劇場公開日 2006年1月14日

「恋愛、階級社会、男女格差、そして高慢と偏見」プライドと偏見 sukacinemaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0恋愛、階級社会、男女格差、そして高慢と偏見

2018年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

恥ずかしながら原作の高慢と偏見がどんな小説か知りませんでした。
恋愛小説だったんですね。

しかしただの恋愛ものではなく、当時の階級社会の様相や男女格差をテーマにしており、とても興味深い内容でした。

登場人物の多彩さも見どころです。
高慢な貴族、俗っぽい末娘や母親、自由人の父親…。
脇枠の脇役まで性格が設定されており、皆生き生きとして魅力的です。
(私のお気に入りはピングリーの妹ちゃん!)

原作は古い小説ですが、"高慢と偏見"という現代にも通ずる普遍的なテーマを扱っているので現代人も感情移入して見ることが出来ます。
ここらへんが200年読み継がれてきた理由なんでしょうね。
恋愛映画が苦手な人にもお薦めできる傑作です。

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sukacinema