マトリックス レボリューションズのレビュー・感想・評価
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マトリックスシリーズだと肉弾戦の方が”らしさ”があって好き
マトリックス3作目にして完結編。
最終作なのに序盤は主人公のネオがあまり登場せず、ロボットアクションがメイン。特にミフネ船長の戦いはインパクト大。
やっぱりマトリックスシリーズだと肉弾戦の方が”らしさ”があって好きだなと感じた。
雨の中、ズラッと並ぶ大量のスミスが見守られ、スミスと1対1で戦うシーンは良かったが、スミスあんなにいるなら総攻撃しないのかな?笑とも。
ラストの展開はよかったなと思いつつもモヤっとする部分もあった。
救世主としてザイオンとマトリックスを平和に導くために、犠牲になったネオのためにも長く平和が続いて欲しいなと思った。
私は納得した
小難しいことを並べ立てて、映像をメチャメチャ頑張っているが、これは、マトリックスという虚構ではなく自分達の命を自分達で生きたいと願う現実を取り戻すための「戦争映画」だよね。
人間が、勝手に神を作り出し、宗教を信じ、それによって争いを起こし続けていること、愛を理由に人を憎み続けていること、貨幣制度によって、他者を欺き陥れて勝とうとし続けていることと、今作が描く近未来なのかすら曖昧な設定でも人の営みが変わらないこと、愚かさが変わらない、という根幹の意味は大きい。
しかし観る側の取り方は自由なので、私の解釈?もまた制作側の意図とは違うのかもしれないし、各々が感じたことに間違いはないのだろう。
今作はかなりの人からマトリックスの世界観をぶち壊した駄作と位置づけられている。
それはそれで仕方ない。
でも個人的には思う。
コロナ禍で観返した第1作の啓示的な台詞。
ヒトは哺乳類ではない、ウイルスと同じだというあの。
あれを心に刻んで観てみると、3部作は実に傑作だ。
生きる目的を持ち、起きた事柄の原因と結果を考えて、今この時勢を振り返るとき、なぜコロナ禍は起きているのか?という答えの出ないことをグルグル考えること。
マトリックスという作品には、そういう意味がある。
答えが出ずとも考えること、それが人間。
ハリウッド続編映画のみじめな成れの果て。
マトリックスの新作が出たという事で、イチから見直してみる。
マトリックス••面白い。今見ても斬新。20年前とは思えない。
マトリックスリローデッド••んー、、なんか微妙。ややドンぱち始まった。
マトリックスレボリューションズ••最低。この映画に限らず、アメリカ映画で機械vs人間の戦争?「我々は自由を勝ち取るんだ!ウォー!!」みたいな100万回擦られたシーンが出て来ると、吐き気がする。
という事で最新のマトリックスを観に行く事も無さそうです。
機械「何が望みだ?」
ネオ「平和だ。。」
嘘つけ。だったらこんな気持ちわりー映画作るか。
観たかったのと何か違う…
最新作レザレクションズ前の予習鑑賞第3弾!いよいよ3部作の完結編です。リローデッドをさっき観たばかりなので、記憶はもちろん鮮明。さあ、どのような決着を見せてくれるのかと期待して鑑賞。しかし、さすがはマトリックス、一筋縄ではいかず、本作もかなり難解でした…というか理解できずに何度か寝落ちしてしまいました。つまらなくはないんですけどね…。
本作のウリは、なんといってもVFXバリバリのバトルシーン。公開から20年近く経ちますが、今観ても遜色ないほどです。中でも、ザイオンを襲う無数のセンチネルと、それを迎え撃つAPUのガチンコバトルは、大迫力で見応え十分でした。これは自宅のテレビではなく、劇場の大スクリーンで観たかったです。
主演はもちろんキアヌ・リーブスで、本作でも救世主ネオとして人類のために体を張ってくれましたが、前半はあまり活躍の場がなかったような…。キャリー=アン・モス扮するトリニティにも、もう少しアクションの見せ場を用意してほしかったかなという印象です。
ここまで書いて「あれ?これマトリックスだよね?」とふと思ってしまいました。言い換えれば、観たかったのと何か違うという違和感や物足りなさを覚えたということです。自分がマトリックスに求めるアクションシーンは、迫力満点のSFメカ物量戦ではなく、スタイリッシュなサイバーアクションなのです。
