劇場公開日 2001年12月15日

「【”ハレルヤ!そして愚かしきルッキズムをぶっ飛ばせ!”従来の童話設定に強烈なる蹴りを入れた画期的作品。生き物の価値は見た目ではない、善性溢れる中身なのである。】」シュレック NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”ハレルヤ!そして愚かしきルッキズムをぶっ飛ばせ!”従来の童話設定に強烈なる蹴りを入れた画期的作品。生き物の価値は見た目ではない、善性溢れる中身なのである。】

2023年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■怪物シュレックが住む静かな沼は、横暴なファークアード卿から逃げてきたおとぎ話の主人公たちで大混雑。
 シュレックはファークアード卿と交渉し、ドラゴンに囚われたフィオナ姫を救出することに。

◆感想

・従来の童話は、今作でも言われているように、美しいお姫様が呪いを掛けられている所に白馬に乗った美男の王子様が現れ、お約束のキスをして、メデタシメデタシ、というパターンであろう。

・だが、今作はその様な設定に蹴りを入れる、世に蔓延るルッキズムを強烈に皮肉った作品である。

・フィオナ姫の秘密の表現方法も効果的である。

<今作は、その画像を含めて非常に面白く鑑賞した。私は、アニメーション映画は日本が一番だと思っているが、ドリームワークスの力量を認めざるを得ないレベルの作品だと思う。>

NOBU