スクール・オブ・ロックのレビュー・感想・評価
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凝り固まった脳みそを、ぐしゃっとつぶしてほぐしてくれる!
序盤は、「そんなのアリ!?」って、ヒヤヒヤしまくりだったけど、後半になるにつれて、「なんでもアリだぜ!ロックしようぜ!」って気持ちになってくるから不思議!笑
主人公に対しても、自己中すぎるなって思ってたけど、段々と愛着が湧いてくるから不思議!
こどもたちと保護者たちの前で、「この子にはこんな才能がある!」と熱弁するシーンが特にお気に入り!すべてがバレたことを知って、残された時間でなにかを伝えたいと必死になっている姿が良かった!
最後のライブのシーンも、めちゃくちゃよかった!
一人一人の個性が輝いて、子どもたちもキラキラしてて、こんなこどもたちの表情を引き出してくれるのなら、もうなんでもアリだよ!って気持ちだった!
凝り固まった脳みそを、ぐしゃっとつぶしてほぐしてくれるような映画だった!
エンドクレジットのところの、こちらに語り掛けながら演奏してる様子も面白かった!
ROCKサイコー
観終わって心が温かくなる一本。
「ろくな奴じゃあなかったが 俺が消えてもロックしろ」と言う本作中の歌詞は、主人公・デューイの偽らざる心境の吐露ではなかったでしょうか。
しかし、生徒たちの心を溶かし、凝り固まっていた校長の心まで溶かしたのは、他ならぬ彼のロック魂であったことには疑いがありません。
コンテストでは優勝こそ逸したものの、ロッカー、ロックバンドとしての真の優劣を、観客席は、ちゃんと掴んでいたと言えないでしょうか。
そう思いました。評論子は。
その一点で、観終わって、気持ちがほんわか温かくなる一本と評することができると思います。
(追記)
細かいことですが、演出面では、最後の切迫した(?)シーンでは、場面の切り換えにドアの開け閉めが効果的に使われ、場面転換のテンポが、とても良かったのが印象的でした。評論子には。
<映画のことば>
「待って。入場券は?」
「息子が中にいるんだ。」
「入場券なしじゃあ、通せない。」
「危険人物が誘拐したんだ。」
「そりゃあ大変だ。早く入場券を。」
大好きすぎて何回みたことか
何度見たかわからないくらい好きな映画。
気分を上げたくなると観ます。
絶対笑えて心が軽くなるから。
お利口セレブ校だからみんな習ってるのはクラッシックミュージックなのに、悪魔的なロックンロールをよく回る口と魅力でするっと子ども達に教え込むニセ教師。
やってることも言ってることもめちゃくちゃだけど、面白くて愛嬌があるから、みんな結局うまく丸め込まれてしまう。けど全然嫌な感じがない笑。
まあお利口さんばかりだから、先生に従順なので、言うこと聞いて上手く行ったのもあるかもだけど。
何よりジャック・ブラックが本当に面白くて目が離せない。
何やってても面白くてずっと笑える。
私もこんな先生に出会いたかった。
子ども達が彼に感化されてメキメキ演奏が上手くなるのと同時に心も解放されていく様子もよかった。
心がお疲れの方におすすめ。
これも映画館で観たかった映画の一つ。
音楽の歴史、ロックの歴史
ロックンロールとは、戦後、従来のクラシカルな音楽から脱却するために生まれた音楽だ
私立校に通う小学生たちは、親や教師のご都合主義に悩まされて自分自身の殻を破れないでいる、クラシカルな音楽のメタファーだ
一方、主人公は夢を諦めず、常にロックな生き方を選んでいるが世の中は簡単に変えられない、
だからこそ子供とバンドを組み、賞はもらえないがアンコールをもらって演奏する姿には強烈なカタルシスがある。
話の結末上、もやもやする点も多いが、ラストのエンドロールでメタフィクション構造にすることで全てが負に落ちる。
また個人的には、音楽が生まれる瞬間を描いている時点で大満足。
コーラスのトゥモローを歌っていた子と、にんじんくんが可愛すぎる。
子供が可愛い
ロックのカッコよさと笑いがあって面白かった!