現実と全く区別がつかないほどリアルな空間なのに、バトル中に起こる不可思議な現象。これによって,つい先ほどまで何の疑いも持たなかった目の前の空間が,すべて仮想空間だったと瞬時に理解される。そんな革新的な映像とスタイリッシュなバトルが、マトリックスの真骨頂であると捉えていました。しかし,それが本作ではあまり見られなかったことが残念でした。
そしてもう一つ残念だったのは、やはり謎が多くて意味不明だったことです。とりあえず、人類は滅ぼされずにすんだようですが、なんだかスッキリしない終わり方でした。結局、ネオ、スミス、預言者などは、どのような存在だったのでしょうか。哲学的な会話が多くて、自分の頭では理解できずに終わってしまいました。結局、初見の衝撃と以降の期待をもたらした、1作目がいちばんおもしろかったような気がします。
風呂敷たたみの消化試合
リローデッドが良品質だから完結編も・・・とはならない
消化試合感が否めない、冗長、こんなに尺はいらない
リローデッドが「すごい」映像作品だったのに対し
やりすぎてしまい「なんだかよくわからない」映像作品になっている
そのせいか昔からザイオンにセンチネルが攻め込んでくるシーンで
催眠術にかかったかのように寝てしまう現象に何度も襲われている
あのシーンだけまともに見たことがなかったので
新作公開で見直したがやはり寝た
感想書くときにようやく見た
弾幕のリズムと回遊魚のようなセンチネルの動きでよく眠れる
リローデッドで広げた風呂敷をたたむ目的の作品になっているのが残念
追い詰められたザイオンを救う、という展開が別場面のためまとまりが悪く
前作の「選択とは・・・」という場面もある
救世主伝説としては適切かもしれないが
映画としてはテンポが悪く陰鬱な画面が多く面白みに欠ける
インフレが進みすぎて、演出もあまり良くない
完結作としては仕方のない部分もあるが
もう少し「地に足のついた」展開が望ましかった
【目的と選択】
マトリックス ・シリーズの最終章「レボリューションズ」の見どころは、前2作での疑問に解が与えられる他に、人間とセンティネルを中心としたマシンとの戦いの場面だと思う。
絶望的な戦いを強いられながらも、命懸けの抵抗を示す人間たち。手に汗握る場面だ。
そして、解。
(以下ネタバレ)
この「レボリューションズ」でも、様々な示唆が与えられている。
無秩序で生きる目的がないものは削除される。
つまり、目的を持って生きることが重要なのだ。
では、目的とは何か?
原因と結果、因果応報を語り、目的の範囲を都合よく操作して説き伏せようとする者たち。
本来、目的は自ら見出すものではないのか。
預言者が、スミスはバランスを取るために、ネオの対極に位置する存在だと言う。
それは本当なのか。
人間が作ったフィクションである神の戯言(ざれごと)ではないのか。
神の対極に悪魔や地獄を作り上げ、恐怖で人間を支配しようとしているのと同じではないのか。
仮にそうだとしたら、どうするべきなのか。
提示された選択が二者択一だからといって、第三の選択を探れないわけではないだろう。
実は、そんなバランスやスミスは、思い込みだけで、元からないのではないのか。
スミスが、「自由、真実、平和、愛は幻想だ。愚かな人間の知性が、今も”目的”もなく存在するのを正当化するための幻だ。それはマトリックス と同じ虚構だ。つまらない愛を作り出せるのは人間だけだ」と言う。
果たしてそうだろうか。
実は、この対極にあるスミスこそが幻想なのではないのか。
スミスがある事によってバランスが与えられていると考える事が幻想なのではないのか。
すでにデファクトのように思われている神や天国と、対極にある悪魔や地獄の存在。
僕たちは、二者択一の二元論の世界に生きているわけではない。
神や悪魔と云ったものに囚われなず、それぞれが目的を持って生きる調和した世界がきっとあると信じることこそが重要だと言っているように思える。
「レザレクションズ」公開を前に再び鑑賞してみて、当時は気付かなかった面白さを再認識することが出来たような気がする。
トリニティーが命を落とすのは必然だったのだろうかと今でも悲しくなるが、明日から始まる「レザレクションズ」に期待だ。
これはヒドい、マトリックスではない
2は最低の出来でしたが、それでもまだ1の延長にありました。
3は、最早マトリックスではありません。やたら戦闘シーンばっかで、それもスターウォーズとエイリアンの合いの子みたようなモンスターバトルが延々と続きます。
レビュー見たら、単純にVFX大作として観てる人は高評価だけど、1のマトリックスワールドに圧倒された人ほどボロカスですね。
