劇場公開日 2005年1月1日

「おもしれー!」カンフーハッスル じぶさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0おもしれー!

2017年5月25日
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少林サッカーが面白かったので期待して見たが、期待通り面白かった!

小さな恋の物語、下らないギャグ、アクションとこれでもかと言うぐらいてんこ盛り!

映画のギャグって個人的に笑えないことが多いのですが、この映画は無理がなく、塩梅がちょうどいい感じでした。

無理がない、というのはこの映画の世界の中で起こることな無理がない、という意味で、個々のギャグで大爆笑、という訳では無いですが、この映画には必要不可欠だと思っています。

例えば、最初に3階から落ちてなんとも無い世界なので唇が偉いことになっても笑えますし、伏線ともなってますしね。

また、飴の絵を書いた時に「字でかけ」というのも笑えましたが、そらそうなるよwと思うし少しほろっとも来ます。

アクションシーンはさすが香港映画!と思いますし、単調にならないよう「見どころ」が満載です。見たことないような絵やシーンが沢山あります。

あと、他の映画からのオマージュがあります。
その場、そのシーンに相応しい、効果的な引用だと思います。
(あまり知らないですが)

例えばブルースリーの引用部分については元ネタ知ってても知らなくてもオバチャンの怖さ(笑)を伝えると同時に笑えますし、シャイニングの引用は牢屋の雰囲気は確かにあんなイメージだろうと思いますし。

私はそもそもカンフー映画が好きだし、
「大したことなさそうな奴が実はすげー」
てのがツボ、という事もありますが、
この監督のの笑わせる、泣かせる、驚かせる、のバランス感覚がツボなんだと思います。

ということで、ちょっと笑ってちょっと泣けてカッコイイ、とても楽しい映画です。

骨