レジェンド・オブ・メキシコ デスペラードのレビュー・感想・評価
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もうマリアッチじゃないね
バンデラスさんじゃなくて
デップさんですね、実質の主人公。
ま、それはそれで面白かったです。
今観るとやっぱり一昔前のアクションって感じしちゃうけど
それは当たり前ですもんね。
役者さんたちの若い頃を堪能するって楽しみ方で
イイんですね
主人公カッコつけすぎ!そこまで強いなら仲間なんていらんやろ。 そし...
今、新シリーズが観たくなる
DVD鑑賞
シリーズ第3作目、久しぶりに観ると新たなる発見もありました。
始まってすぐですが、タイトル見ると原題の「ワンスアポンナタイムインメキシコ」の方が良かったですよね。
また、段々と予算が増えているのが冒頭のカメラでもわかります。
そして今作は何と言ってもデップの登場でしょう。
それとミッキーロークにデフォーなど役者陣も実に豪華。
他、引き続きチーチ・マリン、トレホも出てきます。
それと細かいエピソードとして度々出てくる料理ピビル。
蒸し豚料理らしいけど気になってしょうがないですね、良いフックです。
モーテルからの逃走劇はカフスを使った見事なアイディア。
後やはり音楽が素晴らしいですね。
ギターはエレキでグレネード付きと格段の進化を遂げてました。
こういったアイディアが止まらないのがロドリゲスの魅力ですよね。
やはり随所にギャグみたいな設定の荒さもあって、度々ニヤリとしてしまいます。
特に拷問の後が色々おかしく(血の跡や、そもそも処置してないのだから痛みで動けないのでは?)
それでもガンベルトと手袋を着けるところはかなり格好良いです。
あと血の後がどうしても「デッドマン」を連想してしまいました。
新しく導入されたギターケースの仕込みも最高。
血糊や爆発のチープな処理も逆に気持ち良いですね。
登場人物の多さや前後に散らせた構成など少しややこしさが気になりますが、それでも面白かったと言えるでしょう。
できることなら今、新シリーズが観たくなる作品でした。
サルマ・ハエック!
前作『デスペラード』の続編にあたるが、それほど気にしなくてよさそうです。バンデラスのギタープレイやハデな銃撃戦は健在。お笑いの場面はジョニー・デップに取られてしまった感があるものの、復讐に燃える男を華麗に演じています。
思えばロバート・ロドリゲスが7000ドルという低予算で制作した『エル・マリアッチ』が200万ドル突破の大ヒット(カメ止めみたい)。そこから順調に増えていって、この映画では2900万ドルの制作費!!すげーな。
しかしまぁ、今回は競演陣がすごくてバランスが悪くなっていた。ミッキー・ロークもウィレム・デフォーも出演してるし、この映画からダニー・トレホに注目し始めました。特にジョニデは主役級でバンデラスを食ってしまったくらいなので、ファンならば必見。痛々しいシーンもあり。
【2004年3月映画館にて】
ジョニー・デップの小物さも良い
復讐、強欲、裏切りetc
活かし切れない
災難なジョニーデップ
ロバート・ロドリゲス
むかしむかし、メキシコで
監督ロバート・ロドリゲス、脚本ロバート・ロドリゲス、撮影ロバート・ロドリゲス、美術ロバート・ロドリゲス、編集ロバート・ロドリゲス・・・ 改めて作品トップでこのクレジットを見て、笑っちゃいましたよ、ホンと。こうやって並んでると、ホンっとロバート・ロドリゲスって「すげぇなぁ」って思っちゃいますね。
それでもってこのクオリティ! これがメキシコってことでいいじゃないですか。そりゃ、現実とは違うでしょうけど、でもこれがメキシコなんだっていう説得力がものすごいですよ。
このコメントの題名を、本当は「ダサい、ダサい、ダサい、それでもってカッコいい」にしようかって思ってたんですけど、私にとってロバート・ロドリゲスって、この姿勢をずっと持ってるような感じがして、本当に好きなんですよね。
陽気に暴力を描くラテン系の乗り
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:70|音楽:70点 )
政権転覆やら暗殺やらの話を、派手に魅せる馬鹿騒ぎの娯楽活劇。暴力場面が続くけれど、どこまでも明るいラテンの乗りで、怖いことや残酷なことまで陽気にからっと吹き飛ばす。タランティーノ作品にも共通する、この悪趣味な描き方が面白さを交えながら娯楽として心地よくって楽しめる。物語よりもこのような滑稽さをもった演出が良かった。
暗躍して悪いことしながら自らもひどい目にあい、それでも奮闘するデップのほうが存在感があった。本来はバンデラスが主役のはずなので、彼にはもっと悪趣味に頑張ってほしかった。
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