ゲームのレビュー・感想・評価
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デスゲーム感満載のパッケージからは予想できない話
「壮大なドッキリ番組みたい」と思ってたら最後マジでびっくり笑。最後ニコラスがコンラッドを撃って、飛び降りするとこまで読めてた演出はすごい。
大量の役者、大規模なセットや演出、とんでもない金額だろうなー。大金を兄を改心させるために注ぎ込んだニコラスが優しい。最終的にニコラスを善い人間にさせることが出来たからドッキリ大成功。
最後ニコラスが役者たちと仲良く談笑してたけど、自分だったらあんなに早く立ち直れないと思う。「まだドッキリが続くんじゃないか」とビクビクしそう。
デスゲーム感満載のパッケージからは予想できない、ほっこりする話では意表を突かれた。
割り切ってみることが大事
有名なので存在は知っていたがなかなか見る機会がなかった。ティム・ロスが出ている方の「ゲーム」という映画があるが、それ見るよりもこっちの方が有意義な時間を過ごせそうだからこっちを見た。
序盤はホラーかと思うくらい怖かった。人形苦手、、
目が離せないくらい色々なことが起こって面白かった。
弟役がショーン・ペンなのに序盤しか出てこなかったから、絶対弟が何か知ってると思った。
でも洞察力は皆無なので「え、狂った?」「え、死んだ?」とか普通に騙されて展開を楽しめた。
デスエンドは不完全燃焼だったからラストには満足!主人公が少しも怒ってないところにはびっくりだが、まぁハッピーエンドということで良かった。
全てがうまくいきすぎなのはまぁ映画だからヨシ。
お会計いくらだったんだろー!
70点
映画評価:70点
この作品を見るのは、おそらく三度目くらい。
小学生の頃、おそらく金曜ロードショーで見たと思います。
当時は大して理解もしきれていなかったと思いますし、ピエロが恐ろしかった事くらいしか覚えている事が少なかったです。
それでも興味を惹かれ、食い付いてみていた気がします。
大人になって改めて見て、
この二重にも三重にも絡めてくる構成に
結末が予想出来ていたとしても
「あっ」とさせられます。
何より意味のないアクションもないし、
無駄なシーンもない、演技も凄かった。
凄い役者は顔ではなく、視線で語るんですよね。
本当に古き良き映画でした。
マイケル・ダグラス、ショーン・ペン
本当に格好良かった。
そして面白いと思う作品の監督は、
決まってデビッド・フィンチャー。
見た事ない方は是非見てみて下さい。
多少無理やりとか、荒い部分もありますが
総じて最高ですよ!
【2024.5.10観賞】
エスカレートしてゆく恐怖
まるでホラー映画のようなシリアスなミステリー。
不気味な雰囲気で、テレビと会話ができたり不思議なことが続くが、超常現象や幻覚ではないところが面白い。
トイレのシーンもホラーテイスト。
主人公の弟を演じる若いころのショーン・ペンの好演も見どころ。
ハッピーエンドにまとめないでくれたのなら☆もう一つ増やしました。
いい線いっている。悪くない。かといって、すごく良いわけではない。もう少しだけアクセル踏み込んで、チャイナタウンやら雑多な要素を押し出してほしかったです。
【”且つて、私は盲目であったが今は見える。ヨハネ第9条25節。”傲岸不遜な社会的に成功した経営者に仕掛けられたゲームの真意。今作は、脳内フル回転で見るサスペンススリラー映画である。】
■投資銀行を経営する大富豪のニコラス(マイケル・ダグラス)は、48歳の誕生日に疎遠だった弟のコンラッド(ショーン・ペン)と再会する。
コンラッドからのプレゼントで、ニコラスはCRSという会社が提供するゲームに参加することになる。
だが、その時から彼の周りで不可解な出来事が続発する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・デヴィッド・フィンチャー監督作品は今作と「ゾディアック」のみ未観賞であったので、観賞。
結論から言うと、サスペンスミステリーに兄弟愛を絡ませた逸品である。
