「闇の時代、幕開け」ハリー・ポッターと炎のゴブレット Ken@さんの映画レビュー(感想・評価)
闇の時代、幕開け
AppleTVのレンタルで久々に鑑賞。
ついに闇の帝王が本格的に動き出し、ハリーにとってターニングポイントとなる作品になっています。
三大魔法学校対抗試合に出場する2つの他校はどちらも魅力的で、これまで以上に生徒や先生同士の交流が深まっている場面が多かったです。特に、クリスマスのダンスパーティでは恋愛描写が導入されているなど、青春要素が強調されていました。また、ハリーたちが挑む3つの課題は、与えられたヒントから困難を乗り越えていくゲームを進めているようなドキドキ感がありました。
ホグワーツ生も他校に負けない活躍を見せており、中でもセドリックの優しさに共感できました。「勝手にゴブレットに名前を入れたのでは?」と周りから疑われているハリーに対しても素直に接し、ハリーと一緒に困難を乗り越えようとする姿勢が素晴らしかったです。
ただ、個人的に前半のクィッディッチワールドカップの試合が描かれていなかったのが残念でした。2時間半の尺があるぐらいなら、せめてダイジェストだけでも見たかったです。
それでも、やっと物語が大きく進み始めたことを実感できた4作目になっていました。
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