NANAのレビュー・感想・評価
全28件中、21~28件目を表示
素顔の美しさ
ぶっきらぼうで意地っ張りのナナ。そのナナがバスタブで見せる あり得ない無防備なノーメイク・・・
あのシーン、あの演出が、この映画最高の見所だったなぁ。いつも突っ張りメイクの中島美嘉だからこそのしみるカットでしょ。
ふたりのNANA。ふたつのバンド。実力派女優と素人、メジャーとインディーズ。
対極するふたつの世界が上手く絡みあって、ホント面白かった。
バンドものは大好き。洋画では「ローズ」が出色。
トラネスのライブシーンでは、レイラ(伊藤由奈)のボーカルと演奏アレンジがもう最高で、おじさん歌詞と振りまで覚えて(笑)一緒に歌えるまでリバースしました♪
(DVD1:24:17~)
宮崎あおいは「少年メリケンサック」~「怒り」まで強・弱 演じられる女優。イイね!
ブラストとトラネスの歌がいい!歌唱力もGOOD!
いまだに記憶に残ってます。
原作見なくても伝わる素晴らしい出来。
もう、この作品に中島美嘉を
引っ張り出しただけで大成功でしょう。
まるで主人公そのもの。
彼女の歌手としての確かな実力と
女優としての演技力。
両方を持つ天才。
そして、若かかりし、宮崎あおい。
もう一人の主人公を、爽やかに演じた。
こちらも優秀な女優さん。
彼女達のコンビネーションが、
この作品の最大の魅力でもある。
まあ、男性キャストはどうでもよい(笑)
だって、カリスマバンドの面々と
俳優では雰囲気、オーラが違います。
かと言ってバンドマンだと演技できないし
キャスト難しいですな。
正直、最近見た「彼女は嘘を・・・」も
同様でした。
だから男性キャストのシーンは敢えて
目をつぶるか、ちょっと細目で
みてあげてください。
物語は中弛みや、?のシーンや無駄な
部分もありますが漫画は長い物語を
続けているのでしょうがない。
作中の主題歌も大ヒットしましたね。
映画よりヒットした記憶があります。
漫画の主人公が歌う歌。
夢あるなあ。
でもそれが中島美嘉の確かな力。
また、ドラマでもみたいなあ。
「ナナ」を思い出すキーワードは「ハチ」
映画「NANA」(監督・大谷健太郎)から。
偶然、冬の新幹線の中で隣りに座った
中島美嘉さん演ずる「大崎ナナ」と
宮崎あおいさん演ずる「小松奈々」が主役の日本映画である。
二人とも「なな」では話がややこしくなるな、と思っていたら、
「大崎ナナ」は「小松奈々」のことを
「あんたって、なんつ~か、犬っぽい。妙になつっこくて、
従順なんだけど、すげぇ世話がかかるっていうか」と性格を表現し、
「忠犬ハチ公」の「ハチ」とあだ名をつけ、区別していた。
逆に「小松奈々」は「大崎ナナ」のことを
「さまよう野良猫みたいで、誇り高く自由だけど、
癒えない傷を負っていたよね」と相手の性格をうまく表現する。
「犬」と「猫」を組み合わせたりするところなんか、
原作の矢沢あいさんって、なかなかやるなぁ、と感心していた。
しかし、もっと驚いたことは、音として考えると
「ナナ」は「7」、「ハチ」は「8」でも通じるわけで、
彼女の「言葉遊び」が浮かび上がってきて面白かった。
「ナナ」の映画を思い出すキーワードが「ハチ」。
(「7」を思い出すのは「8」という数字。)
これには参った、としか言いようがない。巧すぎる・・。
全28件中、21~28件目を表示