キング・コングのレビュー・感想・評価
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チャーミングなナオミワッツ
ナオミワッツ扮する女優アンダロウは、劇場が閉鎖され困っていた。そんな折、ジャックブラック扮する映画監督のカールは、未知の島へ撮影に行きたいと言い始めた。しかし、あてにしていた女優がダメになり女優を探す事になりたまたま映画館で見初めたアンに声をかけ、映画の構想を語った。アンはシンガポールで撮影と聞いて船に乗り込んだ。ところが向かう島はスカル島。そこには信じられないほど巨大な生物がいた。果たしてアンの運命や如何に? 人間の果てしない欲望も如何なものかな。ナオミワッツがとても魅力的でいいね。
ピーター・ジャクソン監督は1933年版の「キングコング」を見て映画監督になろうと思ったらしい。 製作費は248億で『スパイダーマン3』が塗り替えるまでは映画史上最高額だった。
NHK-BSで映画「キング・コング」を見た。
2005年製作/188分/アメリカ
原題:King Kong
劇場公開日 2005年12月17日
ナオミ・エレン・ワッツ37才
エイドリアン・ブロディ32才
ジャック・ブラック36才
ピーター・ジャクソン監督44才
キング・コングを演じるアンディ・サーキスは41才
「ロードオブザリング」で有名なピーター・ジャクソン監督は1933年版の「キングコング」を見て映画監督になろうと思ったらしい。
製作費は248億で『スパイダーマン3』が塗り替えるまでは映画史上最高額だった。
主演はナオミ・ワッツとエイドリアン・ブロディ
美女とイケメンだと思う。
前半はドクロ島でナオミ・ワッツがコングにさらわれ、
彼女を取り戻すまで、
後半は捕らわれたコングがニューヨークで見世物になり、
そこから逃げ出し、悲しい最期を迎えるまでを描く。
ドクロ島では巨大生物や恐竜たちが見もので、
ニューヨークではコングと米軍の複葉機との戦いが見ものとなる。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
40年前のオリジナルストーリー風な感じ
定番のキングコング。
俺が、映画というエンターテインメントのデビュー作品が40年まえのキングコングだな。
ドクロ島は、まるでジュラシックパーク的な先住民付きのジュラシックパーク島に住んでいたキングコングを人様が自分の金儲けのために捕まえ、さらし者し、定番どおり鎖から脱出し、街を徘徊。エンパイアステイトビル風のビルに登り心が通った美女と登り、最後は戦闘機にやられてちゃんちゃんで終わる。まぁ面白かった。懐かしい。
映像はきれいでした
キングコングや恐竜の動きは非常に迫力があり、戦闘シーンは見応えがありました。
しかし、ストーリーには納得行かないところが多く、無理やり美女と野獣の美しい絆を描いてるようにみえました。
特に中盤の戦闘シーンでは、キングコングが恐竜3匹と戦って美女を守る部分は無理があるだろ(笑)って思ってしまいました。同時に他の人達が虫に襲われてバタバタ死んでいくのでなおさらご都合主義だと感じました…
そんな1人だけパラメーターが異常値のキングコングさんは最後あっけなく戦闘機の銃弾に倒れるので人間ってすごいって思えばいいんですかねと斜に構えてしまいました。
こんなに文句ばっかりですが、最後が気になって最後まで観てしまったので結局はこの映画の魅力に取り付かれているのかもしれません(笑)
大きな山をひとまたぎ~♪とやってきたキング・コング
驚愕のVFX、壮絶な恐竜との戦い、そして1933年のオリジナル『キング・コング』への深い愛情をも感じとれるが、観終わった直後の感想は「長かった・・・」であった。
オリジナル作品はSFXの先駆け、後世の怪獣映画へ多大な影響を与えたエポックメイキングな映画だった。個人的には最初のキングコング体験が『キングコング対ゴジラ』という亜流作品だっただけに、『キングコング』(1976)が衝撃的でした。オリジナルも子供の頃にテレビで観たのですが、さすがに大スクリーンでの迫力が忘れられない1976年版の方が好きなのです。戦う相手が大蛇だけという欠点は確かにあるものの、メッセージ色も強く、ウンチクも満載、ジェシカ・ラングも良かった。ついでを言うと、『キングコング2』は最悪。『マイティ・ジョー』(リメイクじゃないけど)はまぁまぁでした。
そんなこんなで待ち焦がれたPJ版『キング・コング』。髑髏島へと漂着するまでが冗長で眠くなったことを除けば最高のコング映画です。CGであることを忘れさせるくらいの緊迫したアクションの連続。PJの『ブレインデッド』を彷彿させるくらい次から次へと恐竜や巨大虫に襲われるシーンが圧巻です。特に気持ち悪かったのは巨大ムカデ!これは夢にまで出てきそうなほど不気味です。
キングコングの動きは『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム役アンディ・サーキス(船員の役も演じている)のモーション・キャプチャー。本物のゴリラっぽい動きを感じるとともにゴラムの動きにも似ていると誰もが思うでしょう。ピョンピョンと飛び跳ねるように快活に動き回る姿は臨場感あふれていました。また、恐竜V-REXとの対戦ではアン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)を右手、左手と移し変え、しかも足でも器用に掴んだりします。エンパイア・ステート・ビルを登るときもそうですが、片手で見事なアクションをします。思わず自分の足の指も動かしてみたくなるほどでした。ボケ防止にいいんですよ・・・
この映画を観る前に予習は必要ありません。むしろ、キングコングと名のつく映画は観ない方がいいです。それでも何か観ておきたいのなら、『スクール・オブ・ロック』『戦場のピアニスト』『マルホランド・ドライブ』『ブレインデッド』をオススメします。そして、鑑賞時にはリカちゃん人形を持参して、握りしめながら観ると感情移入しやすいと思いますよ。
深化してエモくなった伝説!
