ペイ・フォワード 可能の王国のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
ペイフォワード。「次へ渡せ」。「恩返し」ではなく、赤の他人に善意を渡せ。自分ができないと思っていた難しいことを克服し、誰かのためにできることをしてみる。一人が三人を「助ける」。たったそれだけのことで善意の輪が広がってゆく。
とても感動的な話だけどストーリーがあまりにも出来すぎていて、その意味ではリアリティに欠ける部分もある。それでも、ペイフォワードの理念は、自分の人生や価値観に一生の影響を及ぼすほど示唆に満ちていてとても素晴らしい映画だと思いました。
自殺しようとしている女性を救おうとした薬物中毒の男性の言葉「一緒にコーヒーでもどうてす?どうかお願いします。おれを救うために」この言葉の優しさには泣かされました。
優しく痛いお話
この映画が公開されたとき、
当時高校生だった私は、
今はなき平和ドルビーへ見に行きました。(※ひとりで)
ハーレイ君が出ているこの時期の映画全部見たと思います。
俳優で見に行く映画を決める私。
そしてこの映画が大好きになりました。
ネタばれになっちゃうので
内容は詳しくかけないけど、
ハーレイ君演じるトレバーは社会科の課題で
3人の人をしあわせにする。
そして、その善意を次へ渡していけば
世界が変わるんじゃないか。
と発表するのです。
そしてそれを自ら実行しようとする・・・という内容なんですが。
「 世界が変わるのがみたかったんだ。 」
お話の中、トレバーはこう話します。
大好きな映画やから、
4時がこようが、明日仕事だろうが、
結局最後まで見てしまいました。
そして、今にぴったりな映画だと思いました。
みんなで世界がかわるのを、
日本が復活するのを、
私も見たいです。
無理やり泣かせようとする感じ
メインストーリー(家庭問題)とあまり関係ないところで主人公が殺される。
本筋と離れたところで不意打ちで死ぬので、悪い意味で衝撃的なラスト。
長々と積み重ねてきた話はいったい何なのかと思う。
要は家庭問題の話と善意のプロジェクトの話がかみ合っていない。
加えて、この映画は努力や善意が実るとは限らない
「クソみたいな世の中」というところを前提に話を進めるが、
そういう中で、主人公を殺してそこを更に強調するという念の入れよう。
要らないなあ。泣かせるためか知らないが、無駄に人を殺す映画はNG
悲しい結末
オスメント君の映画が見たいと思い借りた作品その②
母を想う無邪気さが可愛すぎる。
過去に傷を負い、女性経験の少ない先生の、母へのアプローチやぎこちないキスなど、途中迄は面白くて見ごたえ満載♪
ストーリーも面白い✨
ただ・・・
ハッピーエンドが好きな自分には、過酷なラスト!
訴えるものがある映画だけど、★4まではできなかった…(T△T)
子供の更正プロジェクト
主人公がお題に挑む姿はとてもたくましく見える。
あらゆる人物を更生させる一生懸命さがとてもいい!
しかし問題は最後…なんで主人公が死んじゃうの?
あんなに行動していたのに刺殺で人生を棒に振るなんて…
次へ渡せ
映画「ペイ・フォワード 可能の王国」(ミミ・レダー監督)から。
原題「PAY IT FORWARD」
「PAY」という英単語は「支払う」しか意味が浮かばず、
気になって調べたところ、
「PAY」には、本当に多くの意味があり驚かされた。
ある方が、見知らぬ人に親切にされた時のこと。
「礼を言った。すると奇妙な方法で恩を返せ、という。
別の3人に善い行いをしろと」
それは、親切にされた人に恩返しをするのではなく、
その気持ちを行動として「別の3人」に与えて欲しい、
そんなに意味で使われている。
小さな「思いやりの連鎖」という流れが、大きな流れになり、
世界がいい方向へ流れて変わっていく。
それを短い言葉で表現すると「次へ渡せ」(ペイフォワード)。
いろいろな分野で世代交代がなかなか難しい時代、
「後継者育成」なんて言葉より「次へ渡せ」の方が、
インパクトがあり、その必要性を感じてもらえるに違いない。
また、他人に親切されても、その行為に気付かない人には
「とんだバカに渡したもんだ」と言おう。
きっと「どういう意味?」って訊き直してくるから。
ラスト
この子の演技はなんか好きだなぁ〜
彼の勇気を出した行動は、自らの死を招いてしまった。だが、その死は世界を動かす、世界に彼の運動を広めるものとなった。
ほんとに悲しくて、絶望を感じてしまうが、嫌いではない。
内容は忘れたが、DVDの特典の音声解説でラストの意味を理解し、納得した。内容は忘れた…。
道徳の授業みたい
他人に幸福を分け与えるのは非常にけっこうなのだが、実の父親がDV男だとしても、もうちょっとチャンスをあげて欲しかった。あんな嫌な態度をされたら、頑張ろうと思っていてもくじけてしまうのも無理がない。アル中DV男は切り捨てていいという主張を感じて、嫌だった。
ドラマの構成もけっこう退屈で途中で見るのをやめようかと思った。
ラストが不必要だって?
そんなことは断じてないと思います。あの主人公が死ぬラストは、必ずしも善意が良い結果につながるとは限らないという制作者側のメッセージでしょう。でもやらないよりはやる意義のほうがはるかに大きい。だから最後の善意を受けた人たちがトレバーを偲びにやってきたんだと思います。いずれにせよ、素晴らしい作品であることに変わりはないです。
不必要なラストの展開
人の持てる良心、信じることの大切さを謳ったヒューマンドラマ。
ヤク中で全てを失ったホームレス、子供の頃に受けた虐待で人に心を開けない教師、そして、アル中に苦しむ母親、偶然にもこれからムーブメントを起こすことになる少年の周りに変わって行くであろう要素がたくさん。
予想通りにことは進み、感動を呼ぶために主人公を殺してしまう無理やりかつ不必要な展開で全て台無しにしてしまう。
ただ、オスメントの大人顔負けの演技と終始一貫して作品の主題に迫ったことは良かった。
期待していただけに残念だった。
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