ハリー・ポッターと炎のゴブレットのレビュー・感想・評価
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思春期の入り口
原作を読んだ時から違和感のある設定。
物語のための設定かと突っ込みどころも満載。
この後の原作も、急に世界観を広げて、やたらにいろいろな縛りをつけて、話をこねくり回して、悲壮感等や不可能感を出すための設定に振り回されて、拡散してしまい、ダイナミックさが失われていった。それでもスネイプ先生が気になって、最後まで読んだし、映画も観たけれど…。
マクゴガナル先生同様に思う。「なんでこんな危険な競技をあえて生徒にやらせる?」…これから対峙する戦いのための実習?だったら全員に訓練させないと。危険すぎるからと途絶えていたものをわざわざ復活させてまで。
今回、コロナ禍の中でのオリンピックを見ていて、なおさら思う。オリンピックは、その舞台のために日々の研鑽を続けていたアスリートのための場だった。けれど、この大会は違う。この3つの競技のために研鑽を研ぎ澄ましていたという伏線はない。無理くり設定。
そして、ラストに解き明かされる、ある教師の謎。なにそれ?というオチ。強いという鳴り物入りだが、そんな風に捕まっちゃうなんて…。
親友?違いに気づかないものなのか?マルフォイならともかく。しかも、ハリーたちがポリジュースを使ったような一瞬ではなく、あんなに長くともにいたのに。
しかもヴォデルモ―トの罠も周りくどすぎて…。ダンブルドア校長の庇護下にあるから普通に手が出せないという理由なんだろうけど…。
そして、ハリーの学校内での立ち位置。映画ではハリーの活躍に絞って映画化されているのに、原作でも、クディッチでも活躍するメンバーなのに、なぜ、ダンスパーティの相手選びに難航する?一般的な学校なら、サッカーで活躍する選手なら、モテモテなはずだ。ハリーが奥手でも、今の少年・少女なら自分から売り込みに来ると思うけれど。ハーマイオニーが側にいるから勘違いされたのかな?ちょっと設定に無理が…。原作でも、もてない理由は奥手だからで済まされていたような…。
(特に、5巻のロンのエピソードを思い浮かべるとなおさら?が飛ぶ…)
学校生活4年目。
学校以外の世界が入ってきた前作。でもまだそれはロンドン周辺のことだった。
一気に世界(といってもヨーロッパ)に拡がった今作。
そして、生徒達の、大人の仲間入りへの練習と世界が拡がる様子は微笑ましかったが。
淡い初恋。羨望・やっかみ、友情。喧嘩している真っ最中に対峙させられる”大切なもの”。(笑)。
マルフォイや、他の寮の人々が疑うならともかく、14歳にもなって(3年と+α毎日一緒にいて)、長年の友人であるハリーが自分で入れたと思うロンや同じ寮生には開いた口がふさがらないが、物語としてはよいアクセント。いつも一緒のお神酒徳利の初めての喧嘩?
ダンスパーティの相手探し。上記のように???が飛ぶが、二人でごそごそやっているさまがおかしい。スネイプ先生に睨まれることよりも重大な案件というのが、成長を感じるとともに微笑ましい。
ハ―マイオニ―の美しさ。あまりの美しさに、原作で”美しい”とされていたチョウやフラ―がかすんでしまった!!!ロンとハリーがハ―マイオニ―を意識する瞬間として満点。ハーマイオニーが、ロンやハリーを見るときのはにかんだ様子がまた良い。キュンキュン来る。
でも、一番目を見張ったのはロン。ちょっとやさぐれて。まさに思春期・反抗期まっただ中という出で立ち、表情。女の子は多少気になるはずなのに、ぼさぼさの髪。
まじめ堅物優等生のハ―マイオニ―。
