スパイダーマン2のレビュー・感想・評価
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迷える力
スパイダーマン・シリーズ(サム・ライミ版)第2作。
WOWOWシネマで3回目の鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
MJやピーターとの関係、私生活でのゴタゴタから、ヒーローとしての活動に迷いが生じ、力が失われてしまった!
「魔女の宅急便」でキキが魔法を失ってしまったように、主人公の成長物語につきものな試練なのかもしれません。
一度はスパイダーマンを廃業したピーターでしたが、メイおばさんの言葉に己の使命を見出だしたことで、再び戦いの場へとカムバック。葛藤に次ぐ葛藤を乗り越え、ヒーローとして覚醒していく様に感動しました。
[余談]
さすがホラー畑出身のサム・ライミ監督なだけあって、ドック・オクが手術室で医師や看護師らを血祭に上げるシーンの恐怖描写が冴え渡っているように思いました。
※修正(2024/05/06)
マシーンじゃないスパイディ
身体から糸が出るタイプのバースのスパイディ。
だからこそのメンタルが影響で超能力や糸が出なくなる状態にもなる面白さ。
あまり2をじっくり観たことが無かったのだと、今回じっくり観て思った。
ヴィランもドクオック一体のみで、たっぷりやるなと思ったし、アクションも16年前らしく結構激しく感じた。
ラストの電車のシーンからラストシーンまで展開が多過ぎるし、なんか鬱エンドっぽくもあり色々感じさせられる。
一点を除けば、スゴくおもしろかった!
西川さんの「Web of Night」聴けるかなぁと思ってましたが、NETFLEXは、全部アメリカ版のエンディングテーマでしたね。残念。。
ピーターがずいぶんと垢抜けましたね。でも、垢抜けた見た目とは逆に、ヒーローと私生活が両立できず、苦悩する姿はピーターらしく相変わらず応援したくなりますね。そして、ヒーローか人間らしい生活かで悩むヒーローの姿は、ヒーローも一人の人間であることを痛感させられました。そして、他にはないヒーロー像だなと。
前作に比べると少しストーリーのテンポがスローに感じました。まあ、ピーターのヒーローに嫌気が差す展開を描くために必要だったんだろうけど、前作のテンポの良さに比べるとちょっと気になりましたね。
ただ、アクションのパートは、スパイダースイングで飛び回るシーンの爽快感、Dr.オクトパスとの戦いの迫力と動きの多さと、格段にクオリティが上がっててよかったです。特に、最後の時計塔〜電車の戦いは、見応え満点でした!
前作のノーマンのそうですが、オクタビアスも完全な悪でないところが考えさせられる。むしろ、彼は、科学者として、世の中に貢献することを心情としていた。そんな人がささいなことから悪になり、人々の脅威になってしまう。ホントに考えさせられる。最後に、自分の心を取り戻し、街を救う展開だったのはせめてもの救いでしたね。
そして、この作品、唯一にして、最凶の汚点は、前作に引き継ぎMJ・・。今作では、ピーターと編集長の息子を天秤にかけ、最後の最後まで両方に気のある態度取り続ける・・。さすが、ナチュラルボーンビッチ(笑) 挙式という取り返しのつかないところまで引っ張って息子の方を切るエゲツなさ。挙式場から笑顔で走る姿は、嫌悪感なしでは見れません。しかも、前作以上に、彼女見た目の魅力がなかったんだよなぁ。。
終わり方が最悪だったので、作品全体の印象もあまり良くなかったです。
3作目にも、MJ出てるのか。。。頑張って、見よ。。
もう昔の映画って感じ
2004年の映画なんだそうで、もう15年も前の映画なんですね!
スパイダーマンが街なかを空中散歩する映像は15年経った今でも興奮しますね!カッコイイ!
演出やカメラワークなんかはちょっと古く感じますね、当たり前ですが。
あと今いちヒロインが好きになれないのがなぁ…
最後の花嫁姿のシーンはキレイだなと思ったけど、そのほかはあまりヒロイン感も薄くて残念
全体的には難しいこともなく、楽しかったです。
ヒーローにも私生活がある。
ヒーローが悩むっていうリアル路線は今では当たり前だけど、サム・ライミのスパイダーマンがそのはしりじゃないかな。人助けをすると私生活がボロボロになって辛い、自己犠牲が辛い、でも困ってるのを見捨てるのも辛いっていうジレンマ。誰もが持ってる葛藤をヒーローもので誇張することで見る人の共感を呼ぶ。
ヒーローが守る一般市民がヒーローを守る。誰もがヒーローになれるっていうのはスパイダーマンシリーズの普遍的テーマ。このテーマに触れた観客は自分の心にそっと火がつくのを感じるはず。
そしてアクションシーンが迫力があるし見やすい。よくある画面がごちゃごちゃしすぎて何をやってるのかよく分からないっていうアクションシーンが1つもない。とても絵作りが上手いのだ。
やっぱりスパイダーマンはサム・ライミのが最高。
DVD200円ゲットシリーズ。見始めてすぐ思い出した。それほど第1...
