スパイダーマンのレビュー・感想・評価
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原点にして頂点。
エンドゲームまで観た後に再度鑑賞すると、割と前半のテンポが良い気がする。
アメイジングやホームカミングなどリメイクして色々言っていた自分もいるが、今見ると原作愛があり、自分の中のスパイダーマンのイメージであるマグワイアの好演が光る。
大いなる力には…(キリッ)!!
丁寧に作ってあるとは思いますが、舞台や状況が変わる事が全く無いので、長くて退屈に感じます。ヒーロー活動を始めるまでが長く、「大いなる力には大いなる責任が伴う」とデカい事を言った割りにはヒーロー活動自体も殆ど無く、粘着気質のグリーンゴブリンとただ戯れるだけのショボい内容です。また、ヒロインが可愛くないので、モチベーションが全く上がりません。グリーンゴブリンがヒロインに遭遇した時の挨拶が、ダークナイトのジョーカーがレイチェルに会った時の挨拶と一緒で笑えました。序盤で裸眼視力が上がったシーンが良かったです。
ワクワク
ピーターのおじさん死んだ時「推しが死んだ。もう観れない」と思って観るの辞めようと思ったけど新聞社編集長のおっさんという新しい推しを見つけたので最後まで観ました。
父がDVD自慢してくるから絶対観ない!って思ってたけど早く観ればよかった…
ワクワクしすぎて動機か?と思ったしこんな感じの軽快なアクションなら私でも観れる。
ストーリー展開早くて全然退屈しなかった!
やっぱ初代三部作
アメイジングもいいけど、個人的にはトビー・マグワイア版の方が好きかな。冴えない感じがイイ。
当時は技術が今ほど進歩していなかったけど、あまり気にならなかったし、何よりストーリーがしっかりしている。(三部作全部に共通するけど)
この初代だけでいえば、自信の無い科学オタクのピーターが徐々に人間として成長していく所がカッコよくて、勇気づけられた。
シリーズ物はやっぱり1から観るのがいいですね。
アクション映画の名作
スパイダーマンのことが好きだったはずのヒロインが主人公がスパイダーマンって知らないのに主人公を好きになり、主人公に愛の告白をし、彼女がずっと好きだった主人公がそれを断るとは...。そして、主人公と親友とその父との関係も深い。そういう単純じゃないところが色々考えさせられて面白いです。
スパイダーマン誕生!
今さらながらですが、ヴェノム公開を機に初めて鑑賞しました。スパイダーマン誕生の経緯がよくわかり、おもしろかったです。その上で、主人公ピーターの苦悩を描き、人間臭さを表現しているのもよかったです。
人間臭いといえば、敵役のノーマンも、根っからの悪人というより、負の面が二重人格者のように出てきただけの普通の人として描かれているのもよかったです。しかし、ピーターが恋するヒロインはちょっと残念。ルックスというより、惚れっぽさというか尻軽というか、確かにこんな娘もいるとは思いますが、ヒロインとしてどうなのって感じいただけなかったです。こんな娘にピーターのような男が恋するのかな~と疑問でした。
あと、昨今の作品に見慣れたせいか、アクションシーンは地味めの印象で、当時のVFX技術にも多少のアラを感じてしまいました。とはいえ、スパイダーマンならではの爽快感や浮遊感は十分に得られました。できれば、そういったシーンがもっとふんだんにあり、もう少しテンポよく描かれていれば、もっともっとおもしろい作品に仕上がったんじゃないかなと思いました。
DVD200円ゲットシリーズ。今更ながらの初鑑賞。 いやー楽しい!...
DVD200円ゲットシリーズ。今更ながらの初鑑賞。
いやー楽しい!冴えない男子が超能力を得ていく過程が最高。私もあの蜘蛛にひと噛みしてもらいたい(笑)
主人公も彼女MJもそれなりなのがいい。そしてなんといっても悪役デフォー、ゴブリンの仮面そのものだ。
対決、そして次作を意識させるエンディング、素晴らしい。MJがちょっと可哀想。
果たして次作、デフォー以上の悪役に出会えるのか?期待が膨らみます。
あら、書いてなかった
サム・ライミ監督のスパイダーマンは
正直言うとキャラクターは違う様な気がしてますけど
これはこれでアリというか、一番好きですね
頭はいいけどどんくさいピーターがスパイダーマンになって、隣の女の子に興味を持ってもらいなんだかんだで告白されて
でもスパイダーマンとしての責任感で振るってオタク男子の願望ですよね
いろんなシリーズ出てるけど
わたしの中のスパイダーマンはやっぱりトビーマグワイヤなのです。
そのくらいはまり役!