いつも自分ができると思っている以上の難題にぶち当たり、成育歴からくる劣等感をひきづりつつも、必死に課題をこなさざる得ないし、かつダンブルドア校長や養父・シリウスに認めてもらいたい感もあって、結果優等生っぽく見えてしまうハリー。
それに比べて、ロンは期待もあまりされない四男坊、その他大勢に埋もれてしまいがちになってしまう立ち位置から、二人に比べて自由。多少不良化したってあの兄たちを手本に、あのお母さんなら大丈夫。そんな雰囲気が座っている様子からだけでもみてとれる。う~ん、凄い。
”活躍”という点では見劣りしてしまうが、等身大の少年としては一番自然で、この物語にリアリティを感じさせてくれる。
元々、ハリーたちの魔法学校入学から卒業までを日々を綴ると発表された物語。
彼らの1年の暮らしを、彼らの成長の様子とともに描き出されることが、そのスタイルのはずなのに…。
どうしてこうなった?ラスト「騒がしくない(何にも起こらない)年なんてないだろ(思い出し引用)」というように、読者の関心を集めるための、映画化前提の、無理くり設定にも見えてしまう。
こんなに大掛かりな設定にしなくとも、ファシズムが忍び寄ってくる様は描けると思うが、そんな地味な物語で読者を引き付けるのは、映画化するのは難しいということか。
と、原作から違和感ありまくりだが、この原作の映画化としては、よくまとめたなと思う。
さすがに4作目で、魔法のワクワク感は尽きた。競技もゲームをクリアするようで今一つ新しさはない。
けれど、アクションは派手になり、役者は頑張った。
ただ、私の再生機器が悪いのか、水中の映像は何が何やら、わからなかった。展開は原作を読んでいたのでついていけたけど…。
反対にラストのヴォデルモートとの対決は、闇夜でなんだかよくわからないだけに、緊迫感が増していて、原作で読んでいたにもかかわらず衝撃を受けた。
長大な物語の途中。
特に、後半部の序章として終わるだけに、この映画でカタルシスが得られるわけではない。
次の物語がわかっていれば予告のような終わり方にもできようが、それもできない。
なので、1本の映画としては不全感が残る。
監督の責ではないのだが評価は下がる。
ハッフルパフの希望
4作目にしてようやくハッフルパフ生徒が活躍。
セドリック・ディゴリー。
好青年です。
この話は表向きは3大魔法学校対抗試合&舞踏会、その裏でデスイーターがヴォルデモートを復活させる為の話。
ポートキーやムーディー先生の伏線が見事ですね。
ハリーポッターシリーズって「無駄なシーンが長いな」「魔法授業の話いる?世界観作るのは分かるけど...」とか思ってしまう人もいるかも知れませんが、全てに意味があります。
全部「この授業はこの為だったのか」みたいな感じになります。
それにしてもセドリック・ディゴリーは秘密の部屋辺りからチラチラ出しておくと最後のシーンがもっと感情移入してたかも。
うーん
対抗試合が特に面白くないんだよな〜
でも、ドラゴン戦はなかなか良かった。
ロバートパティンソンでてたのはびっくり〜
敵のボスが復活したくだりは、やっぱ男の子ならワクワクさせられるね。
長い上映時間の割に内容は普通でした。
成長物語♪
前回より、成長してますね😃
かわいいロンが、今回ちょっとひねくれてて残念💦💦💦
成長期の設定かしら?
相変わらずハーマイオニー、かわいい💕
生まれ変わるならなりたい✨
物語はいつも通り。
誰を信じるか。
ハリーポッターシリーズは子供の成長見てる様で感慨深い☺
どんどんストーリーが進んでゆく✨
衝撃的なエンディング!
第4作目。魔法学校対抗試合は、迫力満点!ストーリー的にも見応えある一作だ。
兎にも角にも、セドリック!男らしくて、やさしくて、セクシー。セドリックを前にすると、ハリーがまだ男の子に見えてしまうわ!
