ロミオ&ジュリエットのレビュー・感想・評価
全58件中、41~58件目を表示
知らないのに知っている話
現代的センスになっても、おおロミオ!ジュリエットー!
思い出しレビュー9本目。
『ロミオ&ジュリエット』
ウィリアム・シェイクスピアの古典悲恋劇の映像化は数あれど、これほど異色のものはない。
設定は変わらず。でも、舞台は現代。名家同士の争いは、マフィアの抗争に。
服はアロハシャツに着替え、武器も剣から銃に持ち替え、でも台詞回しは同じ。
クラシックや現代BGMが鳴り響く。
この大胆斬新な『ロミジュリ』をやってのけたのも、やはり監督バズ・ラーマンのセンスによるものが大きいだろう。
疾走感溢れる現代的な若者の激しい恋、アクション・シーンを交え、それでいてちゃんと古典悲恋劇の醍醐味も昇華させている。
そのセンスは『ムーラン・ルージュ』でさらに磨きがかかったものの、『オーストラリア』はちと凡作、『華麗なるギャツビー』で再び才を見せ、つくづくこの監督は斬新な音楽×古典悲恋劇が合っているのだと思う。
初々しさ溢れまくりの主演の二人にKO!
間違いなく、『タイタニック』のレオよりこちらのレオの方が圧倒的に美しい!
クレア・デーンズの可憐さが堪らん! こんな可愛い娘、居るんだと思ったもんだ。
(最近すっかり活躍が減って残念…)
キュンとして切ない
レオナルド・ディカプリオ
美しすぎでしょ
この時のふたり。誰もが知ってる話だが映像が斬新。オープニングから見入ってしまう。海辺や教会内が素敵すぎ。しかも台詞はそのままだけどアロハ着たり、銃を使ったりとそのギャップがなんとも面白い。水槽ごしに二人が見つめ合うシーン。出会いのシーンでは今まで観た映画ではNo.1かも。男女ともに綺麗の最高潮の時期だったのもあると思うが。役者の瞬間的なイイ時期と作品がマッチした傑作。スタンドバイミーのリバーフェニックスやレオンのナタリーポートマンのように。久しぶりに観たがやはり良かったわー。しかし若い頃のディカプリオの作品って泣き叫ぶシーンが多いのは気のせい?
Romeo×Juliet
どこがいいかと言えば、ビジュアルが綺麗だったくらいだろうか。
シェイクスピアの台詞を現代にそのまま持ってきているのには違和感しか感じなかった。
他にも演出、ストーリーにかなり無理があったので観ていて唖然としてしまった。
好きな人には批判を受けるかもしれないが、この映画は素直にわかりやすい駄作だと感じた。
美しい映画。
青春ど真ん中で初めてこの映画を見てどはまりしてしまいました。
絵の美しさや斬新さ、そして純愛に憧れました。
ジュリエットの聡明さとロミオのちょい悪さには特に惹かれました。
古典の名作であるロミオとジュリエットを斬新な演出で
当時の「今風」に仕上げた本作品はびっくりしたのを覚えています。
タトゥーや銃、アロハシャツ、コスプレパーティーや水槽、
無数のキャンドル、舞台はメキシコを彷彿とさせる熱気
映像や音楽も当時はとっても斬新でした。
今みても、まだ色あせてはいないと思います。
(ディカプリオの肩パッドには色あせ感がでていますがw)
綺麗な絵の映画がお好きな方には是非お勧めしたいですが、
ロミオとジュリエットなので結末は誰でもわかっちゃいます。
瑞々しき若き二人
総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 70
言わずと知れたシェイクスピア作品を現代に移して映画化したもの。当時の修辞的な舞台用の科白を現代劇でもそのまま使う演出には、違和感を感じる人もいるであろう。もともとたいして舞台演劇のいかにも読み上げている科白回しが好きでもない自分としては、ちょっとまどろっこしいなとも感じた。でもシェイクスピアだしたまにはまあいいかと、見ていくうちにだんだんと慣れてきた。
それにこのような耽美な世界に、若いクレア・デーンズとレオナルド・ディカプリオの二人が新鮮で瑞々しくて綺麗。確かに悲劇なのだけれど、純粋な二人が愛を貫けたことによって必ずしも悲しいとは思わず、むしろ一緒になれて美しい結末を迎えたようにも思えた。
全58件中、41~58件目を表示