劇場公開日 2001年10月20日

「ジャンル不明、好き嫌い真っ二つの麻薬映画」オー・ブラザー! 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ジャンル不明、好き嫌い真っ二つの麻薬映画

2021年11月13日
PCから投稿

紹介ではコメディになってますが、少なくともコメディではありません。
喜劇なら人を笑わせたり幸せにしたりしますが、この映画は観ているひとを笑います。
一応の大筋はありますが、話が脈絡なく飛んだり、支離滅裂だったり、突然変な人たちが出てきたり訳わかりません。ジョークだかギャグだかも全く面白くないし。
但し、コーエン兄弟のあの表現しようのない摩訶不思議な雰囲気が好きな人には麻薬中毒効果抜群です。一方で、なんだかサッパリわからなくてムカつく、という感想を持つ人が多いのも大いにうなづけます、少なくとも人に安心してオススメできる作品ではありませんが、ハマる人にはど真ん中にはまります。

越後屋