キング・コングのレビュー・感想・評価
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40年前のオリジナルストーリー風な感じ
定番のキングコング。
俺が、映画というエンターテインメントのデビュー作品が40年まえのキングコングだな。
ドクロ島は、まるでジュラシックパーク的な先住民付きのジュラシックパーク島に住んでいたキングコングを人様が自分の金儲けのために捕まえ、さらし者し、定番どおり鎖から脱出し、街を徘徊。エンパイアステイトビル風のビルに登り心が通った美女と登り、最後は戦闘機にやられてちゃんちゃんで終わる。まぁ面白かった。懐かしい。
映像はきれいでした
キングコングや恐竜の動きは非常に迫力があり、戦闘シーンは見応えがありました。
しかし、ストーリーには納得行かないところが多く、無理やり美女と野獣の美しい絆を描いてるようにみえました。
特に中盤の戦闘シーンでは、キングコングが恐竜3匹と戦って美女を守る部分は無理があるだろ(笑)って思ってしまいました。同時に他の人達が虫に襲われてバタバタ死んでいくのでなおさらご都合主義だと感じました…
そんな1人だけパラメーターが異常値のキングコングさんは最後あっけなく戦闘機の銃弾に倒れるので人間ってすごいって思えばいいんですかねと斜に構えてしまいました。
こんなに文句ばっかりですが、最後が気になって最後まで観てしまったので結局はこの映画の魅力に取り付かれているのかもしれません(笑)
大きな山をひとまたぎ~♪とやってきたキング・コング
驚愕のVFX、壮絶な恐竜との戦い、そして1933年のオリジナル『キング・コング』への深い愛情をも感じとれるが、観終わった直後の感想は「長かった・・・」であった。 オリジナル作品はSFXの先駆け、後世の怪獣映画へ多大な影響を与えたエポックメイキングな映画だった。個人的には最初のキングコング体験が『キングコング対ゴジラ』という亜流作品だっただけに、『キングコング』(1976)が衝撃的でした。オリジナルも子供の頃にテレビで観たのですが、さすがに大スクリーンでの迫力が忘れられない1976年版の方が好きなのです。戦う相手が大蛇だけという欠点は確かにあるものの、メッセージ色も強く、ウンチクも満載、ジェシカ・ラングも良かった。ついでを言うと、『キングコング2』は最悪。『マイティ・ジョー』(リメイクじゃないけど)はまぁまぁでした。 そんなこんなで待ち焦がれたPJ版『キング・コング』。髑髏島へと漂着するまでが冗長で眠くなったことを除けば最高のコング映画です。CGであることを忘れさせるくらいの緊迫したアクションの連続。PJの『ブレインデッド』を彷彿させるくらい次から次へと恐竜や巨大虫に襲われるシーンが圧巻です。特に気持ち悪かったのは巨大ムカデ!これは夢にまで出てきそうなほど不気味です。 キングコングの動きは『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム役アンディ・サーキス(船員の役も演じている)のモーション・キャプチャー。本物のゴリラっぽい動きを感じるとともにゴラムの動きにも似ていると誰もが思うでしょう。ピョンピョンと飛び跳ねるように快活に動き回る姿は臨場感あふれていました。また、恐竜V-REXとの対戦ではアン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)を右手、左手と移し変え、しかも足でも器用に掴んだりします。エンパイア・ステート・ビルを登るときもそうですが、片手で見事なアクションをします。思わず自分の足の指も動かしてみたくなるほどでした。ボケ防止にいいんですよ・・・ この映画を観る前に予習は必要ありません。むしろ、キングコングと名のつく映画は観ない方がいいです。それでも何か観ておきたいのなら、『スクール・オブ・ロック』『戦場のピアニスト』『マルホランド・ドライブ』『ブレインデッド』をオススメします。そして、鑑賞時にはリカちゃん人形を持参して、握りしめながら観ると感情移入しやすいと思いますよ。
深化してエモくなった伝説!
