劇場公開日 2004年3月27日

「ナンシー・メイヤーズの趣味」恋愛適齢期 なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 ナンシー・メイヤーズの趣味

2025年10月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

カワイイ

インテリアやファッションから(高齢)女性の本音や
(見たくもない)ジャック・ニコルソンの生尻まで、
何から何までナンシー・マイヤーズの趣味である。
(ナンシー・メイヤーズ監督脚本としても成功した
作品。)

ダイアン・キートンとしても後期の成功した主演映画。
20歳は年が下のハンサムな医師に
『こんな気持ち初めて』と口説かれ、
30歳以下のモデルの様なスレンダーな美女としか付き合ってこなかったビジネス成功者からも恋仲になる話。
(んな訳ないだろう。おいおい。)
確かにダイアン・キートンはオデコやほうれい線も隠さず、2人の男から言い寄られるのは納得がいくほど
輝いている、が。

年下の若いキラキラした男と、
年が近く(あ字が読めない!って時に僕のだけどと老眼鏡を渡してくれる)労り合える男。
その結末に
おいおい、いい加減しろやナンシー・メイヤーズ!
と観るたび僕はドヤる。
(キアヌ・リーブスよりジャック・ニコルソンを選ぶやつがどこにいるんじゃ!
恋に恋するセンチなジャック・ニコルソンは可愛いが、
ここは何が何でもキアヌ・リーブスだろ!
たとえ1年後に棄てられても、キアヌ・リーブス一択だろ!
あの高齢男性はまた若い女に手を出してバイアグラを飲んで心臓発作を起こすのもミエミエなのに。)

お色気担当は、冒頭に数人美女が出てきて、アマンダ・ピートも綺麗である。
そこにナンシー・メイヤーズの妥協もみられる。
若い男を選べないナンシー・メイヤーズなのだと思う彼女ならではの映画なのだ。

なかじwithみゆ
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