歌って踊って子供を扇動する腹肉が狂奔する
子どもたちの演奏テクニックに感心
ベタだけどやっぱり泣けちゃう映画
破天荒なロッカー教師
【”お堅い校則なんて、ロックンロールで吹き飛ばせ!”お堅い学園にやって来た”訳あり先生”が子供たちに、自由とロックの楽しさを伝える作品。70年代ロック、テンコ盛り作品でもある。】
ー ドゥーイ(ジャック・ブラック)は自分が結成したロックバンドを首になり、更にお人よしの同居人ネッドからも、家賃滞納のため出て行ってくれ・・、と言われる始末。
だが、ある日、”ホレス・グリーン学園”というお堅い小学校から、臨時教員の話がネッドに掛かってきて、ドゥーイは、ネッドになりすまし、臨時教員に。
学校に行くと、規則で縛られた精気の無い子供たちが待っていた・・。-
◆感想
・最初は、ドゥーイを怪しいおじさんと思っていた子供たちが、徐々に彼のロックに対する熱い思いに感化されて行く姿。
・ドゥーイも子供たちの個性をキチンと見出し、敵役を割り振って行く。
- 歌声が素晴しい少し太めの黒人の女の子に彼が言った言葉。
”ダイエットなんか、必要ない!君の素晴らしい声が有れば、君はスターだ!”
・お堅く見えた、”ホレス・グリーン学園”の女性校長先生も、スティービー・ニックスの大ファンで・・。
- ここは、是非歌が聴きたかったなあ・・。-
・ドゥーイも子供たちに”教材”として渡す、70年代ロックのCDの数々。
ピンク・フロイド、イエス・・・。
<”スクール・オブ・ロック”と命名したロックバンドで、ドゥーイと子供たちが、”バトル・オブ・ザ・バンド”で、校長先生や、懐疑的だった親御さんたちの前で、披露したロックンロール。
ドゥーイはAC/DCのアンガス・ヤングの様な、短パン背広姿でギターをかき鳴らし、メガネ君はキーボードを華麗に披露。ヤンチャだった男の子は、髪をパンクロッカー風に逆立て、激しいドラミングを披露する。
そして、やまないアンコールの声。
子供たちが、厳しい校則から、自由とロックの楽しさを体感した瞬間であった。
リチャード・リンクレイター監督制作の、痛快なロックンロールムービーである。
お約束の映画だけど好き
ジャックの顔芸が最高www
前に観たことあったような気がしたけど、忘れてた。
めっちゃ笑えて、めっちゃ泣けた。ロックも好きだし、少年成長ものが好きだし、一番好きな映画はシングストリートだしw、パイレーツオブロックもロックオブエイジズも好きだし、まあ絶対好きなジャンルなのに、当時は仕事でバタバタしてたから、映画観る余裕なかったのかな。
2000年代なんて、ロックは売れなくなってきて、ロックTシャツ着てた人がいなくなって、ギターケースかついでるバンドマンを本当に見なくなった。だから、大人たちはいつまでも80sロックを聴いてるんだよなぁ。
生徒たちはとても上品で、とてもロックなんか聴いてるような子たちじゃなかったのに、いざバンドを組んだら、教室中がめっちゃロックにwww。
そのくらい、子どもたちにも主張したい鬱屈はあって、ロックがはけ口になる過程が嬉しかった。
私も硬い仕事なのに、めっちゃロックな人間だから、周りになんか合わせないし、おかしいことはおかしいと言いたいこと言うし、権威(The Man )にだって楯突いちゃうw。
でも、それはある程度年を取ったから言えるんだよね。私、別に怖いものないから。それって、とても幸せなことで、子どもたちにそういう心境を目指させることこそ、生きる希望を与えるんじゃないのかな。
だって、勉強だけできたって幸せとは限らないでしょ?生きる上で、色んな選択肢を与えるための勉強は必要だと思うけど、仲間といる楽しさとか、ものを創り出す達成感とか、自分の仕事が認めてもらえる喜びを学ぶことが、子どもたちの生きる力になるよね。
安全に生きることが幸せだと思う人もいる。でも、安全で平穏なまま生きられる人はそんなにいない。学校は子どもたちの心を強くしてナンボでしょ。私は思春期にロックに出会えてよかった。もし、Mr Sに出会えてたら、何の役割をもらえて、何のCD貸してくれたかな?
ライブシーンも最高だったけど、アンコールの場面も胸熱だったな。もう、最高!
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