「惹き込まれる設定、粗いストーリー」インファナル・アフェア かつさんの映画レビュー(感想・評価)
惹き込まれる設定、粗いストーリー
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ハッピーエンドではない、どちらかというとバッドエンド、なんとも救われない結末・・。なかなか衝撃的でしたね。
2人のダブルフェイスが交錯する設定は面白かった。取引現場での両サイドの攻防戦、その後の裏切りの者に互いに迫っていく展開など、緊迫感があってよかった。派手な銃撃戦シーンのない香港ノワールものって珍しいですね。
ただ、ツッコミどころもいくつもあった。
・マフィア側の仕事を堂々と警察のデスクでやるラウ
・あげく、資料を置きっぱなしして、ヤンに正体がバレるラウ
・急に心変わりして善人を目指すラウ
・なんの前触れもなくウォン警視を警察の包囲網の中で殺してしまう軽率なサムファミリー
・極少数しか知らないウォン警視の居所にマフィアが大挙して現れたのに、ラウになんの疑いも持たない警察
途中から、そのストーリーの粗さの方が目についてしまったなぁ。。
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