「マフィアから逃れる」グロリア(1980) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
マフィアから逃れる
冒頭のニューヨーク空撮シーンにうっとり。今までのカサヴェテス作品とは違うぞ!という意気込みを見せつけられた思いだ。しかし、『レオン』にも影響を与えたと言われるプロットで、暴力的なところがあまり感じられない。牙を剥くギャングたちというよりも、残虐なグロリアを前面に出そうとしていたことがわかるのです。
徐々に彼女がギャングたちと友達ということもわかってきて、実は怖い女だったんだ!だけど子供に対しては愛情を持ってるよ!といった心理面を見事に描いてはいる・・・しかし、ギャングたち弱すぎ。ストーリーもずっと同じことを繰り返しているだけだし、墓場のシーンやタクシーにお金を払うグロリアの真似とか、靴下の伏線なんかがよかっただけ。一番痛いのは子供フィルの台詞棒読みだ。
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