「音楽はちゃんと乗せてくれや」下宿人(1926) タンバラライさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽はちゃんと乗せてくれや
最後の終わり方。音楽がブツ切りでひどかった。ここんところがちゃんと音楽に乗せてあるだけで ずいぶん 違ったというのに。誰がやったんだ 一体
ストーリーは今となって随分ベタというか・・ 昔はこんな感じで 傑作だったのであろう。確かにうまくかけていて 完成度が高いと思った 。巨匠になる人物というのは脚本家的には20代ですでに完成している
カメラワークにもすでにいくつかの冴え見られた。 例えば キスしようとする時、突然男の顔が逆方向からアップになった。それは この男の中に別な人間が潜んでいるということを暗示していた。あの一瞬をちょっと怖かった。そしてその不気味さを演出することによりキスするだけのこのシーンがとってもエロいシーンに見えた。
映画全体が全部 固定カメラで撮影されており 全く動くことがなかった。 これは一体何だったのだろう? よくわからん
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