「I love magic. いやー、青春だなぁ。」ハリー・ポッターと炎のゴブレット アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
I love magic. いやー、青春だなぁ。
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公開当時に劇場で観た時には面白かった記憶があったのですが、久々に観ると「あれ?」ってなりました。やっぱ映画館で観る迫力とTV画面とは違うんだなぁ。迫力があると粗いストーリーも許せたりするのです。それこそ映画のマジックですね。
長い原作をざっくりはしょっての映画化なので話が飛んでる印象を受けるのは仕方ないでしょう。でもハリー達3人が大きくなって思春期を迎えているのが何だか微笑ましかったです。なんかね、互いに意地はったりしちゃってて、でも互いをとっても意識しちゃってて。うーん、ティーンエイジャーだぁって感じでした。いいよー、青春。
今回の監督マイク・ニューエルは「モナリザ・スマイル」も「プリンス・オブ・ペルシャ」も好きなのですが今作はイマイチな印象です。画面もずーっと薄暗いしストーリーも薄暗い。試験のシーンにしろ、ダンスパーティーのシーンにしろ、メインにいくまでが長くってメインの見せ場が割りとアッサリなんですよね。原作未読ですがこんな感じなんですかね?ツッコんでも仕方ない所ですが、14歳の子供にドラゴンと戦わせたり、水中に沈めたりとガチ危険な目に合わせてるホグワーツどないやねん!っと思ってしまいます。
今作で宿敵ヴォルデモードが復活してダークな色合いが増してきたハリポタ・シリーズ。ちょうど転換期な感じですが、この辺りで脱落した人多かったろうなぁっと思える4作目でした。
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