キル・ビル Vol.2のレビュー・感想・評価
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驚きのある結末ではあったのですが・・・
お腹の子を殺された主人公の復讐劇。2部作の後編。
前編と比較して、ややシリアスに転調した印象の後編。
特に、生き埋めされたシーンは、人間が誰しも持つ閉所恐怖症を刺激する秀逸なシーンでした。
ただ、前編にあった破天荒さや、サブカルチャーオマージュ満載の面白さはやや影を潜めます。
また、物語の芯であった「キル・ビル」についても、トーンダウンの印象が強く、そこでも評価し難くなりました。
私的評価は普通にしました。
話題作って、こんなもんか
話題になってた本作品だが、あまり食指が動かずにずっと見てなかった。
公開されて20年、初めて観たが…
受ける理由を見出せなかった。
話題のアクションは、当時のワイヤーアクションのレベルから見ても
そんなに高い方ではないし、主人公のアクション演技はぎこちない。
街中だろうと飛行機だろうと 平気で刀を持ち運ぶのも、アメコミ風に嘘っぽい。
しかし、この映画が目指す方向は、こういうアメコミ風なのだろう。
主人公の女優も魅力的に見えない。
これが一番の難点
vol.1からちょっと変えてきてるのが。
劇場公開時鑑賞。
1でちょっとハードルが上がってしまったせいもあるが、うーーーーんどうなんだろう。日本要素でだいぶ贔屓目に見てたのか。見届けたとはいえ、何か物足りなさが残った。
Vol.3はアメコミで!?
前作に比べるとインパクトに欠ける、マイケル・マドセンの活躍に期待したが男の出る幕はない、アクション含めて女性が主役の映画ではあるが、ルーシー・リューが演じたキャラより地味なダリル・ハンナ、主演のユマ・サーマンですら決定的なスタイルがズレた方向に、黒幕を演じたデビッド・キャラダインのビルには恐ろしさを感じない拍子抜けする感覚、ヤクザ映画、チャンバラ、マカロニ・ウエスタン、ショウ・ブラザーズ社のカンフー映画とオタク心を満載にしたジャンルを詰め込んだタランティーノに足りなかったのはシリアスに描く対人間描写の演出か?
その後は『イングロリアス・バスターズ』や『ジャンゴ 繋がれざる者』で緊張感のあるシリアスな場面が印象的になる訳だと、個人的に、タランティーノ全作品の中でワーストになるのは否めない。。。
公開時に桜井薬局セントラル劇場にて鑑賞、確か。
10本中4本目‼️
今回も前作同様、やりたい放題、アクション満載で描かれるのですが、今回は屈折した各キャラ同士の会話劇でドラマの醍醐味がぐーんと上がってますよね‼️特にビルとザ・ブライド、ザ・ブライドと娘の "愛" が底辺にあって、そこがVol.1と区別化されるところですね‼️ただトレーラーハウスでのエル・ドライバーとの女同士の闘いや、奇想天外な拳法が飛び出すアクションシーンも必見です‼️
アメリカ映画+カンフー映画
久し振りに観たのでレビューします。
前後編の後編に当たるVol.2ですが、前作よりシリアスになって、お下品度お下劣度が減ってます。
アメリカ映画ぽくなって西部劇のエッセンスがあるんだけど、カンフー色が濃厚です。
アメリカ映画とカンフー映画のブレンドって、珍しいし新鮮(笑)
カンフーって、カッコイイですよね!!
タランティーノのセンスにも感服です。
ダリル・ハンナとマイケル・マドセンが敵役で出てるけど、2人とも演技が素晴らしいな~。
マイケル・マドセンのファッションが、すごくカッコ良くて、
ボーリングシャツを着て、カウボーイハット、ジーンズ、ウエスタンブーツで、ロカビリーぽくてカッコイイ♪
ゼンデイヤを起用した続編の話があるけど、実現してほしい♪
アニメと実写の不思議な融合
タランティーノ過去作での定番。時間軸シャッフルでの振り返りを、アニメで描いていますが、実写部分とのミスマッチ感が否めません。
私は好きになれませんでした。
それと、前後編に分ける意味はあったのか…
と。
2015.6.22
ユマ・サーマンに敢闘賞と殊勲賞を!!
兎に角ユマ・サーマンが大変だったじゃろう。
チャンバラからカンフーまで良く頑張りました。
B級映画オタクのタランティーノの趣味の世界に付き合わされて…。
映画の評価としては別れる作品。明らかに前作よりは中身が濃くなってるけど、前作同様タランティーノに興味の無い人が観るとなんじゃこりゃ!ってなると思う。
個人的にはタランティーノまあまあ好きなので、まあまあでした。
19位/443 2021.05.22現在
難しいなぁ、、、、
面白かったです。
ただ、当時、Vol.1から
2の公開まで
期待しながら待ちすぎて
ハードルを上げすぎたかも。
面白いんだけど
期待したほどではなかったのは事実。
でも、面白いことは確か!
俺の語彙力よ、、、、
1の日本がたくさん登場するのが
とても良かったってのもある。
1と2で雰囲気が全然違う!
それがまた
タランティーノのすごいところ!