スパイダーマンの素晴らしいところは、ヒーローも人間だってことが、強調されてるとこ。
悩み苦しみそれでも、困ってる人のために戦う。
「大いなる力には大いなる責任がともなう」
心にのこる言葉です。
抜群の分かりやすさとナチュラル感
ストーリーや展開がコンパクトにわかりやすくまとめられていて、非常に楽な気持ちで楽しめた。
VFXは多少違和感を感じたとはいえ、卓越したバトルシーンとうまい具合に馴染んでいて、とてもエキサイティングな気持ちにさせられた。
数多くの若き日の名優たちを見られるところもまた面白いところ。何かしらの最優秀賞を獲得している俳優がなんと多いことか!個人的には、トビー・マグワイアとキルスティン・ダンストの役柄が合っているとは思えないけれども、違和感だらけの名優の軌跡を見るのもまた映画というものの楽しみなのかなと思ったりもする。
高所恐怖
高所の恐怖感を煽るカメラワークがうまい。主人公が初めて壁を登ったり隣のビルに飛び移ったりするシーンが一番怖かった、リアルで。
なのでバトルシーンよりそっち中心でまとめたほうが面白くなった気がする。高いところから身を乗り出して足がすくむゾクゾク感メインと言おうか。バケモノはいらなかったような...造形もゴレンジャーや仮面ライダーシリーズの怪人を彷彿とさせる代物だし。原作は知りませんが。
後半は立て続けのバトルに少々飽きた。
ヒロインが重要な役回りだけど個人的にはあまり惹かれなかったのでその点もマイナス(あとで他レビュー見たら皆さんの多くも同感でした)もうちょっと素敵感が欲しいところ。
落下したヒロインがゴンドラに掴まって助かるが、普通設定の女性がそれやっちゃうとスパイダーマンの超人ぶりも高所の恐怖感も薄まるので、あ~?ランボーか?マクレガーか?って感じになった。ハリウッド映画の悪いクセだな、ホントに。
人間関係の広げ方もいいところまではいってるんだけど惜しい感じ。
前半4点、後半3点で総合3.5点。
節操の無いアメコミヒーロー映画では無い、傑作。
面白かった!昨今のシリーズ全部見なければついて行けない節操の無いアメコミヒーロー映画では無い。この映画を鑑賞した2時間、とても楽しかった。
私が素晴らしいと思ったのは、
①テンポ
②主人公の負
③ヒロイン
である。
①テンポ
この映画は主人公が大学の研究室に社会科見学に来る所から始まる。施設の前に集合する場面で憧れの女の子、いじめっ子、親友とその家族(親友が金持ちであること)、主人公のクラス内での立ち位置や性格がものの5分で提示される。5分!手際が良すぎる!
よくある脚本だとまず朝寝坊させて叔父さん、叔母さんと慌てて朝食食べて、高校の冴えない日常(からかわれる、親友見せる、ヒロイン登場、ちょっと大学の研究室に見学に行くことも匂わせる)、帰り道にアメコミ買ってヒーローに憧れる描写を見せて…と、主人公を示すために20分はつぎ込む。
正直、ダルいしつまらない。これをたった5分で見せて、主人公は開始10分でクモに噛まれスーパーパワーを手に入れる。ここで時間短縮が出来た為になぜ主人公はなぜ人助けをするのか?敵の動機は何か?主人公、ヒロイン、親友は何を考えているのかまで描写できている。神業のような素晴らしい物語の始め方だと感心した。
②主人公の負
これは原作のコミックに通ずるものだが主人公に背負わせる負のうまさ。
物語で主人公が乗り越えるべき負として設定されているものはスーパーパワーそのものである。
もしも主人公がスーパーパワーを持たないまま強盗を逃がし、それが引き金となって叔父さんが殺されていたとしたら、おそらく銃を携帯している犯罪者に対峙するという選択肢がなく、憎しみや自分が代わりに死ねばといった思いで主人公が叔父の死の責任を背負う気持ちは少なかったかもしれない。
しかし主人公がスーパーパワーを持った上で犯罪を見過ごし、それが引き金となり叔父さんを殺されてしまうと、止める力を持ちながら使わなかった、力があるのに責任を行使しなかった時の最悪の現実が主人公に襲いかかる。
主人公がなぜヒーローになるのか、なぜ人の為に戦うのか、という理由を力を持った人間の責任と叔父の死への贖罪という形で示されている。
本作のスーパーパワーを不治の病と置き換えても良いかもしれない。これをどう捉えるのか、どう付き合っていくのかが主人公が背負った負で他の作品と比較してもヒーローが戦う動機として最も納得がいった。
③ヒロイン
本作のヒロインは男性が女性を嫌悪する面をうまく突いていると感じた。男って女の「こういう所」を嫌と思って見てるよな、というのがうまい。
本作のヒロインは高校時代の彼氏、親友、ヒーロー時の主人公、主人公自身とたった1作の中で好きな男を都合4人も変えているのである!(ヒロインは家庭環境が荒れているので男に依存してしまうタイプなのだが…)
好きな女性が他の男と居るのを見ることで女性を妖精のような汚れないものから性的な「女」として認識した時の嫌悪感、だが女性自身はそんなことを微塵も思っていないことに対するやりきれなさ。しかも自分からは彼女にアプローチできない。なぜなら自分を拒絶された時の心の崩壊が怖いから。そんな自己完結な恋愛を主人公は物語中ずっとヒロインに対して続けている。この女性の捉え方が奥手思春期男子の女性の見方の的を射ていると思った。
ラスト、主人公はある選択をする。また危険な目に合わせてしまうかもという懸念からの選択とも取れる。
ただ私は主人公がヒーローとして生きた経験を通じ自己肯定出来るようになり、コンプレックスから来る相手への執着心が無くなったからではないかと思う。それは相手抜きの自己完結していた恋愛からの卒業であり、一人の男になっていく一歩と感じた。
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