ストーリーはすでに2の段階でワケわからないので、3でわかるはずもなく、といって理解したい意欲も起きず、誰かの解説読んでみる気もしないくらいつまらないです。
どうやら解決したらしいですけどね。パチパチパチ
新作の予習と思って未見の2.3を昨日から続けてみましたが、やはり映画続編史に残る最低作です。新作のレビューを見たら、やはり1で心酔した人ほどガッカリのようです。もったいないから、レンタル始まったら借りてきて観てみることにしました。
1でやめときゃよかったのに。「栄光を汚した大賞」です。
ムフフ…、これで謎はすべて解けた😄最新作へのおさらい❸
とは、まったくなりませんでした😂
むしろ、謎が謎を呼び…、という典型的なミステリー系の惹句のままで、私の頭の中はところてん状態(この言い方も今や死語かな⁉︎)。
でもやっぱり面白い。
マシーンの本拠地は、『ロード・オブ・ザ・リング』のサウロンの世界の未来版みたいに感じました。
奥深い映画の世界観というものは、どこか似ることも結構あるのでしょうね。
それだけ揺るぎのない普遍性をそれぞれの世界が持っている、ということなのだと思います。
【”始まりがあり、終わりがある・・””望みは、平和”とネオは言った。アクションシーン比率高めの最終章。幾つかの謎は未だ解明せず・・。謎は続くよ、何処までも・・。】
ー 内容は、巷間に流布しているので割愛。-
◆感想
・今作では、(当たり前だが)第一作、第二作で明らかになったマトリックスワールドを素直に継承している。
暴走したエージェント・スミス(ヒューゴ・ウィ―ヴィング:この人を見ると、板尾創路を思い出すのは、私だけであろうか・・。)と対決するために、ネオ(キアヌ・リーブス)はトリニティ(キャリー=アン・モス)と共に、マシン・シティの中心部に辿り着くが、トリニティは絶命。
- 今作は、VFXを多用した戦闘シーンが多く、第一作、第二作で感じたスタイリッシュな映像や、脳内フル回転で観る要素は減っている。
だが、2003年にこの映像を見せつけられたら、何も言えません・・。-
・マシン・シティの支配者と取引したネオはエージェント・スミスと最終対決へ・・。
- ちなみに、エージェント・スミスはネオの事をいつも”アンダーソン君”と救世主として覚醒する前の名前で呼ぶ。エージェント・スミスが自らを救世主と考えているからだろう、と勝手に推測。
推測ついでに言えば、トリニティの名前も、ネオと自分と、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン:悪役を遣っていた映画の記憶無し)を三位一体として考えている象徴的な名前であろうと思っている。-
<ラストのネオの姿を死と観るかどうかと、オラクルとアーキテクトの会話をどのように、判断するかも一興であろう。
マトリックスシリーズが難解なのは周知の事実だが、第一作から第三作までの詳細な人物相関図、作品構想、思想について考察した優れた論文を誰か、書いてはくれまいか・・。即、購入します!
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今作から18年後に”復活”公開の「マトリックス・レザレクションズ」が楽しみである。
不安要素は、監督がウォシャウスキー兄弟(第1作)ウォシャウスキー姉妹(第2作)から、ラナ・ウォシャウスキー独りで製作している事と、鯖江市の眼鏡屋さん制作のソリッドなサングラスが継続して使用されているかどうかである・・。>
途中から眠たくなった。
『マトリックス レボリューションズ』鑑賞。
*主演*
キアヌ・リーブス
*感想*
マトリックス1と2は鑑賞済み。話が進むにつれて、よくらわからない展開が続き、正直、話がついていけないんですが、レボリューションズを観ました。
ん~やはり、今作もよくわからなかったですし、個人的にイマイチでした。
規模が広くなってるけど、前半はほとんどキアヌが登場せず、後半はスミスとド派手な格闘を繰り広げてましたけど、意味不明な展開が続いて、途中から眠たくなってしまいました。
しかし、センチネルが襲撃するシーンは、迫力はありました。
まだ1の方がわかりやすい。
レザレクションズは、果たして、、、
1で終わらせておけばよかった
全てが蛇足。
ザイオンの戦闘は長すぎるし、なんなら出来の悪いスターウォーズみてるのかな?って感じ。
最後のスミスとの戦いも、お笑い番組のパロディかと思った。爆笑。
ストーリーも分かりにくければ、今までの世界観もぶち壊す作品でした。
