ナイロビの蜂のレビュー・感想・評価
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原作はジョン・ル・カレ
主人公(レイフ・ファインズ)は外交官、直情気味の女性ジャーナリスト(レイチェル・ワイズ)と恋に落ち、結婚してケニアに赴任する。
妻はケニアで欧米の製薬会社の不正に気づき・・・。
企業と、欧米・アフリカの政府の陰謀だが、貧しいアフリカを食い物にしているのかも。
TIA (This is Africa)
原作のジョンルカレ氏に合掌
利権に群がる人たちにとっては社会貢献活動でさえも金儲けのタネと見る...
信念に生きることの難しさ
アフリカのことを知る
アフリカのことはあまり興味なかったんだなと思った。ナイロビの蜂という邦題がイマイチでスルーしていたが、今回観ることができてよかった。2005年の映画だが、もっと前でも、もっとあとでも、変わらないように思う、そのくらい、なぜアプリカは一部なのかもしれないが時が止まっているかのように取り残され搾取され続けているのか。
はっとするような美しい風景、魂に響くアフリカの唄、子どもたちの可愛らしさ、搾取収奪不正無頓着、自分にはテッサ夫婦のことはどうでもよい感じでしたが、白人たちの人間関係も含め面白い展開の映画だった。何をしたらよいのか。知らないということは恥だし何も考えないこともしないことも恥だ。そしてそうは見えないかもしれないがこれは遠いアフリカの話、というわけではない、身近な話だとしても、然りだと思う
純粋正義のレイチェル・ワイズ
愛するひとを大切にしたい
あり得ない選択
製薬会社の闇を描くジョンルカレミステリー
ケニアが舞台。邦題は企業名スリービーからきている。
原題を直訳すると「彼はいつでも庭師」というところか。高等弁務官ながらガーデンニングばかりしている大人しいレイフファインズが主役。
妊婦姿で裸になるのはレイチェルワイズ。彼女が死んでから庭師が事件の真相を暴こうとするスパイの動きを始める。
アフリカ人を使った人体実験、人道支援の名のもとに行われる悪行はまさに武器商人のよう。巨額の利益が生まれる時、国をあげて利権をむさぼろうとする実態はフィクションとは思えない。
唐突に始まるファーストシーンも意味深ながらこれに繋がるラストシーンがなかなか。目の前の子どもを救おうとする妻と夫の行動の対比も。
2004年ぽい小さなサイズの動画が時代を感じさせる。
ビル・ナイやダニー・ヒューストン、ピート・ポスルスウェイトと渋い役者が効いてる。
正に大人の映画。
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