踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!のレビュー・感想・評価
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同時期、他のアジア作品と見比べるとガッカリが大きい
同時期に公開された「シュリ」「インファナル・アフェア」と本作を数年ぶりに見直した。
続けてみると、他作と比べ本作の安っぽさ、セリフやストーリーの違和感、編集やカメラワークの稚拙さ、もっと平たく言えば「丁寧に作られていない」ことがあからさまである。
「シュリ」は低予算ながら、アクションもストーリーも熱量、本気度が違う。(もちろんいくつか粗さはあるが)
「インファナル・アフェア」は完璧な映画。全てのシーンが美しく、カメラワークも編集も全てがこだわって作られている。
本作鑑賞時も「あれっ?」と思ったが、やはりその違和感は今見直しても変わらない。
「組織論」のセリフとか、すみれさんが撃たれるシーンとか、3アミーゴスとか、言い出すと違和感だらけ。
それは他作品と見比べると余計に目立つ。
コレが「実写No.1ヒット」で、20年たった今でも更新されない。当面されないだろう。
コレでいいの?日本映画のNo.1。
「踊る大捜査線」に胸が熱くなる!
実写映画で興行成績No.1の本作品。
20年近く前の作品なのに、その面白さは色褪せません。
複数の伏線が絡み合って、最後に大団円となる展開は、ホンっと胸が熱くなります、最高!
出来過ぎ感が否めないストーリー展開ではありますが、良いんです。フィクションですから、大いに楽しませてもらいました。
そして、本作品においても、登場人物で驚かせてもらいました。
佐々木蔵之介さんが刑事で出てたり、スリの子役が幼い神木隆之介さんであったり。
小泉孝太郎さんも、今では想像もつかないような異様な感じで出てました。
ホンっと楽しかった。
本作品は映画ではあるのですが、TVシリーズの印象が強くて・・・
今回地上波の放送で見たんですが、コマーシャルが絶妙のタイミングで入ってたような気がします。やっぱりTVのスペシャルで十分じゃないかな。いや、十分面白いんですけど。
1が最高なんて言われているけどこれも負けず劣らず全然面白い 構成が...
1が最高なんて言われているけどこれも負けず劣らず全然面白い
構成が面白いっていうか
計3つくらいの事件があるけどどれもボリュームを増す為だけに作られたしょうもない設定じゃなくどれも生きている
前半と後半でガラッと変わってくるのも面白くて2話分入っているっていう感じ
くだらないコミカルな要素が散りばめられているのも良い
1か2か、甲乙つけがたい
んー、
踊る大捜査線の劇場版を観て。
10月11日公開の「室井慎次 敗れざる者」を観るために、
「容疑者 室井慎次」をまず観ました。
劇場版も観ようと3作目の「レインボーブリッジを閉鎖せよ」を
観ました。
そして「ファイナル新なる希望」も観ました。
この映画は観客動員1260万人、
興行収入173・5億件で実写映画の動員及び興行収入の
ダントツ一位のお化け映画であるそうだ。
また、
途中で小泉今日子演じる猟奇殺人犯の娘役の福本莉子が、
新作映画の殺人事件のとっかかりであることを知る。
それならば小泉今日子の出番を見なければならない。
という訳でマンマとフジテレビの戦術にハマって、劇場版の1、2
そして4の3本を観ることになった。
熱血巡査部長の青島(織田裕二)は、新作には出演しないらしい。
室井慎次が主演ということは、警察の上下命令系統や歪み、
シリアスな犯罪ドラマが期待出来る。
青島が出ないから、すみれ(深津絵里)も当然出ないのだろう。
すみれはとても魅力的だったので残念です。
「レインボーブリッジを封鎖せよ」で指揮をとり、高圧的キャラで
素晴らしい憎まれ役になった真矢みき、
このインパクのあるキャラは必須でしょう。
「ファイナル新なる希望」
警察内部の犯す殺人事件をテーマにしている。
スピンオフ含めて4作の劇場版を観て、
警察庁と警視庁のお偉方が、天井の高い会議室で大きな円卓を
囲んで話し合っている「円卓会議」
最後の審判、のようで、
その中身は“保身だったり“
室井慎次に責任を押し付けたり、ポストの取り合い、などの
汚い話し合いが殆ど。
警察上層部への印象はかなり厳しい。
踊る捜査戦はコミカル担当の青島の好印象が魅力だった。
その点で堅物で真面目キャラの室井慎次。
青島抜きの良い点、悪い点が吉と出るか!!
脚本の君塚良一、監督の本広克行。
満を持しての「踊る大捜査線」再始動。
期待は次第に高まっています。
砂の器(笑)
面白い!
「なんてな」
長さんが演じる和久さんがとても好きだ。寅さんと渥美清が一体で有るように、和久平八郎も いかりや長介という人がそのまま現れているように思う。
すみれが追跡中の犯人に撃たれ、本店と支店が完全に割れてしまいそうになった時。彼は出て行けと罵倒されながら、怒鳴るでも暴れるでもなく「これ以上若い者を傷付けないでくれよ」と辛そうに一言残し、その場から出ていく。人の痛みを我が事とできる人の言葉はとても重い。その後は、病院のすみれに最後まで付き添う。
青島と室井を信じ、所轄のみんなの為に自らは泥をかぶり、相手の顔を立てつつ身を引く姿はまさに老兵。風貌、声、仕草、全てがこの役の為にあるかのよう。作り手も彼がいる事で、本店と支店の緊張関係をこれでもかと高められたし、人情物としても素晴らしい作品になった。
私も和久さんに「この人は人生を泳ぐのが下手だ」と言ってもらえるようになりたい。
所轄の仕事なんてどうだっていいでしょう!
⭐︎3.6 / 5.0
和久さんの後輩への想い、世代交代。良い言葉を送って「なんてな」なん...
名作はやっぱり面白い
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