Shall we Dance?のレビュー・感想・評価
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幸せに満たされた人生(HISTORY)における「心の隙間」を満たそうとする主人公と、それに関する周囲の反応に、せつなくも心動かされる素敵な映画です。
邦画の「shall we ダンス?」を、ハリウッド版として、リメイクした作品です。
日本版を、ほぼ忠実に再現しているように思います。
毎日同じことの繰り返しに空虚感を抱き始めたジョン(リチャード・ギア)が、ある日、社交ダンスの教室に通い始め、その後、いろいろな変化や障害を経験しながら、家族の絆を確かめ合い、深め合うような、ちょっとせつなく、でも心動かされる素敵な映画です。
個人的に、学生の頃に、社交ダンス(競技ダンス)をやっていたので、とても興味深く観させていただきました。
ダンス教室の先生ポリーナ役を演じているジェニファー・ロペスは、社交ダンスというか、とにかく、ダンスが上手だなと思いました。
一方で、リチャード・ギアは、ダンスの技術としては、そこまでではないですが、さすがハリウッドスター! 魅せ方が半端ないです。
この映画のために、ダンスを1500時間も練習したそうです。
社交ダンスには、様々な種目があります。
主には
スタンダード: Waltz、Tango、Quick Step、Slow Fox Trot
ラテン : ChaChaCha、Samba、Rumba、Paso Doble
等があります。
正直、1500時間で、あのレベルに到達するのは、凄いと思うし、情熱に感動しました。
と、ここまでが上から目線での評論ですが・・・
とにかく、リチャード・ギア、ジェニファー・ロペスがカッコ良すぎます。
映画の後半で、リチャードギアが、奥様からもらった靴を履き、登りエスカレーターを花を持って登場するシーンは、最高ですね!
ジェニファー・ロペスが、大会に向けて、一心不乱に練習している場面も感動します。
そして、その二人が、ソロで躍るシーンが出てくるんですが・・・
おそらく、観る人全員が心を奪われることでしょう。
奥様からの「箱に入るプレゼント」。
とてもせつなく、でも心動かされるHUMANSTORYが描かれています。
どの角度から見ても、大満足する作品だと思います。
踊りって、いいな!
なにか夢中になれることは、いくつになっても素晴らしい!仲間も、家族も大切。
ウキウキできる映画でした。ただ、リチャードギア演じるジョンには、踊りをずっと続けていってくれないと、シャルウィーダンス?じゃないので、それが残念。
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