劇場公開日 2019年12月21日

レッツ・ロック・アゲイン! : 特集

2004年10月26日更新

A Young Person's Guide to ROCK'N ROLL MOVIES

樋口泰人

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■ラモーンズ
「ラモーンズの激情」

70年代、ロックの肥大化をあざ笑うかのように、徹底して装飾をそぎ落としたタイトでシンプルなロックを反復し続けたラモーンズ。どれも同じだからこそ、ファースト・アルバムから順番に聴くのが正しい聴き方ではないか。

ワーナーミュージック・ジャパン/1785円

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■ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロス
「Global a Go Go」(輸入版)

クラッシュでのハードコアなイメージに隠れて見えにくくなっている彼の、豊かな音楽の素養がここに溢れている。パンクという時代の流れを外側から包み込んでいた世界の広がりを、ジョー・ストラマーは確実に掴んでいる。

Epitaph/1578円

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■ニール・ヤング
「グリーンデイル」

映画の元となった音であり、映画そのものとも言えるアルバム。ニール・ヤングはさまざまな形でこの歌を変奏し、世に送り出している。その軽やかなスタンスこそが、40年を迎えようとする彼のキャリアの現在地を示すだろう。

ワーナーミュージック・ジャパン/1785円

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