子供だった3人が青春を迎える。美しく成長したハーマイオニーがシンデレラのように階段を降りてくるシーンは、目が釘付けに!ハーマイオニーがドラムとダンスを踊るのを見てロンがヤキモチを焼いたり、ハリーが初恋にドギマギしたり、恋の一面があるのもいいね。
そして、衝撃的なエンディング!いろんな始まりを予感させ、5作目への期待が高まる。
例のあの人が遂に…。
全体的にドロドロして来て面白かった。
最後の例のあの人の復活はとても緊迫感がありドキドキした。
それにしてもハリーやハーマイオニーやロンのキャスティングは見事じゃね。
いい感じに成長しとるね。
原作よりはましだけれど
この巻の原作は 初の上下巻で 半分はクディッチのワールドカップで 半分は寮対抗競技大会。
こういう スポーツの実況を文字で読むつまらなさはもう耐えがたいほど。
映像の方がマシだと言えるが
それでもストーリー展開があまり好みじゃない。
ボーバトン魔法学校の事務員でもやらせていただけませんか?ふ~♪
人種も増え、お笑いキャラも増え、その上フランス娘とロシア男の学校も加わった。国際色豊かになり、ホグワーツ校内も明るく楽しい雰囲気となった。その分一人一人の描写が希薄になった感もあったけど、笑いの要素が増えたおかげで前半はかなりのめり込んでしまいました。
原作も読んだことないし、このシリーズもそんなに好きではなかったのですが、今回は良かった。14歳のハリーたちと17歳以上の選手たち。今までは子供向けの作品だと思っていたのですが、中学生が高校生に憧れて淡い恋心も見事に描写した、大人へのステップを1歩踏み出したかのような青春魔法ムービーとなっていました。
また、禁じられた3つの呪文が後半への伏線となって、今までにない魔法そのものの物語にもなっていたように思います。そして、「アブラカタブラ」という昔からよく耳にする呪文がとても怖いモノに感じてしまうのです。デフランコ・ファミリーの「アブラ、カ、タブラ」という名曲さえも怖くて聞けなくなってしまうじゃありませんか!(そんな歌知らない・・・でしょうね。ちなみにスティーブ・ミラー・バンドの「アブラカダブラ」という曲もあります)。かつては「恋の呪文」とか言われて、音楽に結構使われてたような・・・
「今年は双子が目立つ映画が多いな~」と呑気に構え、楽しく帰ろうと思っていたのに、最後にずしりと悲しいシーンがやってきた。しばらく立ち上がれないほど・・・ちょっと泣いてしまった。
70
2時間40分と長丁場だが、試合が三回戦まであることは序盤に知らされてるし、それぞれは端的にわかりやすいから退屈なく観れた。ロンやハーマイオニーの友情、愛情話も適度に描かれている。そして、ただの試合だけでなくラストに重要な場面も登場するので、本編としての見所もばっちり。死人も出るが、ただ死んで終わりという感じではなく、重く取り上げられているので、ファンタジーらしい誠実さも見られて好印象でした。
3つの種目
ハリーポッターシリーズ第4作。ここでは3つの種目でハリーが他の魔法学校のエリートと競い合う。本来選ばれてはいけないハリーがこの競技イベントに選ばれてしまう。最終局面では世にも恐ろしい あいつ が登場し、凄まじい戦闘を見せてくれる。
あの人が遂に…な4作目
再び監督が交代。
ハリーの髪型もダサくなった…
前作が凄く良かっただけに、ガッカリな作品。
原作自体が面白味がないからなのか?
監督の力量が無いのか?
なんか、みんな演技が下手になった感じがするし…
もっと笑わせようと思えば、笑えるようなエピソードがあったと思うんだけど…
そんで、イマイチよく判らないところもある…
ちなみに、このシリーズは本作から劇場で観るようになりました(どーでもいいけど…)
ってゆーか、ハリーは女の趣味が悪い…
学園色強い四作目
伝説の三大魔法学校対抗試合が再開され
試合の最中の学園青春ドラマが展開。
ヴォルデモード卿が復活する大きな作品なのに、主人公達のダンスの相手や青春時代の嫉妬や素直になれない行動等が大きくクローズアップされてるような印象。
【新キャラクター】
・ボーバトン校の美少女フラー
・ダームストラング校のスター、クラム
・ホグワーツの人気者セドリック
・新任教授アラスター(通称マッド-アイ)
・クラウチジュニア
ポッターを支えてるように見えてた先生がどこの場面から敵だったのか・・・
最後、一瞬の舌を舐める癖が出たときに、またもう一度見返したい思いにかられました!
ハリー達も四年生。14歳。
ロンも髪が伸びて、今時の中学生風。
学校行事で大事故
伝統ある学校行事で、生徒がもがき苦しむ話。その果てには…
学校の管理体制に疑問が生じるところだが、不思議と保護者からのクレームは無いようだ。前作では「保護者が嫌がる」という理由で人狼の先生が自ら辞職したのになぁー(笑)
毎年のように学校で問題が起こるのは、ハリーが問題児だからか⁉️
あと、新しく来る先生にロクなのがいない!
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