マトリックス3部作、完結。。。うーん。
前作の流れから考えても1作目は越えられないのは分かっていたが、何とか最後に物語を纏めた形。
結局ラスボスをどちらにしたかったのかがはっきりせず。だが中盤までのザイオン防衛に関しては、手に汗握る緊張感と絶望感は半端無く、映像として上手く表現出来ていたか。。。んー、評価しようとするとこれくらい(汗)
エージェント・スミスが余りに酷く、アクションシーンが相変わらず無駄に長い。監督には重要なシーンなのだろうと思うのだが、同じ事の繰り返しばかりでお互いのダメージも視覚で判断しにくい為、ただただ冗長にしか感じられない。
現実と仮想空間という【マトリックス】独自の秀逸な設定から、ザイオンを守るという泥臭いSF戦争映画の様な展開になってしまい、鑑賞者の求める所から遠く離れてしまった印象。
ネオとエージェント・スミスの仮想空間バトルと、ザイオン防衛が並行して話は進むも、一度現実に引き戻されてしまった鑑賞者の感覚は、簡単には映画の中の世界には戻れない。残念の一言。
前作【リローデッド】から、少しでも変化が見られれば良かったが、結局はドローのままの延長戦を観させられた感じになってしまった。
【リザレクション】に一作目の興奮再びを期待。
預言者が変わってる!
2021年11月21日
映画 #マトリックス #レボリューションズ (2003年)鑑賞
#レザレクションズ の公開前に見ました。18年前の映画ですがあまり古さを感じないですね
#エージェント・スミス が懐かしかった
#ミフネ は、#三船敏郎 へのオマージュか?
どう続けるのか気になりながら見終えました
見直しの3
見直しの3だが、やっぱりこのシリーズは1のみで完成されてるのかな。
この3の時点でそもそもの設定を頭に入れた状態で観れた人がどれだけいるだろうか。これだと、ほぼSF戦争みたいな内容にしか観れない。まあ、3は実際そうなんだろうけど。
1に多くの人が惹かれたのはこれじゃなかったと思う。トーマスが生きている平凡な世界こそがコンピューターにより創造された仮想現実であって、真の現実において人類は昏睡状態のような形で生かされている。すべては想像の世界であり現実は違う形で存在するのではないか、という哲学的な思考そのものに魅力がある。だから、ネオの登場する世界だけではなくトーマス側の(仮想)世界、そっちの平凡シーンもいるのかな。その現実と非現実の認識のねじれがマトリックスの発想の面白さだと個人的には感じていたので。。いや、それやるとややこしいだけか笑
これだけやりきった作品なのであんまり文句並べるのも無粋な気はするし、まあ平均以下ってことはない。
闇鍋
”あの”リローデッドの続きなんだから、まあ妥当にイマイチ。
見る人によって感じ方の違いはあるにしても、僕にとってはアクションシーンがひたすら冗長。
肝心のストーリーラインはネオがいかにして人類を守るかってとこなのに、
そこの主軸から外れて、しかも異様に長いアクションシーンはノイズ以外の何物でもない。
本質を薄めて薄めて、不要な枝葉で目一杯飾り立ててるような印象だった。
要はネオにしてもトリニティにしてもモーフィアスにしても、
その人間性の掘下げや描写が完全に不足してたと思うんですよ。
仕組まれた運命に抗い、勝ち取りたい”自由”とは何なのか?
人間と機械(プログラム)の調和でもたらされる”平和”とは何なのか?
第一作で「当たり前のように目の前にある現実を疑え」というメッセージを発した以上、
この”自由”と”平和”についてははっきり再定義してみせる必要があったんじゃないかと。
戦って戦って、何かにつけてキスをして、それで表現できたのは何だったのかと。
たくさん新キャラ出して、兵器とかガジェットとかさんざん見せて、何の効果があったのかと。
スターウォーズのようだったりターミネーターのようだったり、
ドラゴンボールのようだったり攻殻機動隊のようだったり。
影響を受けたと言えば聞こえは良いけど、ただやってみたかった事をやっただけ、
結果としてごちゃ混ぜ感が残っただけなのかなと思っちゃう。
前2作ほどではない
もちろん神話的な要素はあるものの、結局世界の話というよりも、ネオとスミスの直接対決のようなわかりやすい構造に陥ってしまった感はあり、話を広げたのに回収できてない感は否めない。
それでも、名作であることは確かだと再確認できた。
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