ミスティック・リバーのレビュー・感想・評価
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ラストシーンが
ラストシーンが印象的でした
あまり映画のことを詳しく調べていないけれど
パレードのシーンは、監督が何を言い表したかったのか興味深かった
刑事の拳銃ポーズもどういう意図だったのか…
夫とこの映画を見ていて
「結局夫を心から信じることができた妻が幸せになったんだ!」と夫が感想を言っていたけど
私は、
どうして正直に自分が事件と無関係なことを妻にはっきり言わなかったのか!?という不信感
海辺でわざと自白させるシーンは見ててしんどかった
ちょっと演出しつこく感じました
男女で映画への意見がかなりわかれそう。
三者三様、それぞれの人生を比較するために
幼地味三人の妻を設定したのかもしれないけど、
刑事の妻だけは存在が意味不明だったので独身でよかったんじゃ?
って思ってしまいました
正直あまりなにも残らなかった。すっきりしない終わり方
人生は選択の連続
名画座一人鑑賞。
人生にはいくつもの選択があって、人は知らずのうちにそれを選んで今日まで生きている。
それは自分の意思であったり、時にそうでなかったり。
あの時もし、あの選択をしていなかったら。。。
もう少し、時間があったなら。。。
そう後悔することは何度もあると思う。
でも今を生きている以上、過去を後悔しても無意味だ。
ひとつボタンを掛け違えたら、ずるずると負のスパイラルに落ちて行って、悲惨な結末を迎えてしまうこともあるかもしれない。
娘を殺され、藁をもすがる思いで取り返しのつかない罪を犯してしまう父。
ショーン・ペンは実は「アイ・アム・サム」以来で、一瞬誰だかわからなかったほど名演技だった。
日曜の夜に、一人でブルーな気分にならざるを得ない作品でした。。。
言葉、表情、態度に現れる微妙なコミュニケーションが、この映画の見どころかもしれない。
演技アンサンブル。
これは素晴らしい映画ですね。
全体的に暗い雰囲気なんだけど、ワンカットでテンポよく見せていく作りが、見る者を飽きさせない。
ミステリーとしても秀逸だと思うが、犯人のクソガキ2人に散々引っ掻き回されたメインキャストは惨めもいいとこ。もう少し捻りや意外性が欲しかった。
そしてこの映画を評価すべき1番のポイントは、キャストです。ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ローレンス・フィッシュバーンと、我らの町の若き高校生ヒーロー•ケヴィン・ベーコン。とにかくこいつらの顔の力と説得力、演技の安心感がすごい。と言いつつ、この名前の並びを見れただけで満点。でも特にティム・ロビンスの草食系男子ぶりは凄いと思った。完全にアンディ・デュフレーンそのものってのもいい。
あ、でもベーコンとペンの役を入れ替えても面白いなと思ったり。もしその配役なら、もっとスリラー色の強い変態映画になるのは間違いないが、それはそれで間違いなく面白い。
ラストの解釈は難しいが、ベーコンさんのアクションがカッコイイ。一生十字架を背負え、的な意味なのかな〜。最高の映画だな〜。
クソ脚本w
スリーパーズ?
終始重い作品。
伏線という伏線が綺麗につながり、ラストはなんとも言えない悲しいような、寂しいような気持ちになりました。こういう映画が好きではない人にはオススメできないと思いました。
絶対になって欲しくない、まさかなるとは思わなかったラストでした。
子供時代の事件、娘への大きな愛、恋人への愛、これらの心情が起こさせた行動が全て伏線になって、ラストにまとまる綺麗さは本当にすごい。
キャストの演技は、アカデミー賞を2部門受賞しただけあり、主演男優賞を受賞したショーン・ペンの演技は特に素晴らしかった。
娘が殺されてしまったとわかってしまった場面での演技が印象的で、セブンのブラット・ピットの演技ど並び、印象的。他の場面でもとてもすごい演技だった。デイブを殺すシーンの、殺気、憎しみや怒りを抑える演技もとても迫力のある演技だった。
クリント・イーストウッドの作品だけあり、人間の罪や、人生の生き方などの重いテーマを持ち、観たあとに考えさられる作品でした。
銃に対する考え
もー…やめてよー…
ずっと気になってたけど見逃してた作品。
些細な疑いや嘘が異なる真実を作り出していくというのが何ともリアルでしたね。
実際にも、かなりの善人にもかからわず一人のちょっとした誤解から始まり、最終的には皆に嫌な奴っていうイメージが広まっちゃうこととかあるでしょうし。
やけに被害者の、いかにもモブっぽい恋人の少年にスポットが当たると思ったら、そういうことだったんですね。
まー犯人はわかりませんね。かといって衝撃を受けるほど意外ではなかったかも。ありえない話じゃないし。
何にせよデイヴが犯人じゃないって、アタシ信じてた!