第78回アカデミー賞視覚効果賞受賞作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
今は無きシネマデプト友楽にて。
オリジナルは鑑賞済み、ノベライズは未読。
オリジナル版は何回か鑑賞済みだったので、自分の中に比較素材は充分揃っていました。どちらが優れているか見極めてやろうと云う気持ちでした。しかし、そんな態度で観て申し訳ありませんと謝罪したくなるくらいVFXの迫力に興奮し、情感溢れるドラマに感動しました。生意気な小学6年生め(笑)。
さすがピーター・ジャクソン監督。映画の世界を志すきっかけとなったオリジナルへの強いリスペクトを感じました。リアルなCGで描かれる髑髏島の生態系。コングと恐竜たちの大バトル。完全再現された1933年のニューヨークの街並み。エンパイア・ステート・ビルで繰り広げられる最後の死闘。たくさん見どころがあり、あっと言う間の188分でした。
アン・ダロウとコングの交流がエモーショナルでした。オリジナルのアンはコングを拒絶しまくりでしたが(プテラノドンに襲われた時は悲鳴で助けを請うなど、したたかな一面がありました)、本作の彼女はコングと行動を共にする内に、次第に心を通わせていきました。凍った池に出来た自然のスケートリンクで戯れるシーンが好きです。次の瞬間に砲弾が炸裂して、美しい時間がぶち壊されたのがショックでした。
いくら両者の間に深い絆のようなものが芽生えていたとは言え、そこは美女と野獣の物語。異形のものとの儚い愛は、悲劇的な結末へ向かいました。飛行機の銃弾の雨からアンを必死に守ろうとするコング。オリジナルには無い視点だと感じたのも束の間、力尽き落ちようとするコングに縋りつくアンの姿に涙しました。ドリスコルも今回ばかりはコングに完敗だ。
[回想]
人生で初めて鑑賞した3時間超え映画でした。祖父と一緒に観に行きました。私はしんどくなかったですが、当時72歳だった祖父には大分堪えたと見えて、映画館を出る頃には疲れた表情をしていました。ごめんなさい。
[以降の鑑賞記録]
2006/? ?/? ?:DVD(吹替)
2007/? ?/? ?:DVD(字幕)
2009/10/02:金曜特別ロードショー
2024/03/17:Ultra HD Blu-ray(エクステンデッド版,吹替)
※修正(2024/03/17)
ほぼ、ジュラシックパーク
恐竜が長い
BSでやってた特別編のせいか3時間超で長すぎ。都会に帰ってくるまでを半分以下にすれば、もう少し集中して見れそうやのに。帰ってからはまぁまぁのテンポ。ビルのてっぺんでのアクションも良い。ヒロインのアンはかなり綺麗。
キングコング髑髏島の巨神を見てから鑑賞。 ラブストーリー感すごい。...
作り手の満足感と同様に、見る側も満足感で一杯になれる一本
正直長さを感じさせないと言ったら嘘になりますが、でも3時間強、ピーター・ジャクソン監督のこれでもかと言うぐらいの「キング・コング」愛を、十二分に堪能させてもらいました。
きっと「キング・コング」愛に溢れるピーター・ジャクソン監督にとっては、これでも短いぐらい、もうこれ以上削ることができないぐらい、ギリギリの線でもコレだったのでしょうね(笑)
まあ特別「キング・コング」に思い入れの無い私なんかから見れば、 コングが登場するまでと言うか髑髏島に辿り着くまでが長すぎだった印象ですし、髑髏島での騒動もまだまだ削れた印象ではあるのですが、ただ細部に渡って丁寧に描かれたからこそ感情移入度が増して、最後は涙したのも間違いない事実ではありましたから、そこはまあ一長一短と言ったところでしょうか。
しかし十数年経った今見ても、映像に関しては全く持って非の打ち所が無いぐらい、完璧なピーター・ジャクソン流の「キング・コング」を構築していたのではないでしょうか。
夕陽のシーンなんかは、本当にウットリとさせてもらいましたよ。
とにかく映像が美しいから、画的な部分に引き付けられて一瞬たりとも目が離せない、故に疲労感も半端じゃないので、さすがに3時間強は体力的に相当厳しい映画でしたね。
それと出来が良すぎて逆に髑髏島の虫形の生き物なんかは、気持ち悪すぎて吐きそうになりました(苦笑)
それにしても、アンとコングの関係性には心掴まされましたぁ!
まさしく美女と野獣、言葉は通じなくても、気持ちは通じている様子が手に取るように伝わってきて、思いっきり感情移入させられましたよ。
コングのしぐさや表情が本当に細かかったですね、演じたアンディ・サーキスもグッジョブ、一方別役の方でもナイス○にっぷりでした。
まあしかしコングも美女には目がないってことなんでしょうか、アンを演じたナオミ・ワッツは、他の映画で見る姿よりも一段と綺麗だった印象です、アンを守るコングが健気で一途で切なくて、心持っていかれたなぁ。
かの有名なラストのエンパイア・ステートビルのシーンは、もう涙なしには語れません。
その前に氷の池での無邪気でロマンチックな二人のシーンを見ているから、余計に泣けたぁ~。
時間は長くなろうとも、やはり丁寧にこれまでを描いたからこその感動なんでしょうね。
感動だけでなく、島でのスペクタクルなシーンもインパクト大、コングVS恐竜軍団は本当に見応え十分でした。
人間の醜い部分を具現化したようなキャラを演じたジャック・ブラックも意外性たっぷりな嵌り役で印象に残りました。
まあ時間は相当長い映画でしたが、見て損の無い一本でした、間違いなくリメイク成功と言えるでしょう。
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