「「泳げない」設定は必要だったのでしょうか?」激流 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
「泳げない」設定は必要だったのでしょうか?
川下り中に、強盗の逃避行に巻き込まれた家族の苦闘を描く物語。
ケヴィン・ベーコンが不気味な悪役を演じるサスペンスです。
ケヴィン・ベーコンは、本当にこういう役柄が似合いますね。この映画で、ゴールデングローブ賞の助演男優賞にノミネートされたそうですが、納得の熱演でした。
映画は、全編で緊迫感たっぷり。家族の不和の描写に始まり、主人公家族と旅行者を装った犯人達の川下り、そして本性を現わした犯人との攻防。
地味ながら、ドキドキの展開が続きます。
ただ、少し冗長。拳銃を持っているとはいえ、川下りに素人な二人組。90分位な尺に、必要なエピソードを厳選して詰めた方が良かったように思います。
私的評価は普通にしました。
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