ファインディング・ニモのレビュー・感想・評価
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これぞ名作。
凄く久々に見た。20年前の作品とは思えない
クオリティ。映像美が凄い。テンポの良さストーリー展開
面白かった。
こういうのを面白い映画って思うね。私は。
考察なんかなくても楽しめないと駄目よ。
ドリーに楽しませてもらいました!
まさに、老若男女誰でも楽しめる作品でした!そして、最初から最後までドリーに楽しませてもらった印象です。忘れっぽい性格から生まれるマーリンとのやり取りには何度も笑わせてもらった。ニモの名前を何回も間違えるところや、マーリンの今までの経緯を子ガメたちと初見の感じで聞いてる姿は特にお気に入りです。マーリンみたいな物事に対して「無理だ。できない。」から入る人(魚?)には、ドリーのような能天気なまでにポジティブな人(魚?)が絶対に必要ですよね♫ マーリンや、ニモは、あんまり好きじゃないっていう人はいるかもしれないけど、ドリーを嫌いっていう人はホントにいないんじゃないかなって思います。それぐらいドリーを見てるとこっちまでポジティブになれるステキなキャラクターです♫
3匹のサメ、ウミガメたち、ペリカンに、アホウドリ、そして、歯医者の水槽さかなたちと、脇を固めるキャラもユニークでよかった。
そして、室井滋さんの声優スキルには、感服しました。もうドリーはこの人以外には有り得ない。字幕版は見てないけど、この作品は、きっと吹替版の方が楽しめる!そう言い切れるぐらいでした。この絶妙な口調やトーンは英語セリフと文字だけでは、愉快さは伝わりきらないような気がします。
もちろん、映像もキレイで、大海原を冒険してる感じが伝わってきます!
ペリカンありき。帰路が不可解。
公開当時は、迷子探しか〜と全然興味がなかったのに、子持ちになったらとっても観たくて。
マーリンが息子ニモの行動をセーブさせたがるのは、最愛の妻とニモ以外に400近くいた子供達を一瞬で亡くしたことを思えば当然だと思う。どれだけ自責の念に駆られたことか。そして1人で子育てするために再び再起するためには、同じ悲しみを2度と繰り返したくないという強い動機と誓いがあったのは想像に容易い。
でも恐らく過去についてなにも知らされていないニモ、男の子だしやんちゃ盛り。ダイバーに連れ去られてシドニーにあるヤブ医者歯科医の水槽へ。
手がかりの住所を元に探し続けるマーリン。
ところが一緒に行動することになるドリーは健忘症の魚。しかもデフォルトのテンションがお気楽。
でもこれが思いつめたマーリンには良かったんだろうな。
そして出会うウミガメのパパ友クラッシュ。
カクレクマノミと同じく、天敵に減らされる前提で一度に大量に子が産まれるし、絶滅危惧種の種類だが、クラッシュはたとえ危険そうでも子供の意思を第一に尊重する。子供が良いなら良いかと。
マーリンからしたら、また家族を失うのではと思うと先回りしてあれこれ制約をつけてしまう発想、よくわかるのだが、制限してたら子供が何もできなくなるからまずはやらせてみないと、という発想に、ニモを探しながら少しずつ転換していく。これが話の肝。可愛い子には旅をさせよ。を訴えかける作品。
ただ思うのは、子供に重視して教えるべきは安全のために制限する事よりも、危機管理の観察眼や機転、片方のヒレが小さいハンディキャップをカバーできる泳ぎ方、諦めない精神力だったのでは?水槽の中のギルが、親がニモに教えていなかった大切な心の持ち方の部分を教えてくれている。
そして、流れの速い海流に乗ってやっとシドニーに着いたのに、ヒレが傷ついたニモを連れてどうやって戻ったのか激しく不可解。
親子の絆に涙腺崩壊。アニメーション史に残る傑作。
人間に連れ去られた息子を探すカクレクマノミのマーリンの冒険を描いた海洋ファンタジーアニメ。
「タンク・ギャング」のリーダー、ツノダシのギルの声を演じたのは、『アメリカン・サイコ』『スパイダーマン』のレジェンド俳優ウィレム・デフォー。
「タンク・ギャング」の友人、ペリカンのナイジェルの声を演じたのは『恋におちたシェイクスピア』『パイレーツ・オブ・カリビアン』の、オスカー俳優ジェフリー・ラッシュ。
👑受賞歴👑
第76回 アカデミー賞…長編アニメ映画賞!