死ぬほど、頭いいんだろうけどバカ
そんな素晴らしい方。
2だけ単品なら
ここまで自分の評価は
高くないんだけど
やはりセットと言うことで。
でも、当時、好きすぎて
梶芽衣子さんの歌を
携帯の着信音にしてました。
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
キルビル2のあるある言いたい♫
キルビル2のあるある早く言いたい♬
キルビル2のあるある今から言うよ♪
五点掌爆心拳練習しがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→24歳
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→映画館
鑑賞回数→1回
記憶度→60%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→19位
洋画部門→16位
タランティーノ部門→2位
やりたい放題、趣味的ですらあります しかしそれは表面的なフリルに過ぎません 本作の本当の見どころは癖のある役者達を使って、それぞれ役の人間の中身、深み、背景をしっかりと表現しているところにあります
「今度いつ会える?」
「私の好きな70年代ソウルの曲の名だ」
ブライドの台詞は
When will I see you again?
その言葉は1975年のスリーディグリーズの大ヒット曲の曲名とそっくり同じだという意味です
邦題は「天使のささやき」
♪ウ~ウ、ハ~ア~の黒人女性三人組の甘いコーラスから歌い出される軽やかで爽やかな歌で自分も大好きな曲です
日本でも大ヒットしました
YouTubeで簡単に聴けます
このシーンの伏線が序盤の結婚式の予行演習でのオルガン弾き役のサミュエル・L・ジャクソンの台詞です
彼はルーファスと呼び掛けられますが、それは本当の名前かどうかわかりません
彼は過去に一緒に仕事をしたいたという連中の名前を答えるのですが、その先頭がルーファスだからです
単にいつものホラをいえよの軽口だったと思います
ルーファス・トーマス、ドレルズにドリフターズ
コースターズ、クール&ザ・ギャングにバーケイズ
どれもこれもブラックミュージックの超有名歌手やグループです
これはこうしたネタを使って大事なシーンを後で出すからアンテナ張っておいてねという監督からのサインです
vol.1 が画期的過ぎてどうしても本作は見劣りがしてしまいます
それどころか蛇足だとまで感じるかもしれません
でもキル・ビルはどちらかというと、実は本作のvol.2 が本編です
前作のvol.1 が何から何まで圧倒的だけれども、キル・ビルの物語としては膨らみすぎて分割された導入部でしかありません
だからタランティーノとしてはどうしてもvol. 2を撮らない訳にはいかなかった作品ということになります
やりたい放題、趣味的ですらあります
しかしそれは表面的なフリルに過ぎません
本作の本当の見どころは癖のある役者達を使って、それぞれ役の人間の中身、深み、背景をしっかりと表現しているところにあります
デビッド・キャラダインのビルが話す上記の台詞は正にそれです
彼が20歳代の頃、このような甘い曲を好んでいた青年であったという演出です
それもこの曲の名前に即座に反応するくらい熱中していたとわかります
続く二人の会話はビルの顔がバックミラーに写って表情を逃さず捉え続けているのです
マイケル・マドセンのバドの店のチンピラ店主に遅刻を叱られ口答えしたら、シフトをどんどん消されカウボーイハットまで貶されても文句ひとついわず、しおらしくギャビンカーに戻るシーンも素晴らしい
なんといっても本作で最高のシーンは、ビルの父親エステバンを演じたマイケル・パークスの演技だと思います
こころから感嘆しました
もし私が現役の頃に出会っていたら、
間違いなく、うちのナンバー1になってたよ
と彼はブライドにいうのですが、そのときウインクしているのです
もうこれには痺れました!
圧倒的な説得力のある演技と演出力です
アクションやケレン味の部分だけに目を奪われていてはなりません
タランティーノ監督の演出の実力は、深く心に刻まれるものです
タランティーノ恐るべしと!
「『おびただしい』って言葉好きよ」
バドのトレーラーハウスでのシーンが1番好きです(^-^) エンディングの曲もよかった♪、前作のキャスト達の名前も出ながら「ああ、復讐の旅が終わっちゃったなあ」としみじみしてしまいました・・。
前作とテイスト違いの復讐劇完結篇
残る3人のエージェントへの復讐心に駆られる女エージェント、ザ・プライドの姿を描いたバイオレンス作品の第2作目。
前作が大都会を舞台にしたアクションバイオレンス作品だったのに対し、今作は殺風景な荒野から始まるバイオレンスを控えめに、さらにはプライドとビルの関係性にも踏み込んだある種ラブストーリー的な要素も含んだ作品だった。
また作品の重要な部分とされている中国拳法の修行の件が特徴的で、パイメイの出で立ちを始め、コテコテのカンフー映画オマージュがシュールで笑える(例の如く元ネタがわからないが笑)
一作目の印象が強烈だった為、若干インパクトに欠ける内容と感じたが、トレーラーでのvsエル戦や五点掌爆心拳というらんまも真っ青の必殺技でビル戦を制すなどツッコミどころだらけなところが逆に面白くてよかった笑。
やっちまいな、いや、やっちまったな
Vol.1に比べてパワーダウンだが、それでも楽しい。オマージュ満載。
香港映画に捧げるタイマンが多かった。基本カンフー。
前作から日本刀は持っているが、今作はおまけでしかなく、そのおまけが良い調味料になってる。バドのトレーラーハウス内での決闘は、日本刀のシーンで爆笑。
ビルとの決闘も静かに終わるが、まさかの子ども登場なので仕方ないかも。
しかし見事なほどに忘れていたので、すべてが新鮮に観られました。
パイメイの役者がVol.1にも出てた人だとはね。
パイメイはふざけ過ぎな気もするけどね。
ドキドキ
前作を見られた方はご存知だとは思いますが、細かいツッコミは野暮です。
その上で次の瞬間、監督が何を仕掛けてくるか全くわからないので、なかなかドキドキする映画でした。
前作よりも観やすかったと思います。
ただ、悪ふざけ度は確実に上がっています。
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