DVD200円ゲットシリーズ。見始めてすぐ思い出した。それほど第1作は面白かった。さて本作やいかに
ピザ配達に能力を使うな!冒頭の相変わらず冴えない主人公が最高だ。ヒーローを優先させるか、自己の生活を大事にするかの葛藤、そしておばさんや亡きおじさんとの家族愛も良し。おばさんが語る美しきヒーロー論に共感の涙。
アクションシーンの素晴らしさ、楽しさは今作も健在。電車止め、スリリング!
唯一、今回の敵が小太りオヤジだったのが残念。
素顔晒しまくりという冒険もまずは成功かな。ヒーローとヒロインの庶民感がナイス(笑)
もう後は親友だけだな。少し見えたな第3作(笑)
観たのは前になります
この作品も面白い
相変わらず、ピーターとしては情けない感じが強調されてますね
原作はあまり知らない私もドクターオクトパスは知ってます
イマイチ美人とは思えないMJとラブラブになってましたよね
スパイダーマンが顔バレしたけど皆黙っていてくれるシーンは泣けたなあ
ヒーローは辛いよ
等身大のヒーローとは面白い着眼
うつ病気味になるヒーローは現代的なテーマです
アイデアの勝利
大変楽しく見れました
懐かしの洋楽の名曲雨にぬれてもが効果的に使われていました
明日に向かって撃ての主題歌ですから、これから自由気ままに生きるんだといことですね
I believe there is a hero for all of us. やっぱり面白い!「スパイダーマン」第2章
サム・ライミ監督の「スパイダーマン」第2章です。ホラー出身の監督だけあって時々演出はホラーでも、これでもかというぐらい王道ヒーロー物です。物語やシーンの流れがシームレスでとても見易い。流石上手い、サム・ライミ監督!
今回も悩みまくるピーター・パーカー。そりゃ学校もあり、バイトもあり、恋愛もしつつ、人助けもするって忙しすぎでしょう。一度はヒーローを諦めても、メイ叔母さんの言葉で再起するって王道でもやっぱり面白かったです!
メイ叔母さんがホントいい味出してるんですよねー。基本的にとても優しくって言葉に重みがある。ピーターの誕生日に「これ少ないけど・・」って20ドル(2000円程)渡すシーンとか、2000円にも困るぐらいの生活なのにそれでも無理してピーターに渡す姿にジンっときます。その20ドルも家賃に取られちゃうピーターがまた切ない(涙)そんなメイ叔母さんに育てられたからピーターが優しい子に育ったんだろうなぁっと説得力があります。
今回のヴィラン(悪役)にはドクター・オクトパス!知らない人には「何?このオッサン?」でしょうけど、スパイダーマンのコミックでは歴史の長い有名なヴィランです。ピーターの体を乗っ取ってスパイダーマンやってた事もありますし(邦訳コミックもある「スーペリア・スパイダーマン」)、過去にはメイ叔母さんと婚約した事もあるらしい!?本作では最期もカッコ良かったですしドック・オクってアメリカでは人気あるんですね。
後、何気ないシーンですけど後半MJとピーターのカフェでのやり取りが好きなんですよね。MJがピーターに愛しているか問いかけ、ピーターはその気持ちに答えられない。MJの悲しそうな表情、そしてそこからの「Kiss me 」「Kiss you...?」戸惑うピーター・・・と言ったやり取りからのドック・オク襲来!MJまた誘拐。力を取り戻すピーター。といった一連の流れ。個人的に印象的なシーンです。
全体を通して縦横無尽アクションの見せ方もこだわってますし、電車を止めるシーンとか最高です!もうこれはアメコミ映画好きなら何度観ても楽しめる作品ですよね!!
尚、Blu-rayエクステンディット・エディションである「スパイダーマン2+1」では新聞社社長のJJJがスパイダーマンごっこしている姿が観れますよ(笑)
核融合実験の失敗から生まれたDr.オクトパスとヒーローとして生きる...
核融合実験の失敗から生まれたDr.オクトパスとヒーローとして生きる道を選んだスパイダーマンが様々な葛藤の中で戦う話。
色褪せない名作。ピーターの心情がよく描けてる作品だな~と改めて思います。特に電車を止めるシーンではNYに愛されてるヒーローを物語る名シーンでした。 https://t.co/5M36zDtN95
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