・ニコラスを演じるマイケル・ダグラスは映画の最初から、笑顔が無く非人間的に金を右から左に動かすことで巨万の富を築いているが、彼の大邸宅にはお手伝いが一人だけ。
妻だったエリザべスとは、理由は明確に描かれないが離婚している。
・そんなニコラスが、寂しさも有ったのだろうが、コンラッドからの贈り物”CRSという会社が提供するゲーム”に徐々に嵌って行く。
■ニコラスは自身と同じ48歳で、父を飛び降り自殺で失っていた。その事がトラウマになっている。この伏線がラストに効いてくるのである。実に上手い作品構成である。
・ニコラスは、CRSに入会してから、”人生が一変するような素晴らしい体験が出来る!”という謳い文句とは裏腹に、生命を脅かされるような出来事に直面していく。
ー 謎の女クリスティーンにレストランで、ワインを掛けられたり、果ては乗ったタクシーのお運転手が途中で脱出し、自身は川の中に投げ出されるシーン。ー
・そして、クリスティーンに盛られた眠る薬で、目覚めたらメキシコの墓の中。
ー 分かりやすいが、このシーンでそれまでの傲岸不遜なニコラスは死に、人間性在る男に生き返る事を示している。-
■漸くアメリカに戻ったニコラスは、投資に失敗し、馘首した男に詫び、元妻エリザべスにも自身が如何に家庭を顧みなかった事を、素直に詫びるのである。
<ラストの展開は(私の予想通りであったが)、ニコラスは弟のコンラッドを銃で撃ち、父と同じようにビルから身を投じる。
だが、全ては兄を想う弟のコンラッドが、CRSに依頼した”ゲーム”の仕掛けであった事が分かるシーンは少し沁みる。
そして、人間性を取り戻したニコラスは父を亡くしたトラウマを克服し、自身を欺いて来たクリスティーンに本名(クレア)を聞き、”珈琲を飲まないか?”と語りかけるのである。
今作は、デヴィッド・フィンチャー監督ならではの、練りに練った構成と共に、見応えがあるサスペンスミステリー&ヒューマンドラマなのである。>
衝撃のラスト
流石にやり過ぎではないかと思う。現実で海に車ごと落ちたり、家の中イタズラされたりしたら大問題になるしあんな都合よくならないでしょとしか思わなかった。
(映画だからしょうがないけど)
人生変わる体験ってあんなことされたらそうなるよ。笑
ラストいきなりお誕生日おめでとうドッキリ大成功言われても今まで見せられたものは何って感じ。ある意味衝撃のラストだった。
「これはゲームだ」
最後までが面白い!
物語の展開は面白い!役者の演技も上手いのか、物静かな喋り方をするからか聴き入ってしまう。
物語が進んでいくと、黒幕が何者なのか妄想を掻き立てられる。
しかし、オチで意見は極端に別れる。
恐らく真面目に観ている人には、後味が悪くなる。
短絡的に観る人は、終幕まで楽しんで観れるだろう。
私は前者で難しく考えるタイプなので、オチから終幕まで、眉間にシワを寄せながら「何を言ってるんだ?」と凝視し、胃もたれを起こした。
これから見る人がいれば伝えよう。
「これはゲームだ。楽しんで観なさい。」
観る者をバカにした映画
「映画」としては前半の緊迫感や理不尽に振り回される地獄めぐり。後半のマイケルダグラスの覚醒には興奮させられたので非常に良かった。
が、物語としての率直な感想は「ふざけんな」だ。
映画にはどんでん返しが溢れ、バッドエンドの傑作であるセブンを撮った後、フィンチャーはバッドエンドのどんでん返しをしてそれらを皮肉り新たな映画を目指したのは言うまでもないが。私個人として求めていた結果ではなかった。
やっぱり飛び降りで終わるべきであっただろうと強く思う。
気持ちよく終わろうとした結果、非常に気持ち悪くて嫌味でな結末となる。そう考えるとやはりフィンチャーの狙い通りになってしまったのか。その事実にすら腹が立ってくる。
観た映画が多くなるにつれ映画に踊らされる感覚は少なくなり、良く言うと「読めてくる」悪く言うと「冷笑した視点」で展開を眺めるだけになってきてしまっていることには自身でも辟易していったところはあったため、そういった意味では新鮮に結末を見届けることはできたが。
んーやっぱりスッキリできない!
