劇場公開日 2006年2月11日

ジャーヘッドのレビュー・感想・評価

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4.5素晴らしいオチだ

2008年10月8日

笑える

怖い

知的

湾岸戦争をイギリス人で「アメリカン・ビューティー」や「ロード・トゥ・パディション」を手がけた名匠サム・メンデス監督が手がけました。

序盤はキューブリックの名作「フルメタル・ジャケット」のような展開。だが、そこにはベトナム戦争で描かれたほどの緊迫感はない。やがて戦地に主人公達は赴き、そこで湾岸戦争の実態というものが映像化される。

それがなかなかなんです。
ほんと、まじで。友達から最後がなかなかと聞いてましたが、ほんと、なかなかなんです。イギリス人らしいアイロニーとでも言うのでしょうか。してやられた気分。メンデスさん、やるね~。これは、湾岸戦争版「フルメタル・ジャケット」なんでしょうね。最後を観ながら、わたくし皮肉まじりの笑いを浮かべたのですが、背筋になにやら冷たいものが走りました。この監督さん、改めてファンになりました。

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あんゆ~る

3.5何気にすごい

2007年12月6日

興奮

知的

難しい

何気によくできてるんだな。文学的で詩的な映像に仕上がってる。劇中にも登場する『地獄の黙示録』や『ディアハンター』に匹敵する戦争映画の最高峰を目指したものの、湾岸戦争自体が(ベトナム戦争等に比べ)それほど劇的な出来事がなかったという現実を逆手に取った作品。だからストーリーは決しておもしろくない。それでもこの映画でしか出会えないシーンが多々ある。たぶん今後一生見ることのないような。

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