第31回 アニー賞…長編アニメ映画賞!
第9回 放送映画批評家協会賞…最優秀アニメーション作品賞!
子供の頃に観て以来、久しぶりの鑑賞になります。日本語吹き替えを選択。
本作の主人公マーリンの日本語版声優にとんねるずノリさん、バディのドリー役に室井滋。
毎回驚くのがピクサーの声優のチョイスのうまさ。
普段声の仕事をしていない人から選んでいるのに、ピッタリの配役なんですよね。
これってどうやって選んでるんだろう?素直に気になります。
久しぶりに観賞したわけですが、マーリンに感情移入してかなり泣きました😢
間違いなく、子供の頃に観た時よりも面白かったです。
映画の冒頭、いきなり残酷な食物連鎖の描写が描かれます。
この一連のシークエンスがあることで、マーリンの過保護、心配性、臆病、視野狭窄という性格に納得性が生じ、物語の具体性が強調されています。
何よりこの場面、マーリンの心の痛みと、ニモを守るという覚悟がヒシヒシと伝わってくる感動的なものとなっており、映画開始直後からどっと泣けます。
人間に攫われてしまったニモを探すマーリン。道中で本作のバディであるドリーと出会います。
このドリーというキャラクターは記憶障害を持っており、直前の行動すら記憶しておく事が出来ない。家族と離れ一匹で行動する彼女の過去は本作では語られません。
冒頭のシークエンスのように、残酷な現実が彼女にも降りかかったのか、単純に家族とはぐれてしまったのか。そこは観客の想像に任されています。このような、キャラクター像を説明しすぎない姿勢が個人的に好きです。
ただ、このドリーのキャラクター設定。
ニモを探すために文字を読める魚を探さなくてはいけない。…実はドリーが読めました。
クジラと出会い飲み込まれてしまった!ピンチ!…ドリーはクジラ語が話せました。
といったご都合主義の化身のようなキャラであり、ここはもうちょっとスマートに描けないものか、と思ったりはしました。
マーリンが必死でニモを探すのと同様に、囚われているニモもただ助けを待つのではなく、自ら行動して運命を変えようとしているところが良い。
マーリンの武勇伝が噂となって海中を広まっていくという発想も感動的。
クライマックスのとってつけたようなピンチはいらなかったかなとは思いますが、ヴィランが登場しない冒険活劇という難しいテーマを非常にうまく、感動的に表現しており、優れた作品の多い初期のピクサー作品の中でも、特に素晴らしい一作であると思います。
海中をCGで描くという、おそらく当時は誰もなし得なかった事を実現しているピクサーの技術力に拍手👏
幸運のヒレ
子どもの頃見てた時はニモの小さいヒレとかドリーの忘れん坊が障がいを表してるなんて思いもしなかったな。
1つの"個性"としてしか描かれていなくて、大人になって見返してやっと気づいた。
記憶よりも少ない時間しか出てなかった個性的なキャラクター達。仲良くなったと思ったらすぐお別れという切なさは冒険物の醍醐味だよね。ギルのニモのお別れ切ない。
やっと再開でき、もう2度とニモを手放したくないマーリンがニモを信じて網の中へ、学校へ送り出すシーンは泣いてしまうね。
人間にさらわれた子を探す父の話
カクレクマノミの父子の話。息子を人間に攫われた。
父は、どこに消えたかわからない息子を探す旅に出る。
息子は、歯医者の水槽の中のチームの新たな仲間に加わり、「水槽脱出」という生死を賭けた作戦に挑む。ここは息子ニモのパート。
アニメーションは、とても素晴らしい。世話焼きですこし頼りないドリーとの友情を育んでゆくところにこの話のポイントがある。
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