劇場公開日 2005年12月17日

「美女と野獣」キング・コング みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0美女と野獣

2013年12月21日
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鑑賞方法:映画館

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このP・ジャクソン版の『キング・コング』は、監督自身のオリジナル版への思い入れが強かったせいなのか、かなりの長編となってしまいましたね。
作品自体は悪くない。 ちゃんとオリジナル版への敬意も払われているし、見せ場もそれこそギッシリ詰め込まれている。
悪くはなかったけど、やはり187分はめちゃ長い❗
映画の撮影隊の乗った密輸船・ベンチャー号が、スカル島に接岸されるまでの描写だけでも相当長かった。
見所はまだ先にも沢山あるわけだし、もっとサクサクと早く上陸出来なかったものなのか。

キング・コングの造形は、確かにCG技術の躍進により素晴らしい出来でした。喜怒哀楽の表情は人間以上に豊かだったし、動作も本物のゴリラのように自然でした。
でも、自分が着目したのは撮影隊が巨大昆虫軍団とやらに襲撃された際に、颯爽と現れて危険的状況の救世主となったベンチャー号のイングルホーン船長のカッコ良さ。
その活躍はインディ・ジョーンズさながらである。多分、今までに世界中の海を航海して、数知れないほどの危険な冒険を経験して来たのだろう。
この新しい『キング・コング』に関しては、映画の締めくくりには「飛行機じゃない、美女が野獣を殺したんだ」と言うあの有名なセリフも出てきたから、一応満足はしています。

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みつまる。