか全くわからないヒロイン( ど う で も い い け ど 腕 毛 剃 れ よ ! ! )」、「全然同情できない敵キャラの悲劇性」など、とにかく各キャラクターに対する踏み込みが甘すぎる印象を受けた。
結果、ブライス・ダラス・ハワードの 見 事 な エ ロ 進 化 だけが異様に強く印象に残るという結果に笑
人間を超えるスーパーヒーローの物語も、まず人間の部分を描かないと単なる絵空事に終わってしまうのだ。残念・・・。
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