「あの骨のティラノザウルスを見てるとウチの犬を思い出した・・・」ナイト ミュージアム kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
あの骨のティラノザウルスを見てるとウチの犬を思い出した・・・
そんなに遊びたいんかい!と、怖くないことが序盤にわかり、緊張感がなくなってしまいました(尻尾に当たると大変のようでしたが)。予告編の作り方も上手かったのでしょう。実際には、恐竜よりもライオンやアッティラが怖いキャラクター(猿のデクスターとか、3人組が最も怖いのですが・・・)。その恐怖心を煽るよりも、幾分子供向けに楽しませてくれる内容となっていたようです。
失業中のラリー(ベン・スティラー)が訪れた職安ではベテランのきつい係員が応対しましたけど、一発で見つけるのも強運の持ち主です。こんなチャンスは手離せない・・・初日の夜警では早速恐ろしい出来事を体験したラリー。大切なマニュアルを破かれてしまいましたが、歴史を勉強したほうがいいと言われ、たった1日でよくぞ勉強を!しかもほとんど寝てませんでした。それでも時給11ドルとはかなりいい職場だし、息子のためでもあるし、辞めるわけにはいかない。こんな頑張る父親の姿ってのはいいものです。
意外と面白いのがミニチュアコーナーの西部開拓史とローマ帝国軍。ベン・スティラーとはよほど仲がいいのか、オーウェン・ウィルソンが大活躍でした。動物がいっぱい出てきたときにはロビン・ウィリアムズ繋がりで『ジュマンジ』へのオマージュもあるのかと思っていましたけど、ルーズベルト大統領役だったし、関係はなかったのかもしれません。とにかく、『ハッピーフィート』に続いて彼の演技を楽しめる上に、EW&Fまで楽しむことができる。やはりノリノリ感を出すためにはこの二つの要素が大切だということですね・・・
【2007年3月映画館にて】
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