第78回アカデミー賞視覚効果賞受賞作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
今は無きシネマデプト友楽にて。
オリジナルは鑑賞済み、ノベライズは未読。
オリジナル版は何回か鑑賞済みだったので、自分の中に比較素材は充分揃っていました。どちらが優れているか見極めてやろうと云う気持ちでした。しかし、そんな態度で観て申し訳ありませんと謝罪したくなるくらいVFXの迫力に興奮し、情感溢れるドラマに感動しました。生意気な小学6年生め(笑)。
さすがピーター・ジャクソン監督。映画の世界を志すきっかけとなったオリジナルへの強いリスペクトを感じました。リアルなCGで描かれる髑髏島の生態系。コングと恐竜たちの大バトル。完全再現された1933年のニューヨークの街並み。エンパイア・ステート・ビルで繰り広げられる最後の死闘。たくさん見どころがあり、あっと言う間の188分でした。
アン・ダロウとコングの交流がエモーショナルでした。オリジナルのアンはコングを拒絶しまくりでしたが(プテラノドンに襲われた時は悲鳴で助けを請うなど、したたかな一面がありました)、本作の彼女はコングと行動を共にする内に、次第に心を通わせていきました。凍った池に出来た自然のスケートリンクで戯れるシーンが好きです。次の瞬間に砲弾が炸裂して、美しい時間がぶち壊されたのがショックでした。
いくら両者の間に深い絆のようなものが芽生えていたとは言え、そこは美女と野獣の物語。異形のものとの儚い愛は、悲劇的な結末へ向かいました。飛行機の銃弾の雨からアンを必死に守ろうとするコング。オリジナルには無い視点だと感じたのも束の間、力尽き落ちようとするコングに縋りつくアンの姿に涙しました。ドリスコルも今回ばかりはコングに完敗だ。
[回想]
人生で初めて鑑賞した3時間超え映画でした。祖父と一緒に観に行きました。私はしんどくなかったですが、当時72歳だった祖父には大分堪えたと見えて、映画館を出る頃には疲れた表情をしていました。ごめんなさい。
[以降の鑑賞記録]
2006/? ?/? ?:DVD(吹替)
2007/? ?/? ?:DVD(字幕)
2009/10/02:金曜特別ロードショー
2024/03/17:Ultra HD Blu-ray(エクステンデッド版,吹替)
※修正(2024/03/17)
ほぼ、ジュラシックパーク
ピーター・ジャクソン版キングコング。 見ごたえある映像に、単純明快なストーリーの、一難去ってまた一難のジェットコースタームービー。 何も考えずに楽しめる作品です(^^)b ※ありえないシーンが多いけど、そのへんは気にせずに(^_^;) 見どころは、なんと言っても暴走する恐竜たちの足元を走るシーン。ありえないけど迫力満点で面白い(^^)b さらに、ティラノサウルスと戦うキングコングの無双ぶりも見ごたえアリ(^^)b で、キングコングは主人公のアンをどうしたかったのかな?観賞用か? それにしても、手に持ってあんなに揺さぶられたら死んでまう…
恐竜が長い
BSでやってた特別編のせいか3時間超で長すぎ。都会に帰ってくるまでを半分以下にすれば、もう少し集中して見れそうやのに。帰ってからはまぁまぁのテンポ。ビルのてっぺんでのアクションも良い。ヒロインのアンはかなり綺麗。
究極の恋愛映画
キングコングは怪獣映画でもアクション映画でもない、究極の恋愛映画なんだ!とこの映画を見て確信しました。 個人的にはウィリス・オブライエンの特撮も方が好きなのですが、このコングも感情豊かで素敵でした。
キングコング髑髏島の巨神を見てから鑑賞。 ラブストーリー感すごい。...
キングコング髑髏島の巨神を見てから鑑賞。 ラブストーリー感すごい。 髑髏島の巨神はまじでラブが皆無だったなって改めて思いました笑 ただ、 キングコングと美女の愛物語だけでは3時間はキツイというのはありました。どうしても飽きる。 話の筋はしっかりしてるんですが、髑髏島の巨神の方が個人的にはめちゃくちゃ面白いと思いました笑 あのハチャメチャ感と人間達の無力さと話の筋の無さ笑お前ら何しに来たんねんってツッコミいれたくなります笑 映画って難しいなぁ
作り手の満足感と同様に、見る側も満足感で一杯になれる一本