映画としては良いのかもしれんが!
観る人の映画に求めていることや性格によってラストの感想、ひいては映画全体の感想が大きく変わる映画。
理不尽で不気味な冒険を楽しむ
デイビッド・フィンチャーがセブンとファイトクラブの間に撮った映画。奇抜な脚本とフィンチャーらしい丁寧な演出、ハイコントラストの印象的な画作り。世間の評価はイマイチだが熱狂的なファンが居る、知る人ぞ知る映画である。
初めて観た時は、何が真相なのか、結末がどうなるのか、マイケル・ダグラスは悪意に陥れられ無残に破滅してしまうのか、惑わされっぱなしで心底ハラハラしたのを覚えている。
この過程を素直に楽しむ映画であり、理不尽で不気味な、そして人を奮い立たせる妙な冒険心がたっぷり楽しめる。
TVニュースのキャスターが話しかけてくるところなんかは、滑稽なのか恐ろしいのか分からなくなる、たまらないシーンである。
デボラ・カーラ・アンガーの存在感も良い。
もう一度見たくなる。
久々に洋画を見たが普通に楽しめた。
終始いろいろ起きすぎてオチに何が来ても驚かないレベル。
脚本も監督も演者もみんな「終わりよければすべてよし」だと思ってやがるなこりゃwww
全てを知ったうえでもう一度見てみたいと思った(それで辻褄が合うかどうか…🤔)。
英語表記のものが多数あるので日本語吹き替え時でも日本語字幕は出すことをお勧めします☝️
念には念を
ドッキリもここまでくると腹立たないか?
誰も信用出来なくなるし。
いつまでも続くこの悪夢。
最後、どうやって着地するのか。
それだけを知りたくて…って主人公と一緒だ(笑)
これが実は本当に悪の組織がバックにいて、全てを騙し取られたとしたら…想像するだけで怖い怖い。
飛び降り失敗したら死ぬじゃん!とも。
や、もう、疲れた。
でも、割と楽しめた。
古い作品だったけど、しっかり作り込まれてる感じ。
前半は良かったが終盤の展開は微妙
デビッド・フィンチャー監督作品は何作か観ていますが、私個人の評価としては「めっちゃ面白い作品と微妙な作品が半々」って感じの映画監督です。『ソーシャル・ネットワーク』『ファイトクラブ』はめちゃくちゃ面白く感じましたが、『セブン』『ゴーンガール』は私には今一つでした。ただ、世間的な評価を見ると、私には今一つだった作品でもかなり高評価を受けている印象がありますので、単純に相性の問題なんですかね。
そんな私が本作を観た感想ですが、「前半はめちゃくちゃ面白かったのに終盤で一気に失速した」って感じですね。今まで私が鑑賞したデビッド・フィンチャー監督作品の中では一番つまらなかったかもしれない。
前半はハラハラドキドキの展開で目が離せないんですけど、後半に行くにつれてどんどん微妙になっていき、ラストのオチには思わず「は?」と言ってしまうほどに呆れました。なーにが「ラストの衝撃。緊張度120%」だよ。オチが下らな過ぎて確かに衝撃だったよ。監督の前作『セブン』のオチは胸糞悪くて嫌いだけど、納得できるラストでした。それに引き換え、本作はかなり強引にハッピーエンドに持って行った感じがあってただただ嫌いです。このオチが無ければ、私の評価は全く違ったものになっていたと思います。
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投資家として大成功をおさめ、裕福な生活を送るニコラス(マイケル・ダグラス)。離婚を経験してからは、孤独で寂しい生活を送っていた。彼の48歳の誕生日に、弟のコンラッドからCRSという会社が実施する「ゲーム」への招待状を貰う。弟の強い勧めと好奇心から、内容も分からない「ゲーム」へ参加することを決めたニコラスだったが、ゲームに参加した直後から、彼の周りでは不可解な事件が頻発するようになった……。
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先述の通り、前半はめちゃくちゃ面白かったんです。
