「Vol.1と比較すると、物足りない部分もあるが、まあ楽しめる」キル・ビル Vol.2 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
Vol.1と比較すると、物足りない部分もあるが、まあ楽しめる
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脚本監督クエンティン・タランティーノによる 2004年製作(136分)のアメリカ映画。
原題または英題:Kill Bill: Vol. 2、配給:ギャガ・コミュニケーションズ、
劇場公開日:2004年4月24日
Vol.1の日本映画風?とは異なり、香港映画とマカロニ.ウエスタンの合体風で、前作の方が好みとは感じた。
主人公ユマ・サーマンがビルの弟(マイケル・マドセン)コテンパンにやられて、棺桶ごと地中に埋められるといい設定が、画像的にあまり好みでなかったということもある。そしてこのビル弟のキャラ設定が、過去服部半蔵から名刀を譲り受けたという人間ながら、今アル中で落ちぶれてしまっているというのも違和感を覚えてしまった。
とは言え、ダリル・ハンナ演ずる片目のブロンド髪の女は、強敵として憎たらしくてなかなか良かった。残ってた方の目玉を、主人公に潰される展開もGood。ラストを、vol.1と同じく梶芽衣子の『怨み節』でしめたのは嬉しい限りで、歌詞も良く合っている。
監督クエンティン・タランティーノ、製作ローレンス・ベンダー、製作総指揮ボブ・ワインスタイン、 ハーベイ・ワインスタイン、 エリカ・スタインバーグ、 E・ベネット・ウォルシュ、脚本クエンティン・タランティーノ、撮影ロバート・リチャードソン、美術種田陽平、 デビッド・ワスコ、衣装小川久美子、 キャサリン・マリー・トーマス、編集サリー・メンケ、音楽RZA ロバート・ロドリゲス、武術指導ユエン・ウーピン。
出演
ユマ・サーマン、デビッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン、ゴードン・リュウ、マイケル・パークス、サミュエル・L・ジャクソン。
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