正直長さを感じさせないと言ったら嘘になりますが、でも3時間強、ピーター・ジャクソン監督のこれでもかと言うぐらいの「キング・コング」愛を、十二分に堪能させてもらいました。 きっと「キング・コング」愛に溢れるピーター・ジャクソン監督にとっては、これでも短いぐらい、もうこれ以上削ることができないぐらい、ギリギリの線でもコレだったのでしょうね(笑) まあ特別「キング・コング」に思い入れの無い私なんかから見れば、 コングが登場するまでと言うか髑髏島に辿り着くまでが長すぎだった印象ですし、髑髏島での騒動もまだまだ削れた印象ではあるのですが、ただ細部に渡って丁寧に描かれたからこそ感情移入度が増して、最後は涙したのも間違いない事実ではありましたから、そこはまあ一長一短と言ったところでしょうか。 しかし十数年経った今見ても、映像に関しては全く持って非の打ち所が無いぐらい、完璧なピーター・ジャクソン流の「キング・コング」を構築していたのではないでしょうか。 夕陽のシーンなんかは、本当にウットリとさせてもらいましたよ。 とにかく映像が美しいから、画的な部分に引き付けられて一瞬たりとも目が離せない、故に疲労感も半端じゃないので、さすがに3時間強は体力的に相当厳しい映画でしたね。 それと出来が良すぎて逆に髑髏島の虫形の生き物なんかは、気持ち悪すぎて吐きそうになりました(苦笑) それにしても、アンとコングの関係性には心掴まされましたぁ! まさしく美女と野獣、言葉は通じなくても、気持ちは通じている様子が手に取るように伝わってきて、思いっきり感情移入させられましたよ。 コングのしぐさや表情が本当に細かかったですね、演じたアンディ・サーキスもグッジョブ、一方別役の方でもナイス○にっぷりでした。 まあしかしコングも美女には目がないってことなんでしょうか、アンを演じたナオミ・ワッツは、他の映画で見る姿よりも一段と綺麗だった印象です、アンを守るコングが健気で一途で切なくて、心持っていかれたなぁ。 かの有名なラストのエンパイア・ステートビルのシーンは、もう涙なしには語れません。 その前に氷の池での無邪気でロマンチックな二人のシーンを見ているから、余計に泣けたぁ~。 時間は長くなろうとも、やはり丁寧にこれまでを描いたからこその感動なんでしょうね。 感動だけでなく、島でのスペクタクルなシーンもインパクト大、コングVS恐竜軍団は本当に見応え十分でした。 人間の醜い部分を具現化したようなキャラを演じたジャック・ブラックも意外性たっぷりな嵌り役で印象に残りました。 まあ時間は相当長い映画でしたが、見て損の無い一本でした、間違いなくリメイク成功と言えるでしょう。
コングへの愛が溢れまくり!
怪獣映画の元祖をピーター・ジャクソンがリメイクした超大作。 公開から早10年。もう何度も見てるけど、やっぱり面白い! 初見時、キングコングばかりズルい、誰かゴジラをこんな風に作ってくれないかなぁ…と嫉妬してしまったほど。 全編、ピージャクのコングへの愛が溢れまくり。 それはコングの細かな動作や表情を見ているだけで伝わってくる。 アンをわざわざ立たせて転ばせてウホッウホッ喜ぶ表情は可愛らしく、アンと夕陽を見る表情は哀愁感じる。(パフォーマンス・キャプチャーと、言うまでもなくアンディ・サーキスの名演も素晴らしい) 一転して動き出すと、画面が狭すぎる躍動感。3頭のティラノ型肉食恐竜とのバトルなんて燃える! 本作にはタイプの違う男性キャラが登場するが、いずれも頼りなさげだったり、見かけ倒しだったり、傲慢だったりと、美しいヒロインは居てもヒーロー不在。 …いや、ヒーローはちゃんと居る。コングなのだ。 アンの危機に颯爽と駆けつける格好良さ! コングとアンの距離が少しずつ近付いていく様子も非常に掘り下げて描かれている。 ラブストーリーとまでは言わないが、これは紛れもなくヒーローとヒロインの愛のドラマだ。 (コングとアンが交流してる頃、男たちは生死の大アドベンチャーという対比が面白い) 先にもちょっと述べたが、ヒロインのナオミ・ワッツが美しい。あの透き通るような白い肌。 傲慢な映画監督デナムにコメディアンのジャック・ブラックを配し、新たな一面が見れた。 ミスター・ヘイズとアンディ・サーキスは脇役ながらいい役回り。(特にアンディ・サーキスは美味しい死に方) よく3時間は長過ぎる、と叩かれるが、時間の長さなどまるで気にならない。中弛みもしない。 むしろ、この手の映画でお粗末になりがちな人間ドラマがじっくり描かれていていい。 ちゃんと人間ドラマあり、スペクタクルの醍醐味あり、ワクワクするスリルと冒険と迫力あり。 人間の勝手でNYに連れて来られ、人間の勝手で見世物にされ、人間の勝手で殺される。人間の傲慢も抜かりなく。 でも何と言っても、コングへの愛たっぷり。 本サイトでの評価が意外にも低くてびっくりだが、文句ナシ、ボリューム満点のエンターテイメント! (中盤の巨大虫襲撃がキモいと言われれば反論出来ないけど…) 今度はレジェンダリーがキングコング映画を製作。 果たしてこれほどの作品を作れるかどうか、楽しみでもある。
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