弟の誘いでゲームに参加したニコラスが、次々に不可解な事件に巻き込まれていく。自宅にピエロの人形が届いたと思ったら、テレビで流れていたニュースのキャスターがニコラスに向かって話しかける。とんでもないゲームに首を突っ込んでしまったと自覚するニコラスを観て、観客の我々にも凄まじい緊迫感が走ります。このシーンは本当に良かった。
中盤からニコラスの周りで立て続けに不可解な事件が起こるようになり、周りの人に疑心暗鬼になってきます。このシーンもそれなりに楽しく鑑賞できました。ところどころ見せ場が用意されているのでつまらなくはなかったですが、特に謎が解明されたりストーリーが進むわけでもないし、アクションシーンも地味で目新しさもありませんでした。
終盤のシーンは完全に蛇足です。繰り返される「実はこうでした」というどんでん返しのバーゲンセール。全く伏線も無いのでどんでん返しされても爽快感はありませんし、ストーリー全体の「いくらなんでも出来過ぎてる(上手くいき過ぎてる)」感が強くて楽しめませんでした。ニコラスが取り乱してクリスティーンの制止も聞かずにコンラッドを銃殺してバッドエンドって展開が一番綺麗に纏まった良いストーリーだったと思いますね。最後に無理やりハッピーエンドにした感じが凄い嫌でした。『セブン』であんな胸糞悪いエンディングを撮った監督とは思えないくらい、強引なハッピーエンド展開で完全に白けました。断言しますけど、コンラッド銃殺以降のシーンは全部蛇足です。
前半あんなに面白かったのに、なんでこんなに残念な結果になっちゃったんだろう。勿体ない作品でした。
ただハラハラする
どこまでがゲームなのか分からず終始ハラハラする映画だが、それ以上の目立つ要素があまりなく、見終わった後はちょっと物足りない。
シンプルなタイトルと渋い始まり方から、ゲームを進める過程で主人公の意識変化や行動変化があり、視聴者もゲームを通して生き方の教訓や発見を得られるようなストーリー・・・を期待してしまったがそうではなく、ただのハラハラ映画
そっちだったか。
当時も観たはずですが、「どっちだったかな?」と結末が気になって。
ビジネスで成功をおさめている主人公が、弟からある招待状を貰う。それは衝撃のゲームの始まりだった・・・という話。
主人公に次々と巻き起こる信じられない悲劇の数々。
これは本当にゲームなのか・・・
ハラハラしながら、あっという間に最後の場面に。
結末は「そっちだったか」。私が何となく思っていた結末とは逆でした。
かなり重要な役回りでデボラ・カーラ・アンガーが出ていますが、まさしく名演技。
この人のおかげで、難しい設定が成り立ったと思います。
1997年の製作ですが、まったく古臭さを感じない作品でした。
自分だったら多分気が狂うと思う(笑)
マイケル・ダグラス主演のサスペンス。
誕生日に弟からある招待券を貰う。
しかしそれはとんでもない「ゲーム」への入口だった…
見てる方も誰を信じれば良いのか判らなくなる、究極の人間不信ムービー。
目的も何も分からない状態での操り人形感は、ホラーやスリラーとはまた違った緊張感があります。
一部「やりすぎだろ…💧」と思うシーンもありましたが、エンドロールが流れた時の「本当に終わりだよね?もう騙されないよね!?」という不安と安心が混じったような感覚は何とも言えません😂
なかなか面白い作品でした!
度を越えたゲームのラストに満足いくか
どんでん返し系で有名であった為ようやく鑑賞 25年前の作品とは思えない程の良作だった
小気味よくハラハラさせて読みを外してくる展開が良い
父親のトラウマと、大金持ちで性格の悪さを正すために仕掛けられたゲームだが、金も家もすべて失い、偽装の死も経験し、縛られた父親との思い出を少しずつ解き、最後には同じように飛び降りですべてをリセットするという脚本と演出はいいが、これが弟からの誕生日プレゼントというオチで満足できるか好みが割れそう
もっとスカッと気持ちよく見終えれたらさらに満足度高かった
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