…信じてたけどあの結末は…アカンて…
「もー…」がもー止まらない。もー「ザ・ミスト」どころの騒ぎじゃなかったです。
父子愛が好きな自分としては何より息子のマイケルくんが不憫でしょうがないです。
君のお父さんは何にも悪くない最高のパパやで!!(泣)
…しかしあの後味の悪さを含めて、罪と後悔を巧く描いた傑作ですね。
複雑な人間模様を描く演技と演出の良さ
総合:75点
ストーリー: 80
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 70
派手なアクションや映像に頼るのではなく、あるいは入り組んだ謎解きをするのではなく、人間関係を正面から見つめていく。イーストウッド監督のそのようなところに好感が持てた。
やたらと物語を白黒はっきりつけたがるハリウッド映画が多い中、ここではどうしようもない現実の解きほぐせない問題を抱えて生きていく人々、死んでしまう人々が登場する。そしてそれらを演じる役者の演技力に焦点が当たり、悲しみ・怒り・後悔・緊張が見て取れる。そのような複雑な物語をうまく演技し演出されていた。
後味の悪さもまた深い
2010/10/19 18:12
またなんとも、、
後味の悪い映画ですね。
途中ある事から後味悪い映画になるなと気づくんですが、もうドキドキしたってどうにもならない…。
やっぱりな結末にもうムカムカと重苦しさがMax…
本当に夢であってほしかった…
ラストでゎ人それぞれの過去考え生き方これから先…、すべてを物語る俳優サンの表情にグッと全て収まった感じ。
私が見た中でも最高の後味の悪さで、物語ゎあまり好きになれそうにないです。でも、やっぱり評価を下げるべきでゎない映画。
人の性格ゎ過去に影響を受けながら未来に影響を与えていくんだと…
本当実感した映画だった。
運命では片付けられない運命の悪戯
だるい
その後の黄金期のはじまりにして、頂点にある作品
はじめて劇場で観た時、あまりにも無慈悲な結末に、「これがあのイーストウッド? まるでギリシャ悲劇じゃないか」と思った。現代ハリウッドでは滅多にお目にかかれない重厚な感動を味わったのは事実だが、同時に、容易には解消しがたいダメージを受け、その濃密すぎる体験ゆえ、僕の中で長い間見返したくない映画No.1がこれだった。久しぶりに観て気付いたのは、こうした感想に見合った古典的な風格だ。現にこれだけ物語の骨格がしっかりしている作品も珍しい。
3人の少年は、かつて起きた誘拐事件のトラウマを抱えたまま大人になり、まったく別の事件をきっかけに再会を果たす。愛する娘を殺されたジミー(ショーン・ペン)、事件前日に娘を目撃したデイヴ(ティム・ロビンス)、殺人課の刑事として事件に関わるショーン(ケヴィン・ベーコン)。彼らは今となってはそれほど親しい間柄ではないが、娘の殺人犯を捜すうちに、運命の糸が再び手繰り寄せられていく。この3人を中心とした複雑な人間関係(ジミー=前科者。殺された娘は亡き前妻との子であり、今の妻アナベスとの間に2人の子どもがいる。デイヴ=かつて誘拐犯にさらわれた被害者。妻はアナベスのいとこ。息子が1人いる。ショーン=妻に子どもが生まれるが別居状態にある。ほかにジミーの舎弟である3兄弟(アナベスの兄でもある)、娘の恋人とその家族、ショーンの上司の刑事などが登場)が隈なく描かれ、主要人物の性格を極限まで掘り下げた悲劇が展開される。
時代を隔てて用いられる符号の扱い方がたいへん見事で、本作はそうした点も特筆に値する。少年時代、3人はストリート・ホッケーをして楽しく遊ぶが、のちに殺人犯が凶器に用いたのはホッケーのスティックだと判明する。また誘拐犯の1人が車中で振り返るショットは、やがて舎弟の兄弟によって動作が反復され、デイヴが二度と戻らないことの暗示となる。しかも前者の人物がはめている十字模様の指輪は、ジミーの背中に彫られた十字架の黒いタトゥーを想起させずにはおかない。
このように結末に向けて、効果的に符号を配しているところも、まったくもって古典劇=運命のドラマと呼ぶにふさわしい。ブライアン・ヘルゲランドの脚本、イーストウッドの演出ともに、その能力を遺憾なく発揮した最高峰の作品と言えるだろう。
好みが分かれる作品でした
報われない話ながらどこか引き付けられるクリント・イーストウッドらしい作品でした。
過去の出来事が絡みあったのと別にちょっとしたズレが人生が左右されてしまうという何とも言えない作品でした。
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